現実逃避は前向きに。

ウクレレ&ドラマ大好き主婦の徒然日記

初心者からの独学ウクレレ3〜飽きないように練習する

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ダメって言われてることをやってみた 

初心者用の超簡単なソロ曲を完成させられない。というか、何度弾いても完成する気がしないのです。だって指が思うように動かないんだもん。

ギター挫折の記事や前回の記事を読んでいただいた方がいらっしゃれば、そろそろお気づきかと思いますが、そう、私には根気がないのです。さらに、飽きっぽいという事実も判明したようです。出来もしないのに、同じ曲を何度も何度も弾き続けることに耐えられません。

自分でもびっくりしました。私って根気がなくて飽きっぽかったんだ!そっか!

 

そこで考えたある作戦。それは「“ある程度”弾けるようになったら次の曲に行く」というもの。ちなみに、巷のウクレレ講座的なサイトでは「一曲をしっかり仕上げてみましょう」とか「中途半端に次から次へと曲を変えるのは良くない」とか、そんな教えを目にします。ギター経験者の旦那にも、「とりあえず一曲頑張って完璧にするのが一番だよ。自信もつくしね」と言われたことがあります。私のやってることって、真逆だよね( ̄▽ ̄)

でも敢えて、私は私の意思で「ダメと言われたこと」をやってみる。

 

私の考えた作戦のポイント。それは教則本的な楽譜は徐々に難易度が上がっていくという点です。

「課題曲1」をどうにか最後まで通せるようになる

 ↓

次の「課題曲2」はもっと難しい

「課題曲2」を練習することで今より少し上達するはず!

  ↓

これを続けていけば「課題曲3」や「課題曲4」の曲を練習し終わった頃に再び「1」に戻れば、最初に弾いた時よりも上手に弾けるはず!

…という理論です。…どうでしょう?

つまりは、とにかくいろいろ弾いてみながら「ウクレレという楽器に慣れる」という作戦です。ちなみに「難しい」と感じたところは何度か練習してみます。(飽きない程度に)

その方法で、現在は課題曲21曲目まで弾くことができています。仕上がり具合はイマイチですが、今の私が課題曲1を弾いたら、当然最初の頃よりも上手く弾けます。(たまに、これまでにやった課題曲を何曲か弾いてみて、上達具合を確認しています)

正直、どれも仕上がり具合はイマイチで、暗譜できてる曲はありません。誰かに聴かせられるようなレベルの曲も一曲もありません。気に入った曲は弾く回数が多いので、ちょっとはマシというレベル。でも正直、その程度でもいいんじゃないか、とも思ってます。別にプロになるわけでもないし、発表会とかあるわけでもないので。の〜んびり、気楽なものです。

 

「独学」を選んだわけ

私がピアノをやっていた頃に嫌だったのは、先生のOKが出るまで同じ課題曲を練習しなければいけなかったことです。そういう練習は嫌いでした。課題曲は練習せずに、自分の好きな曲を弾いたりしていました。課題曲は、ピアノ先生のところへ行く前に30分くらいぱぱぱっと練習して、それでなんとか(先生的には渋々)クリア。でも幸いなことに、それで先生や親から叱られるということはなく、だからこそずっとピアノは好きだったし、この歳になっても音楽が大好きでいられるんだと思います。

 

ウクレレを始めた時に「独学」を選んだのは、ウクレレを「やらなければいけないこと」にしたくなかったから。ウクレレ教室の先生に聞いてもらうために、練習しなきゃ!となるのが嫌だったのです。(あとはお金。…大事ですよね)

好きではない曲、好きな曲でもアレンジが好みではない、難しすぎて弾く気にならない…色々あります。これを真面目に絶対クリアしなきゃ、あ〜でもしんどい…となると、もうそれは「音楽」ではなく「音が苦」。…ダジャレのようですが、そう思うのです。

 

好きな時に好きな曲を好きなように弾く。あぁ、なんて楽しいんだろう♪

ウクレレの優しくて可愛らしい音に癒されながら、自分が楽しんで弾いて歌って…拍手喝采(幻聴)笑。

 洗濯しなきゃ、掃除しなきゃ、ウクレレもしなきゃ…なんて耐えられない。

ウクレレをするために、早く家事を済ませなきゃ!」

これが理想です。

 

飽きないように工夫するのが、続けられるコツ

ソロの練習方法は、上記の通りの方法で2・3曲ずつ課題曲を抱えるようになりました。でも続けていくうちに「私、何やってるんだろう」って気持ちになってきたのです。上手く弾けない自分に嫌気がさすっていうんでしょうか。行き詰まってしまうのです。(これはたぶん、一曲ずつ練習しても同じだったと思います)

 

そこでちょうど良かったのが、弾き語りでした。

自分で買った弾き語りの楽譜と旦那が持っていたギター用の楽譜とで、コードが簡単そうなものから挑戦しました。ソロの練習を頑張っていたので指が少し慣れてきて、以前は難しいと感じたコードも弾けるようになっていました。ある程度、初心者コードを弾けるようになって、思い切ってジャカジャカ派手に弾くと「それっぽく聞こえる」「まるでウクレレが弾ける人みたい」になれるんです。たどたどしい演奏しかできないソロでは、体験できなかった感覚でした。

これはまさに「ウクレレが初心者でも楽しくできる」という魔法。

ここに来て、そんな魔法にかかってしまったのです。音楽って楽しい!

 

でも弾き語りも、何度も同じ曲を弾いていると飽きてくるのです(ホントダメなヤツです)。違う曲をするにも、さらに難しいコードが出てきてしまう。難しいコードを押さえるには、手がそのコードのフォームに慣れる必要があると思います。だから、どんなに練習しても1日2日では無理、限界があるのです。何日も何週間も練習して、指にその形を覚えさせて、やっと弾けるようになるんだ…と自分的にはそう解釈しています。かと言って、同じコードをずっと練習し続けるのも好きではない。

 

そこで、またソロの練習に戻るわけです。

ちょっと弾き語りに飽きてきた頃にやると、新鮮に感じます。曲のレベルが上がると難しいコードやちょっとした小技も出てきますが、ウクレレという楽器自体に慣れてきているので、以前よりも頑張れる気がするのです。そうして、今まで無理だと思っていた弾き語りの曲も少しずつ弾けるようになっていきました。

 

ソロ+弾き語りで気分転換とレベルアップ

ソロの練習でタブ譜を読めるようになると、弾き語りでイントロなどにも挑戦できるようになります。そういった点でもソロでの練習が弾き語りに役立ちます。

逆に、弾き語りをしているとだんだんとコードを覚えてくるので、ソロでタブ譜を見る時にいちいち線の上の数字を読まなくても、線の上に書かれたコード名を見ただけで指が動くこともあり、タブ譜を読むのが早くなりました。

両方を練習することで気分転換にもなり、相乗効果的に上達できると感じています。我流の滅茶苦茶なやり方かもしれませんが、自分に合った練習方法を考えるのも、飽きずに続けるコツかなと思います。

もちろん、歌が下手、自信がないという方も問題ありません。だって、私たちのステージは家の中。誰に聞かせるわけでもありません。もし歌うのが嫌なら、家族に歌ってもらっても楽しいかもしれませんね。

 

最初に楽譜を買った時、店員さんに「ソロにしますか、弾き語りにしますか」と聞かれて、両方を選択して良かったなと。どっちかに絞っていたら、行き詰まるか飽きるかで、今頃ウクレレも押入れの奥かもしれません。

 

次回は、私がウクレレをしていて楽しいと思ったポイントをご紹介します。

初心者からの独学ウクレレ4〜ウクレレの楽しさ - 現実逃避は前向きに。