こんにちは!malcoです。
この記事はウクレレのすすめシリーズとして、ウクレレを始めようかと悩んでいる方に、40歳で初心者からウクレレを始めた私のリアルをお届けしています。
前回の記事はこちら!
飽きないように練習する作戦
飽きっぽくて根気がない私
初心者からウクレレを始めた私でしたが、初心者用の超簡単なソロ曲を完成させられないでいました。
というか、何度弾いても完成する気がしないのです。
だって指が思うように動かないんだもん。
これまでの記事を読まれている方はそろそろお気づきかと思いますが、そう、私には根気がないのです。
さらに、飽きっぽいという事実も判明したようです。
出来もしないのに、同じ曲を何度も何度も弾き続けることに耐えられません。
自分でもびっくりしました。
私って根気がなくて飽きっぽかったんだ!そっか!
習うより慣れろ
そこで考えたある作戦。
それは、“ある程度”自分で満足したら次の曲に行く、というもの。
ちなみに、巷のウクレレ講座的なサイトでは「一曲をしっかり仕上げてみましょう」とか「中途半端に次から次へと曲を変えるのは良くない」とか、そんな教えを目にします。
ギター経験者の旦那にも、「とりあえず一曲頑張って完璧にするのが一番だよ。自信もつくしね」と言われたことがあります。
これってダメって言われてることの真逆なのかも。
でも敢えて、私は私の意思で「ダメと言われたこと」をやってみる。
《作戦のポイント》
教則本的な、楽譜は徐々に難易度が上がっていきます。それを利用します。
- 「課題曲1」をどうにか最後まで通せるようになる
- 次の「課題曲2」はもっと難しい
- 「課題曲2」を練習することで今より少し上達するはず!
これを続けていけば「課題曲3」や「課題曲4」の曲を練習し終わった頃に再び「1」に戻れば、最初に弾いた時よりも上手に弾けるはず…という理論です。
どうでしょう?
つまりは、とにかくいろいろ弾いてみながら「ウクレレという楽器に慣れる」という作戦ですね。
ちなみに「難しい」と感じたところは何度か練習してみます。(飽きない程度に)
単純バカっぽい作戦でしたが、その方法でどんどん進み、課題曲21曲目まで弾くことができました。
仕上がり具合はイマイチですが、課題曲21曲目の私が課題曲1を弾いたら、当然最初の頃よりも上手く弾けます。(たまに、これまでにやった課題曲を何曲か弾いてみて、上達具合を確認しています)
正直、どれも仕上がり具合はイマイチで、暗譜できてる曲はありません。
誰かに聴かせられるようなレベルの曲も一曲もありません。
でも正直、その程度でもいいんです。
だって別にプロになるわけでもないし、発表会とかあるわけでもないので。
の〜んびり、気楽に、楽しんだもん勝ちです。
ソロに行き詰まったら弾き語り、弾き語りに飽きたらソロ
ソロの練習方法は、上記の通りの方法で2・3曲ずつ課題曲を抱えるようになりました。
でも続けていくうちに「私、何やってるんだろう」って気持ちになってきたのです。
上手く弾けない自分に嫌気がさすっていうんでしょうか。行き詰まってしまうのです。(これはたぶん、一曲ずつ練習しても同じだったと思います)
そこでちょうど良かったのが、弾き語りでした。
弾き語りは、コードさえあればOK。専用の楽譜なんて要りません。
私の場合は、自分で買った弾き語り楽譜と旦那が持っていたギター用の楽譜とで、コードが簡単そうなものから挑戦しました。
ソロの練習を頑張っていたので指が少し慣れてきて、以前は難しいと感じたコードも弾けるようになっていました。
ある程度、初心者コードを弾けるようになって、思い切ってジャカジャカ派手に弾くと「それっぽく聞こえる」「まるでウクレレが弾ける人みたい」になれるんです。
たどたどしい演奏しかできないソロでは、体験できなかった感覚でした。
これはまさに「ウクレレが初心者でも楽しくできる」という魔法。
ここに来て、そんな魔法にかかってしまったのです。音楽って楽しい!
でも弾き語りも、何度も同じ曲を弾いていると飽きてくるのです(ホントダメなヤツです)。
違う曲をするにも、さらに難しいコードが出てきてしまう。
難しいコードを押さえるには、手がそのコードのフォームに慣れる必要があると思います。
だから、どんなに練習しても1日2日では無理、限界があるのです。
何日も何週間も練習して、指にその形を覚えさせて、やっと弾けるようになるんだ…と自分的にはそう解釈しています。
かと言って、同じコードをずっと練習し続けるのも好きではない。
そこで、またソロの練習に戻るわけです。
ちょっと弾き語りに飽きてきた頃にやると、新鮮に感じます。
曲のレベルが上がると難しいコードやちょっとした小技も出てきますが、ウクレレという楽器自体に慣れてきているので、以前よりも頑張れる気がするのです。
まさに、習うより慣れろ。
そうして、今まで無理だと思っていた弾き語りの曲も少しずつ弾けるようになっていきました。
ソロ+弾き語りで、気分転換とレベルアップの相乗効果
ソロの練習でタブ譜を読めるようになると、弾き語りでイントロなどにも挑戦できるようになります。
そういった点でもソロでの練習が弾き語りに役立ちます。
逆に、弾き語りをしているとだんだんとコードを覚えてくるので、ソロでタブ譜を見る時に、上に書かれたコード名を見ただけで指が動くこともあり、タブ譜を読むのが早くなりました。
両方を練習することで気分転換にもなり、相乗効果的に上達できると感じています。
我流の滅茶苦茶なやり方かもしれませんが、自分に合った練習方法を考えるのも、飽きずに続けるコツかなと思います。
もちろん、歌が下手、自信がないという方も問題ありません。
だって、私たちのステージは家の中。
誰に聞かせるわけでもありません。
もし歌うのが嫌なら、家族に歌ってもらって、自分は伴奏に徹するのも楽しいかもしれませんね。
最初に楽譜を買った時、店員さんに「ソロにしますか、弾き語りにしますか」と聞かれて、両方を選択して正解でした。
どっちかに絞っていたら、行き詰まるか飽きるかで、今頃ウクレレも押入れの奥かもしれません。
次回は、私がウクレレをしていて楽しいと思ったポイントをご紹介します。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。