こんにちは!malcoです。
この記事では、ウクレレのすすめシリーズとして、ウクレレを始めようかと悩んでいる方に、40代で初心者からウクレレを始めた私のリアルをお届けしています。
★前回の記事はこちら!
初心者ながら、ソロと弾き語りの両方を練習するようになった私。
ソロの方が難しいと感じていたのですが、弾き語りにも挑戦しがいのある楽しい課題が見つかったのです。
一番楽しかったのはストローク
何を楽しいと感じるかは個人差がありますが、私にとって一番楽しいのはストロークの練習でした。音楽最高!な気分になれるのです。
これまでこの記事では、コードが難しいとか指が大変だとか、そんな事ばかり取り上げてきましたが、もちろんウクレレは楽しいものなのです。
なぜ楽しいのか。それは、自分で好きなように音楽を奏でることができるから。
そのためには「音を出す」という行為にプラスして、リズムを取ることも重要になってきます。
そのリズムの要がストローク(コードを弾くときの右手の演奏方法)なのです。
特に弾き語りではストロークがカッコ良くできると、なんだかとっても上手に見えてしまうのです(*゚∀゚*)
ストロークの上達を目指す上でとても頼りになったのが、ガズさんの「簡単ウクレレ教室 GAZLELE」というウクレレ弾き語り専門のウェブサイトです。
こちらのサイトの弾き語り動画は数百曲におよび、全て初心者用の簡単なコードにアレンジされています。
そして、その多くの曲に「初心者簡単バージョン」と「かっこいいバージョン」が存在します。
「初心者簡単バージョン」は、4拍子でストロークをする簡単なもの。
「かっこいいバージョン」では8ビートや16ビートなどを使い、かっこよくアレンジされています。
私が注目したのは「かっこいいバージョン」。
動画を見た瞬間に「やりたいやりたい!絶対やりたーい!」となり、その日からストロークの特訓が始まりました。
各ビートのリズムの取り方やストロークの細かいやり方、歌う時のコツなど様々なことは、ガズさんのサイトにたくさんアップされています!
カッコ良く弾くには、コツコツ地味な努力あるのみでした。
でも、できた時の喜びと達成感はハンパない!
今まで出来なかったことが出来るようになるって、本当に素晴らしいです。
楽器を弾きながら歌うことの「難しいが故の楽しさ」と「リズムと自分との一体感」を少し感じられた気がします。
「独学」を選んだわけ
私が学生時代にピアノをやっていた頃。
嫌いだったのは、先生のOKが出るまで同じ課題曲を練習しなければいけなかったことです。
そういう練習は嫌いでした。
課題曲は練習せずに、自分の好きな曲を弾いてました。
課題曲は、ピアノ教室へ行く前に30分くらいぱぱぱっと練習して、それでなんとか(先生的には渋々)クリア。
でも幸いなことに、それで先生や親から叱られるということはなく、だからこそずっとピアノは好きだったし、この歳になっても音楽が大好きでいられるんだと思います。
ウクレレを始めた時に「独学」を選んだのは、ウクレレを「やらなければいけないこと」にしたくなかったから。ウクレレ教室の先生に聞いてもらうために、練習しなきゃ!となるのが嫌だったのです。(あとはお金。…大事ですよね)
好きではない曲、好きな曲でもアレンジが好みではない、難しすぎて弾く気にならない…色々あります。
これを真面目に絶対クリアしなきゃ、あ〜でもしんどい…となると、もうそれは「音楽」ではなく「音が苦」。
ダジャレのようですが、そう思うのです。
好きな時に好きな曲を好きなように弾く。あぁ、なんて楽しいんだろう♪
ウクレレの優しくて可愛らしい音に癒されながら、自分が楽しんで弾いて歌って…拍手喝采(幻聴)笑。
洗濯しなきゃ、掃除しなきゃ、ウクレレもしなきゃ…なんて耐えられない。
「ウクレレをするために、早く家事を済ませなきゃ!」
これが理想です。
簡単そうに見えて奥が深いウクレレの世界
正直なところ、私は成長が遅い方だと思います。
要領が悪いのか、センスがないのか、それともソロと弾き語り両方を中途半端にやってるからなのか…。
まぁ、でも成長具合も人それぞれでOK。
正直、私は弦楽器には向いてないなと思う時があります。
だって、指が短くて太くて不器用だから。
こんな不器用で、根気がなくて、飽きっぽい私でも続けられているのは、やっぱりウクレレが始めやすくて優しい楽器だから(易しいではありません)。
始めやすくはあるけれど、しばらくすると決して簡単ではないことが分かります。
だからこそ楽しいんだなーと、最近は思います。
簡単すぎると飽きるのも早いです。
練習してできるようになった時の達成感と喜び。
この歳になってこんな形で味わうことができるなんて、感動と感謝しかありません。
コツは、とりあえず毎日触ってみること。
最初はとにかく好きな曲を好きなように弾けばいいと思います。
できるだけ簡単な楽譜を見つけて。今はYouTubeという便利なものもありますから。
そして「この曲を弾いてみたい」とか「こんな風に演奏したい」っていう目標を持つことだと思います。
もっと上手くなりたいと思ったら、その時に上達の方法を考えたり、基礎練をしてみたり、教室に通ってみても遅くないです。
ただ「やらなきゃ」と漠然と取り組むのと、自分で「上手くなりたい」と明確な目標を持ってやるのとでは全然違います。
まずは「楽しむこと、ハマること」それが一番!
音楽は楽しむものですから!
以上、私が40歳で初心者から始めた独学ウクレレの軌跡を、感想を交えてお届けしました。
長々とした駄文を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
この記事を見て、ウクレレをやってみようかなと思っていただいたり、押入れで眠っているウクレレを出してみようかな〜なんて方がいてくれたら嬉しいです。