こんにちは!malcoです。
「ミステリと言う勿れ」第12話(最終回)が放送されました。
以下、ネタバレを含む感想です。
視聴がまだの方はご注意ください。
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ネタバレ感想
最終回は、整(菅田将暉)が新幹線で出会った女性の手紙の暗号を解く話と、我路(永山瑛太)が辻浩増(北村匠海)を捕まえて事情を聞くという、二つの話でした。
まずは整の暗号解読について。
新幹線の席に座っていただけ。そこからほぼ動くことなく繰り広げられた話なのに、すごくハラハラできました。
イラストに隠された暗号を一つ一つ解読していく度に、不穏な空気が濃くなっていく。
あの不気味さがスリリングで良かったです。
それにしても、紘子(関めぐみ)のDV父さんは、お母さんがイラストを描くのは許したんだなぁ。
ロープとか両足とか、どう考えても「そんなの描く?」って絵も混じってて、疑われなかったのが不思議でした。
いや、ひょっとして。疑われたから殺しちゃったとか?
うーん…。
最後のデッキでの高畑淳子さんが怖かったです。
このまま二人の母と娘の人情話だけでは終わらない雰囲気だな、とは思っていましたが。
まさか結託して殺していたとは。
そんで、それをわざわざ手紙に書くってのは、どんな心境だったのかなぁ。
いろいろと想像力を働かせなければいけない話でした。
バージンロードはお母さんと歩いても良いと思います。
新婦が父親と歩くのは、女性が男性の所有物のように扱われていた大昔の名残ではないかと、個人的には思っています。
なので、現代の価値観には合わない風習というイメージです。
後半は我路くんが中心のお話。
愛珠(白石麻衣)のことや、玄斗(千原ジュニア)と浩増の歪んだ親子愛が描かれました。
浩増は玄斗の遺体を警察に探しに来て欲しくて、玄斗が殺されていたという真実を暴いて欲しくて、殺人鬼と化していたのでした。
掘り返した時点で110番すれば良かったのにね。
親子ともども、かなり歪んでいました。
我路が浩増をブチ殺してしまうんじゃないかと思いましたが、警察に引き渡してくれて良かったです。
「無差別連続殺人なんて不愉快極まりない」と浩増に報復のような仕打ちをし、その一方で煙草森(森下能幸)のことを「あれは人じゃない」と言って殺してしまう。
我路くんの恐ろしさを、ひしひしと感じました。
危うすぎるダークヒーローのような、不思議なキャラですね。
最後に牛田(小日向文世)の手帳と証拠のペンが届いて、見事に第5話と繋がりました。
牛田がもっと早くに真実を明るみにしていたら、ジュートの事件は起きなかったのでしょうか。
誰かの些細な行動が、全く関係のない場所で思いもよらない現象を引き起こしている。
バタフライエフェクトのように感じられて、おもしろかったです。
それにしても、猫田さん(松本若菜)は生きていて良かったなぁ。
お腹を刃物でグルッとされて、出血もひどかったのに、よく大丈夫でしたよね。
猫田が生きていてくれたおかげで、風呂光(伊藤沙莉)は刑事を続けることができたのだろうと思いました。
風呂光が猫田の病室から出て、池本(尾上松也)から電話を受けて第4話に繋がったのですが、その後すぐに浩増の取り調べのシーンで、第4話と第5話の時間差が一瞬すぎてビックリでした。
最終回なのに、カウンセラーの鳴子という新キャラが出て来ました。
我路は今度は鳴子に目を付けました。
玄斗・浩増親子と同じく、この人もヤバそうな印象。
患者に指輪を渡しているようです。
浩増がつけていたラピスラズリの指輪を整に送り、愛珠の指輪を持って整に会いにいく。
この時間差もあっという間だったなぁ。
というか、会いに行くんなら、わざわざ指輪を送る必要があったんだろうか。
んで、あからさまに「続く」状態で終わってしまいましたよ?
これはもうシーズン2に期待するしかないですね。
映画とかスペシャルはやめてほしい。(フジテレビは前科がたくさんあるんだけど…)
1シーズンかけてじっくり観たいドラマです。
早くしないと、菅田さんが大学生に見えなくなっちゃうよ。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
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