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「コントが始まる」第5話 ネタバレ感想 マクベスの決意。悩んで苦しむ期間も人生には必要

こんにちは!malcoです。

「コントが始まる」第5話が放送されました。

以下、ネタバレ含む感想です。

視聴がまだの方はご注意ください。

 

www.ntv.co.jp

 

★第4話の感想はこちら!

www.maemuki-malco.com

 

ネタバレ感想

今回のコントは「カラオケボックス」でした。

マクベスの解散問題が主なストーリー。

そして予定通りの6月解散が決定してしまいました。

はぁ。観ていてつらかったです。

前回、真壁先生(鈴木浩介)が言っていた「別次元の苦しみ」に足を踏み入れたかのような回でした。

そして、芸能人や芸人のあり方とか、そんな事まで考えてしまう回でした。

 

私も若かりし頃は夢を追いかけた時がありました。

その時は自分が頑張っていると思っていました。

周りのみんなが遊んでいる時に、私は夢を掴むために時間を費やし、黙々と努力をしていたつもりでした。

しかし今考えると、私は自分のやりたいことをやりたいようにやっていただけで、夢を掴むための努力と呼べる行動ではなかったのだと思います。

そんな事を思いながら、マクベスの3人を歯痒い気持ちになりながら見ていました。

 

自分たちの努力だけは報われると思っていた春斗(菅田将暉)。

自分の意思でははなく、他の人の意見に左右されがちな潤平(仲野太賀)。

一緒にいるのが楽しいからマクベスを続けたい瞬太(神木隆之介)。

今回、奈津美の元彼・勇馬くんが出てきましたが、彼の「高校からずっと一緒にいるから時間止まってんじゃねぇの」って言葉で、なんだか腑に落ちました。

カチンとくる言葉ではありますが、その通りのように思います。

だからあんなに楽しそうなんですね。

勇馬からの仕事の依頼を断った春斗。

同情じゃなく実力で仕事を掴みたいとか、同情で仕事をもらっても対等じゃないとか、気持ちは分かりますけど。

特に同級生ですからね、見下されてると思って腹を立てるのも分かります。

でもねぇ。

たとえ同情が含まれていたとしても、勇馬の好意は本物のように感じました。

彼は苦しい時にマクベスを見て頑張ろうと思えたわけで。

誰かを元気付けられたのは、それはそれですごい事なんじゃないかと思うんですよね。

元気付けてもらえたから、仕事を頼みたいってなったわけで。

決して、道楽で「お前ら仕事ねーんだろ、俺に感謝しろよ」と金を投げてよこすような、そんな気持ちではないと思うんですよ。

それこそ何かを成し遂げるためには、人脈や運だって必要だし。

そういうのを、ラッキーって思ってちゃダメなんだけど、チャンスだと考えることはできなかったのかなぁ。

春斗はプライドの高さがネックになっている気がします。

そういえば、潤平から「見下されてる」と言われてましたが、中浜さん(有村架純)にも言われてしまいましたね。

私なら、同時期に同じようなことを別の人から言われたら、ショックでしばらく立ち直れないかも。メンタル弱いので。

しかしこれが、春斗が自分自身を見つめ直す機会になれば良いですね。

 

潤平が、バイト先にやってきた後輩の同僚に「なんか面白い事やってよ」と言われた場面もキツかったですね。

あの客の意地悪さがヒシヒシと伝わってきました。

しかし芸人たるもの、そういう場面にも対応できないといけないんですよねぇ。

あのシーンで、芸人という仕事について少し考えさせられました。

芸人って人を笑わせる仕事ですが、笑うって言っても、いろんな笑いがありますよね。

芸人は「笑わせてる」のか「笑われてる」のか微妙だと思うことがあると、もともと感じていたのですが。

話は逸れますが、私は出川哲郎さんが好きなんですけど、昔は大嫌いだったんですよ。

あのリアクション芸ってジャンル自体が「意味あるの?」って思ってて。

ブラックな企業に勤めていたとき、帰宅してから深夜番組をよく見ていて、そこでてっちゃん(出川さん)がよく出ていました。

番組の内容は全然覚えてなくて、多分くだらない事なんですけど、なんだか深夜の疲れた私にはそのしょうもなさが、すごく笑えて。

疲れ果てて仕事で嫌な思いをいっぱいして、そんな状態でも笑えるのが本当にありがたかった、というのもあるんですけど。

くだらない事なのに体を張って、怪我をするかもしれないのに、痛い事や怖い事をわざわざやって、嫌ならやめればいいのに「やめろやめろ」と言いながら、それでも笑いを取るためにやって、それを必ず笑いに変える。

そういう精神というかプロ根性に、元気付けられたんですよね。

あぁ、てっちゃん今日も体張って頑張ってるなぁ。私も頑張ろう、みたいな。

今回、そんな事を考え直してしまって。

くだらなかったり、人からバカにされるような事をやってるんですけど、彼らは「笑われてる」んじゃなくて、誰かを「笑わせる」ために「笑われてる」んだなぁ、と思いました。

だからって、潤平があの場で笑われれば良かったって事でもないんですけど。

10年も続けていれば「疲れた」ってなるのも分かります。

 

瞬太は純粋に楽しくて、マクベスが好きなんだと伝わってきました。

2人の真ん中で寝たいってのも可愛かったです。

中浜さんに負けないマクベス愛ですね。

瞬太の事を考えると、マクベスはなくなってほしくないなぁ。

一番子どもっぽい印象だった瞬太ですが、春斗と潤平の結論を静かに受け入れる所に、彼の懐の深さを感じて泣けました。

 

あ〜解散するのかぁ。

残念でなりません。

解散問題であれこれ悩んだ3人。大喧嘩もして傷ついて。

でも、これはこれで必要なのです。

この先どんな道を歩むにしてもね。

苦しむ期間も人生には必要で、そこで何がいけなかったのか考えたり、冷静に自分や他人について見直したり、誰かの凄さを思い知ったり、誰かの優しさに救われたり、そんな経験をしながら、立ち直れる自分を手に入れること自体が、今後の人生の糧になっていくのではないかと思います。

次回は、解散を決めたマクベスのその先と、先に進めない中浜さんと、部屋を出ていくことになったつむぎ(古川琴音)が、それぞれに歩む道を探す話になりそうです。

まだまだ苦悩は続きそうですね…。

 

 

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。

 

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