こんにちは!malcoです。
「不適切にもほどがある!」第3話が放送されました。
以下、ネタバレを含む感想です。
視聴がまだの方はご注意ください。
★前回の感想はこちら!
ざっくりあらすじ
突然、またトイレから昭和に戻ってしまった小川(阿部サダヲ)。自宅に戻ると、純子(河合優実)と友人たちがテレビのバラエティ番組に出演することになっていた。未成年者は保護者同伴が必要なため、小川とサカエ(吉田羊)も同行することに。番組が始まり、アダルトな演出が多い番組の中で、純子が好奇の目に晒されるのではないかと気を揉む小川。
一方、令和では渚(仲里依紗)と秋津(磯村勇斗)が、タイムマシンの開発者・井上(三宅弘城)と会っていた。過去が改竄されてしまうと未来が変わってしまう危険性について説明をする。タイムパラドックスが生じると、ビリビリすると話す井上。
そんな中、渚が働くテレビ局では、バラエティ番組の本番前直前に司会者の不祥事が発覚し、番組存続の危機に立たされていた。ゲスト出演する八嶋智人に、渚が急遽司会を依頼すると、快く引き受けてもらえる。しかし本番中、プロデューサーの栗田(山本耕史)がコンプライアンスを気にしすぎてダメ出しをしまくって、八嶋は翻弄される。
昭和では純子の出演する番組が終わり、小川が再び令和に戻ってくる。テレビ局で渚と再会した小川。二人は良いムードになり、キスをしようとしたところで体に電流が流れる。渚は井上のタイムパラドックスの話を思い出すのだった。
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ネタバレ感想
秋山さんが不適切発言をしては八嶋さんが謝るという、交互のシーンが面白かったです。
昭和と令和のギャップを煮詰めたようなシーンでした。
最終的には、コンプライアンスを気にしすぎて、ワケがわからなくなるプロデューサーが気の毒になってしまいました。
八嶋さんは、どさくさに紛れてディスられてた気もするのですが、最後までご本人役を潔く面白くカッコ良く演じられていました。
懐の深さを感じたな〜。
さて、今回はハラスメントな発言や行動に対する意識の違いがテーマのようでした。
サブタイトルは「可愛いって言っちゃダメですか?」。
個人的には、別に可愛いって言っても良いと思うんですけど。
「可愛い」という言葉は、意味が幅広いですからね。とても使いやすいです。
この言葉に「セクハラ」という印象が付いてしまうのは厳しいですね。
とりあえず褒めておこうと安易に使うと、とんでもない目に遭ってしまいそう。
どういう意味が含まれるのか、どういう目線で見ているのか。
そして、言う人と受け取る人によってもガラリと印象が変わる言葉。
便利だけど恐ろしい言葉ですね。
最終的には「娘にしないことはしない」という結論を小川が提示していましたが。
うーん…「なるほど!」とはならなかったな〜。
親子の関係なんて人によって随分違うでしょうから。
しかし、ハラスメントは誰が決めるのか、ガイドラインを決めてくれという気持ちは、理解できました。
ホント、誰が何の権利を持って決めるのかって、ずっと思っていました。
最近は何でも「ハラ」を付ければ被害者になれる、糾弾してもいいという風潮がありますよね。
昭和のようにセクシュアルな部分をオモシロおかしくイジり倒すのもイヤだけど、気に入らないことがあるとすぐに「ハラ」を付けるのもどうかと思います。
ドラマ内では歌って踊ってコミカルにやっているけれど、昭和も令和も、なかなかに生きにくい時代だなぁと、ひしひしと感じてしまいました。
ラストは小川と渚がなんだか良いムード。
二人がそんな関係になるとは思わずに見ていたのでビックリでした。
阿部サダヲさんと仲里依紗さんて、何年か前にも恋人同士の役をやってたような。
前回は不倫でしたっけ。
今回は不倫じゃないけど、タイムパラドックスの壁が立ちはだかるんですね。
小川が毎回、昭和と令和を行ったり来たりするのが不思議です。
あのタイムマシンのバスは、ずっと走ってるの?
いつまで走り続けるの?
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
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