こんにちは!malcoです。
「ドラゴン桜(2021)」第8話が放送されました。
以下、ネタバレ含む感想です。
視聴がまだの方はご注意ください。
★第7話の感想はこちら!
ネタバレ感想
後半に入って、さすがに受験ドラマっぽくなってきました。
「夏休みは各自で勉強しろ」というのは意外でしたが。ちょっと怠慢すぎじゃない?
専科の生徒たちは、海の家のようなカフェに集まって勉強。
瀬戸(高橋海人)、早瀬(南沙良)、天野(加藤清史郎)は、藤井(鈴鹿央士)や小杉(志田彩良)に教えてもらえて勉強になりそうですが、藤井と小杉は家で勉強するか、夏期講習にでも行った方がいいような気がします。
それにしても、あのカフェはいつも客がいないですね。
瀬戸屋の方がまだ繁盛してますよね。
それなのに、差し入れでアイスを持ち込みする水野(長澤まさみ)。
そこは注文してやれよ。
岩井(西垣匠)と小橋(西山潤)もカフェでの勉強に参加し、ラストでは専科に練習生として仲間入りました。
よっぽど専科が楽しそうだったんだね〜。
合宿したり、変な英語の先生が来て踊ったり。
正直、あの町で不良をするのは退屈だろうと思います。
遊べる場所、なさそうですもんね。海くらいよね。
さて、今回は岩崎が両親の意向で実業団のバドミントンの練習に参加させられ、やっと「東大に行きたい」と本心を打ち明けることができました。
勝者の言い訳と敗者の言い訳。できない自分の弱さと向き合うための言い訳。
ミスをしたのは何故なのか、親に言えないのは何故なのか。
そこをしっかり問いかけられたストーリーになったのは、良かったと思います。
ずいぶん悩んだ末に、親に東大の話をすることができた岩崎。
むしろ、よくここまで黙ったままでやって来れましたよね。
ずっと嘘ついてたって事ですもんね。
両親が娘の嘘にずっと気が付かなかったのは、よっぽど信頼しているのか、娘の嘘が上手いのか、それとも両親がちゃんと娘を見ていないのか。
専科の仲間達は「調子が悪そう」と岩崎の変化に気がついてましたが、両親は倒れるまで気が付かなかったようです。
東大専科のみんなは「岩崎は東大に行きたいと思っている」と考えていたようでしたが、実業団には怪我をした選手用の練習メニューがあって、鍛えてもらえるならその方がいいと、岩崎自身が判断する可能性もありました。
私自身は、岩崎の東大受験は成り行きで、実はバドミントンがしたいんじゃないかと思って観てました。
しかし、桜木(阿部寛)にクビ宣告をされて「東大に行きたい」と口にしたことで、やっと本心から東大に行きたいのだと解って、スッキリできました。
岩崎は、自身の目標をハッキリと自覚し、さらに「なぜ両親に言えないのか」と問い詰められたことで、自分の覚悟のなさとも向き合えましたね。
ただ、「親子の縁を切るくらいの覚悟が必要」というのは言い過ぎかなと思います。
仮にもし本当に親子の縁を切られてしまったら、誰が学費を出すの?って話ですからね。
奨学金とかアルバイトとか、そういう覚悟を持って臨むのは悪いことではないですが、なんだかんだで親の援助はあったほうが絶対に良いわけで。
そこを説明もしないで、親子の縁を切る覚悟を迫るのはちょっと違うかなと。
岩崎家なら大丈夫と踏んだのかもしれませんけどね。
「東大に行きたい」と言われたお父さんは、娘を叩いて、放置して行ってしまいました。
何も言わなかったってことは、少しは解ってくれたかな。
お母さんは泣いていたので、お父さんよりは解ってくれたかな。
オリンピックしか見ていなかった両親に比べて、オリンピックの後の人生もしっかり考えていた娘。
娘の完全勝利と言えるでしょう。
東大受験の科類について
そういえば前シーズンから気になっていたんですが、桜木は勝手に生徒が受験する科類を決めちゃいますよね。
一番受かる確率の高い科類を受験させて、あとの人生は自分たちで何とかしろ、東大行けるだけありがたいと思え、と。
今回は確か、藤井、天野、岩崎、健太は理二で、小杉、早瀬、瀬戸は文三を受けろと言われていました。
桜木のやり方に「なんて横暴なんだ!」と思いつつ、各科類が実際にどんな勉強をするのかは知らないまま観ていました。
今回また疑問に思ったので、ちょっと調べてみました。
そもそも東大は学科や学部ごとではなく、文科と理科をそれぞれ3つに分け各類ごとに募集するのだそうです。
理科三類→医学部
※令和3年度東京大学入学者選抜要項より
文科は解りやすく分けられてますが、理科の一類と二類はほぼ同じです。
理一は機械系でエンジニアになる人が多く、理二は生物系で獣医、薬剤師などになる人が多いそうです。
東大には「進振り」という制度があり、1、2年の間は学部が分かれることなく同じ教養学部に所属し、2年生の途中までに選択した科目の履修具合や成績によって、進学する学部・学科を決められるのだそうです。
理系から文系、またはその逆もOKです。(できない学部も有)
つまり、入学後でも頑張れば進路変更できなくはないと。
ただ、各学部・学科には定員があるので、うまく入れるかは成績次第なのだそうです。
入学後も気を抜けないのが東大なんですね。
わ〜い大学生〜!と遊んでたら、自分の希望進路には進めないかもしれないわけです。
うーん、なかなか厳しいシステムですね。
しかし「とりあえず東大に入る」という桜木の作戦も、あながち間違ってはいないようです。
実際にそういう人もいるようですし。
受験を題材にしたドラマとしては、学園の買収問題とかより、こういう東大独自のシステムの説明なんかをやって欲しいですね。
次回はもう大学入学共通テストの本番を迎えるようです。
てことは次回はもう冬なのかしら。
今回夏休みだったのに。飛ばしますね^^;
前シーズンでも、確か秋はほとんどなかった気がします。
今のところ、生徒たちの学力がメキメキと伸びてる感じはしないんですよね。
藤井と小杉以外は、ちょっと無理なんじゃない?と不安しかないレベル。
次回は拡大スペシャルなので、少しは「成長してる!」と思わせてもらえるかな。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
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