こんにちは!malcoです。
「コントが始まる」第9話が放送されました。
以下、ネタバレ含む感想です。
視聴がまだの方はご注意ください。
★第8話の感想はこちら!
ネタバレ感想
今回のコントは「結婚の挨拶」でした。
里穂子(有村架純)とつむぎ(古川琴音)は就職が決まり、春斗(菅田将暉)と瞬太(神木隆之介)はBBQに行って、潤平(仲野太賀)は奈津美(芳根京子)の父親(でんでん)に挨拶に行くという内容。
終わりが近づいてるというのがひしひしと感じられて、悲しくなりました。
何が悲しいって、ドラマが終わることよりも、マクベスが解散して3人が別の道を歩くことが寂しくて悲しいです。
瞬太は何なの?
焼き鳥屋で仕事ができて、つむぎもいるっていうのに、なんで冒険王になるの?
何それ?本気で?と、私ならゴネてしまいそうですが、「この人がこの人らしくいられない方が寂しい」と受け止められるつむぎは懐が深いですね。
高校の時のあの屋上以来、春斗のために生きてみようと思った瞬太。
「焼き鳥屋とつむぎ」という居場所があって、一番安定しているかに見えましたが、むしろ「春斗」という居場所を失ってしまって、進むべき道が見えなくなっているのかもしれないと思いました。
進むべき道が見えてるのは潤平だけですね。
奈津美と結婚するために、1日も早く後取りとして認めてもらわないとね。
そのために「解散」が始まったんだから。
奈津美のお父さんは案外優しかったです。
仏壇のおりんの鳴らし方は酷かったですけどね^^;
実家の車もバイクもナンバーは723。
この先、潤平が車やバイクを買ったとしても、きっとナンバーは723でしょう。
奈津美は愛されてるな〜と感じます。
そういう点で、お父さんと潤平は似ていて気が合いそうだし、いい親子関係を築けそうですね。
今回は「失敗と敗者」というテーマも提示されました。
「大豆田とわ子と三人の元夫」の「人生に失敗はあっても、失敗した人生なんてない」という言葉を思い出しました。
瞬太は「失敗したワケじゃない」と言い、コントの終わりでも「敗者なんていない」と締めくくり、その気持ちも分かりますが、春斗が言っていた「負けてないは言い訳」「他の競技って感じ」というのも分かります。
捉え方の問題で、どちらにも一理ありますよね。
芸能界的には、マクベスは負け組であり失敗だったように見えるでしょう。
でも彼らは人生に失敗したわけでも、負けたわけでもありません。
人生は続きますからね。
マクベスは人生の一部ですよね。
この10年間で、父親に頭を下げられるようになった潤平のように、きっと春斗も何か学んでいるし成長してるはずで、彼らは絶対に高校の時のままではないし、「マクベスを失って辛い」という状況もきっと終わる日が来るでしょう。
どんなに辛い状況も、楽しい時間も、良い関係も悪い関係も、必ず終わりが来るんですよね。
歳をとって、よくそう思うようになりました。
たとえ同じ職場で同じ仕事を続けていたとしても、周囲の人が変わり、仕事内容が変わり、自分の立場が変わり…と、ずっと同じという事はありませんし。
その中には最低最悪な人もいれば、もう2度と出会えないかもしれないくらい素敵な人もいました。
重要なのは、その中で自分が何を感じて、どう考え、どう動くか。
ただそれだけだと思います。
3人がマクベスでいられる時間もあとわずか。
あのファミレスでのマクベスのおしゃべりは、もう終わってしまいました。
里穂子に3人が挨拶をする姿が「終わり」をより一層強調していて、辛くもありました。
次回は「引っ越し」です。
引っ越しって響きがすでに寂しい…(;ω;)
でも、新しい部屋に移って暮らすのは、楽しみな事でもありますよね。
そんな最終回になれば良いなと思います。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
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