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「アバランチ」第10話 ネタバレ感想(最終回)大山は最後までジェントルだった。

こんにちは!malcoです。

アバランチ」第10話(最終回)が放送されました。

以下、ネタバレを含む感想です。

視聴がまだの方はご注意ください。

 

★公式HPはこちら!

www.ktv.jp

 

★第9話の感想はこちら!

www.maemuki-malco.com

 

ネタバレ感想

概ね納得のできる結末でした。

最後の計画は命懸けでしたね。

羽生(綾野剛)は、下手したら本当に死んでました。

総理(利重剛)に会いにいく時に、マッキー(千葉雄大)がわざわざ呼び止めて「またね」なんて言うから、死亡フラグが立ったかと思いました。あの時点で羽生はもうフラッフラでしたもんね。

でも、爆破に巻き込まれても、銃で撃たれて直後に殴り合いしても、ライフルで撃たれても死なない羽生さん。

ご自分でおっしゃってた通り、不死身でした。

 

終盤のアバランチの巻き返しは圧巻でした。

大山(渡部篤郎)はきっと賢すぎて、周囲の人間をバカにしすぎていたのが、敗因だったのではないかと思いました。

国民が騒いでも瑣末なことだと考え、周囲の人間はコマだと思ってる感じでしたから。

総理が大山の更迭を発表した突然のニュースと、その時の大山のこれまでにない深刻な表情。

良かったわ〜。

これまでの鬱憤が晴らされました。

あと、山守(木村佳乃)の「ここからが雪崩の始まりですから」の時の表情もね。

その後の「なんですと?」って感じの顔の大山も可愛くて。

羽生が捕まってどうなっちゃうんだろうと不安だっただけに、一気にドキドキさせられました。

でも、大山は最後までジェントルでした。

追い込まれて狼狽えて醜態を晒すようなことは、一度もありませんでした。

大山が失脚することで、一度「ザマーミロ」と気が晴れたのだけれど、最後の「あっぱれだ」と言う潔さを見て、また1度目とは別の晴れやかさを得られたような気がしました。

大山は、腹が立つし、嫌なやつだと思うし、怖いし、ものすごい強敵だったけど、いいキャラだったな〜。

悪役でしたけど、好きでした。

やっぱりすごい役者さんだなぁと、改めて思いました。

 

大山はこれからどうなるんだろう、という謎は残りました。

テロリストはアバランチではなく、大山だったようなもんですからね。

でもまだ「調査中」ってことで終わってしまって。

あと、極東リサーチもどうなったのか。

みんな捕まったのかな。

その辺りがモヤッとしました。

モヤっとついでに言うと、生きていた藤田(駿河太郎)の存在意義もよく分からず。

藤田は過去の爆弾テロの時には、事前に知らされていたのに加担してしまった感じでした。

そのことをどう思っているのかイマイチ分からないままで。

加担してしまったことに対する事件後の後悔とか苦しみとか、止むに止まれぬ事情とか、そういうのも見えて来なくて。

藤田の正義ってなんだったんだろう。

「この人一体何考えてんだろう」と思うのと同時に、「どうして羽生と山守はこの人を信頼して好きになったんだろう」という疑問さえ生まれてしまいました。

ストーリー的にアバランチを追い込むために登場させたのかとも思ったけど、別にいなくても追い込むことはできただろうし。

こんな風に藤田自身や、羽生と山守との関係に不信感を持たされるくらいなら、死んだままの方が良かったかな。

出すなら出すで、藤田の心情をしっかり描いて、視聴者が同情できたり、何が正義なのか迷わされたりするような藤田回みたいなのが必要だったように思いました。

 

そんな感じで消化不良なところもありましたが、全体的には楽しく見られました。

初期の頃は、あまりに単純な展開に「このドラマ、この先どうなるんだろう」と不安がいっぱいでしたが、第2部に入ってからグッと面白くなりました。

アクションもカッコ良くて、役者さんは適材適所で、魅力が存分に出ていたと思います。

特に綾野剛さんは、やっぱこういう役が良いですね。

 

 

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。

 

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