こんにちは!malcoです。
以前の記事で、ギターを2度も挫折した果てにウクレレを始めたお話をしました。
この記事を書いている現在はウクレレ歴11ヶ月目。
今でも初心者継続中です。
今回は 40歳で初心者からウクレレをやってみて感じたことを、初心者なりの視点でお伝えしたいと思います。
これからウクレレを始めようかと迷っている方、ウクレレを買ったはいいけど続きそうにないなと思っている方のお役に…立てるかどうかは分かりませんが、素直な感想を述べてみようと思います。
ご参考になれば嬉しいです。
※この記事はウクレレの基礎やノウハウの記事ではありませんので、あらかじめご了承ください。
ウクレレってホントに簡単?
意外と難しいぞ?ウクレレ
「ウクレレは楽器未経験者でも簡単で始めやすい!」的なフレーズをよく目にします。
私も鵜呑みにして始めた人間のひとりです。笑
これに関しては、半分本当で半分はウソ…というか大袈裟。
確かに、6弦のギターに比べれば、4弦のウクレレの方が押さえるのは簡単です。
指一本で抑えられるコードもありますので、その分やっぱり楽チンなんです。
でも、ピアノと比べるとどうだろう。
ピアノは鍵盤を押さえた瞬間に音が鳴りますが、ウクレレは弦を左指で押さえたまま右の指で弦を弾く必要があります。
さらに、学生時代にピアノを習っていた私は、音を「ドレミファソラシド」で理解していました。
ウクレレをやるからには必ず出てくる「コード」というものに、馴染みがありませんでした。
「Aがラの音」ということも、「コードはA〜Gまで」ということさえ知らず、「何でJとかKとかは出てこないの?」というレベル(ー ー;)
※言い訳をさせてもらうと、私の通っていたピアノ教室では、コードについては全く教わらなかったのです。ギターの時は、音の仕組みなんて考える間も無くやめちゃったので。トホホ
コードを覚えることとタブ譜(ウクレレやギター用の譜面)を読めるようになること。
私にとっては、これがちょっとネックでした。
それまでの数年間、ご飯作って掃除して子どもの送り迎えしてテレビ見て…と、新しく何かを勉強する・覚えるということから離れすぎていて、頭がこんがらがりました。
でもこれを機に脳が活性化してくれるはず!と前向きに捉え、少しずつ慣れていきました。
これでも一応ピアノを弾いていたので、ちょっとくらいは楽譜が読めるのです(だいぶ忘れてましたが^^;)。
なので、楽譜の表記などで知っていて助かったなと思うことは多々ありました。
これを1から自分で調べて覚えるとなると…気が遠くなる。
それを考えると、「音楽なんて学校の授業だけ」という全くの未経験者にとっては、とても大変なことかもしれません。
何かの音楽経験者で、「楽譜が何となくわかる」方であれば、だいぶ楽だと思います。
指痛い問題はクリア
コードや楽譜のとっつきにくさと同時に重要なのは、ギターを挫折する大きな要因となった「指痛い」問題です。
この問題に関しては、ギターに比べるとウクレレの方が遥かに指が痛くなりません。
ちょっとは痛くなりますけどね。
しかしギターの血が滲みそうな痛みに比べれば…。
さらに私が選んだウクレレが、たまたまブラックナイロン弦だったのも功を奏しました。
ウクレレの弦にはいろいろな種類があり、中でもブラックナイロンは他の弦に比べて柔らかく、押さえやすいのです。
本当に初期の頃は長時間練習をすると、指先が赤くなって少しだけ痛くなっていましたが、慣れれば長時間練習しても痛くなくなります。
今のところ指先も硬くなってません。
「指届かない」問題は?
私は手の指が太くて短くて、不器用。だから無理なんじゃないかと、始める前は思っていました。
ちなみにこちらが私の左手です。お見苦しい不細工な手で申し訳ない(-。-;
ちょっと注目して見ていただきたいのが、薬指と小指です。
薬指は中指側に、小指は外側に、曲がっているのです。生まれつきなのか、突き指などでこうなってしまったのか、全く覚えてません。でもピアノをしていた時から、指に違和感があったし、ウクレレを弾いている今でも「薬指がまっすぐだったら、もっと押さえやすいんだろうな…」と思うことはよくあります。
しかし、「それでもなんとかなっしまうのがウクレレ」だとも感じています。
だって弦が4本だから。
工夫次第でどうにかなっちゃうんです。
他の指で代用できることも多いですし、薬指でなんとか踏ん張る練習もしています。
ギターの時は全くできる気がしませんでした。この先、ひょっとしたらウクレレも「もう無理」ってなることもあるかもしれませんが。
でも今の時点ではどうにかなっていますし、プロの方のような超絶技巧を求めなければ、この先もなんとかなりそうな気がしています(o^^o)
ウクレレは、こんな私でも受け入れてくれるとても優しい楽器なのです。
結局ウクレレって、どうなのさ?
結論としては、ウクレレは他の楽器よりは始めやすくて簡単です。
ボディも音も小さくて練習場所を選ばないところや、手を出しやすい価格帯であるという点も、始めやすさに繋がりますね。
さらには、手が小さいとか指が短いとかで悩んでいる方でも、比較的やりやすい楽器だと言えます。
簡単なコードだけで、ちょっと弾いて歌えれば良いという方なら、難易度はかなり低いです。
ただ上達を目指すなら、音楽の知識などはあった方がいいですし、当然技術も必要。
難しいコードもクリアしないといけないので、それなりの覚悟は必要かと思います。
次回は、ソロと弾き語りに挑戦したお話です。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。