こんにちは!malcoです。
「対岸の家事」第1話が放送されました。
以下、ネタバレを含む感想です。
視聴がまだの方はご注意ください。
ざっくりあらすじ
幼い娘・苺(永井花奈)と夫と暮らす専業主婦の詩穂(多部未華子)は、子育ての孤独を感じて子育て支援センターに行く。そこで知り合った礼子(江口のりこ)は、もうすぐ育休が終わると話しており、専業主婦のことを「絶滅危惧種」だとバカにしていた。詩穂は、誰もいない公園で苺を遊ばせながら礼子の言葉を思い出し、自分は絶滅危惧種なのかと一人悩むのだった。
そんな中、詩穂が暮らすマンションの隣の部屋に礼子の一家が越してきて、気まずいご近所付き合いが始まる。
ある日、ベランダに出た詩穂は、隣のベランダで礼子の息子・篤正(寿昌麿)が遊んでいるのを発見。台に登って手すりで遊んでおり、今にも落ちそうな勢いだったため、慌てて礼子を訪ねる。すると礼子は部屋のドアの前にいた。篤正の妹・星夏(吉玉帆花)が熱を出したので会社を早退し、篤正も連れて帰ったのだが、先に部屋に入った篤正が鍵をかけてしまったというのだ。詩穂は仕方なく、ベランダ伝いに隣に行って、篤正を救出するのだった。
毎日の育児と家事、仕事に疲れ果てていた礼子は、その日、同僚から早退について嫌味を言われ落ち込んでいた。そこへ、専業主婦の詩穂の余裕そうな生活ぶりを見て、さらに落ち込んでしまう。追い打ちをかけるように、仕事のメールや篤正のワガママが重なり、限界を感じた礼子はマンションの屋上に向かう。たまたま礼子を見かけた詩穂が追いかけ、飛び降りようとする礼子を止める。詩穂は礼子の悩みを聞き、専業主婦である自分も悩んでおり、孤独を感じていたことを話す。少し分かり合えた二人は、今後も悩みを話せるママ友になるのだった。
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ネタバレ感想
共感できるような、できないような…でした。
専業主婦が絶滅危惧種かぁ。
なんだか寂しいな〜。
私は完全に詩穂側の人間です。
仕事と育児を両立させられる自信なんて、1ミリもなかったです。
絶対にどちらかが疎かになる。たぶん、子どもが犠牲になる。それは絶対に避けたい。
そう考えて、スッパリ仕事をやめて、専業主婦になりました。
子どもが小さいうちは、周りにも専業主婦が結構いたんですけどね。
でも、子どもが大きくなるにつれて仕事を始める人が増えて、パートだったのが正社員になる人もいたりして。
あ〜どんどん取り残されていくな〜と、孤独や焦りを感じたり、自分はこれで大丈夫なんだろうかと疑問を持ったり無力さを感じたり。
公園でのシーンにはめちゃくちゃ共感。
時計を見たら5分しか経ってない!え?あれからまだ10分?って思ってました。
夏は暑いし、冬は寒いし、公園で初めましてのお母さんに話しかけてみても、大して話が盛り上がるわけでもなく。
ママ友同士でおしゃべりばかりして、子どもを放ったらかしの母親にもなりたくないし。
大きな悩みから小さな悩みまで、本当にいろいろ乗り越えながら、ここまでやってきたな〜と思い出しました。
でもね、ドラマ内で専業主婦が「時間がある」「家事だけしてればいいから楽」みたいに描かれていたのが、ちょっと心外でした。
家事が大変というより、子育てが大変なんですよ。
詩穂と苺ちゃんみたいに、始終ニコニコなんてしてられませんでしたよ。
私は仕事をしてなくても、礼子のようだったと思います。
上の子は癇癪があったので、わがままを言い始めると、それこそ地獄のようでした。
子どもが散らかした部屋も、以前は頑張ってこまごまと片付けていましたが、ある時からふっと諦めて、片付けなくなったのを覚えています。
特に下の子が生まれてからは、散らかすのが二倍になったのでね。
その他にも、長男は発達障害かな〜と悩んだり、毎日の兄弟喧嘩にイライラしたり辟易したり。
子育てには悩みも苦労も尽きません。
仕事をしているママ友でも、子育てより仕事の方がラクだと言ってる人だっていますしね。
それなのに「専業主婦は余裕だ」みたいに扱われてもな〜。
苺ちゃんがいい子すぎるんじゃないの?って思ってしまいました。
一方、礼子の方は…本当に大変そうでした。
出社前も帰宅後も、密度が濃くて。
もうちょっと、休みの日を使って工夫するとか、家事代行を雇うとか、最悪、仕事を変わるとか…どうにかしないとね。
子どもが体調を崩すたびに、休んだり早退したり。私だったら仕事を休むたびに胃が痛くなるわ〜と思ったから、私は専業主婦を選んだのですが。
今となっては「それが当たり前の社会になるべき」と思っているので、子どもが熱を出したのを非難して、夜になって仕事のメールを送ってくるような職場は、もう辞めた方がいいとしか思えません。
ただ、下の子を小児科に連れて行ってる間くらい、上の子は保育園にいてもいいと思うし、小児科に一緒に連れて行ってもいいと思いますけどね。
兄弟姉妹で小児科に来てる人、たくさんいますよ。
そもそも、子どもに鍵を渡して先に入らせるのは、ないわ〜。
でも、私も子どもから締め出しをくらった時のことを思い出しました。
私はベランダに締め出されました。
夕立が降ってきて、慌ててベランダに出て洗濯物を取り入れて、部屋の中に入ろうとしたら、鍵がかかってました。
その間、たったの数十秒。
ホントに、あの時のショックと言ったら。
2階だったので、家の前を通る人に大声で話しかけて、管理会社に連絡をしてもらって何とかなりましたが、あれが上層階だったらアウトだったわ〜。
そんな感じで、共感できる部分とできない部分がありましたが、子育てのいろんなことを思い出せて楽しいドラマですね。
次回はディーン様と友達になる模様。
濃そうなキャラですね。楽しみです。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
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