こんにちは!malcoです。
風邪をひきました。子どもにもらったのか、剣道の試合会場でもらったのか…。
アレルギー症状に伴って咳が出るのはよくあるのですが、久々に「あぁ、これは風邪だな〜」という喉の痛みと咳が出ました。
次男くんが咽頭炎になった時に、小児科の先生が「咽頭炎が流行っていて、大人にうつると声が出なくなる、しつこくてなかなか治らない」と言っていました。
まさにそんな感じで(ー ー;)
声がカッスカスになりました。
しばらくは、ご近所さんに会って咄嗟に挨拶しようと思っても声が出なくて、感じ悪い主婦になっていました。
最近、薬膳に興味を持ち始めたので、何か喉に良い食材はないかと探してみたら、金柑が良いことが分かり、金柑茶を作ってみることにしました。
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咳と痰を改善。金柑茶を作ってみた
金柑(キンカン)とは?
金柑茶の前に、金柑について紹介しておきます。
金柑はみかんの仲間で、温州みかんの実の半分〜1/3くらいの大きさです。
こんな感じの可愛い実。
みかんとは違って皮ごと食べます。もちろん生でもOK。実の大きさの割に種が多いです。
クセが強いので私はあまり好きではないですが、長男は大好きです。
元は中国から伝来した植物で、古くから食用としてだけでなく、咳やのどの痛みに対する薬用としても使われてきました。
旬は秋〜冬で、日本では西日本の暖地を中心に栽培されているそうですが、私がよく見かけるのは他所のお庭に庭木として植えてあるもの。
あまり食べる機会はないし、スーパーでもそんなに見かけないけれど、意外と身近な植物です。
金柑茶の作り方
薬膳の本に、金柑が咳や痰に効くとあったので、金柑茶を作ってみることにしました。
金柑は苦手なのですが、レシピを見ると、ちょっと美味しそうだったんですよね(´∀`)
●材料:金柑とハチミツ(あれば生姜)
材料2つなのに1000円もかかりました。
金柑が500円もしたんですよ〜。時期によってはもっと安いのも出るかな?
近所に生ってるのに!もらいに行きたい!(←知らないご家庭なので)
ハチミツは常備してるものが切れかけていたので、購入しました。
●作り方
①金柑のアク抜きをする:鍋にヘタを取った金柑を入れて、かぶるくらいの水を入れて火にかけ、沸騰したら1分程度茹でて、茹で汁を捨てます。
上の写真の購入した金柑の半量で作りました。5個くらい。
②金柑を茹でた鍋に、再度かぶるくらいの水を入れて火にかけ、ハチミツを入れて20分〜30分くらい煮ます。
煮る前に、金柑を半分に切ってみました。
↓写真は10分くらい煮たものです。
全部表になってるので分かりにくいですが、半分に切ってあります。
ハチミツは大さじ2杯程度。
ついでに料理で使っていた生姜も少し入れて、一緒に煮てみました。
途中、アクが出てきたら取ってあげます。
●出来上がり!
少しとろみがついてきたら出来上がりです。
一日数回に分けて飲むと良い。日持ちしないので数日で飲み切るように。
そう書かれていたのですが、家族に分けたらめっちゃ少量になってしまって、すぐに無くなってしまいました。(ー ー;)
金柑の実を崩しながらいただきます。
お味はほんのり甘くて、優しくて、癒される味です。
ハチミツと生姜のおかげか、金柑独特のクセもあまり気になりません。
喉の痛みが少し和らいだ気がする〜(´∀`)
翌日、残りの金柑で生姜抜きで作ってみたのですが、生姜があった方が美味しかったです。
生姜は入れすぎると生姜湯になってしまいそうな存在感でした。
甘さが足りなかったら、飲む時にハチミツを追加しても良いかも。
喉に良い食品だけで作れるのが魅力的ですね。
何度も飲んでいるうちに、喉に良いのが実感できました。
●追記
後日、JAの市場に行ったら、同じくらいの量の金柑が1袋200円前後で売っていました。買う場所や時期によって金額にかなり差が出るようです。
スーパーの500円の金柑の方が見た目は立派ですが、それにしても半額以下とは…( ̄◇ ̄;)
その後、JAの市場で金柑を買って、何度か金柑茶を作りました。
金柑の甘みや渋さによって、出来上がりの味がだいぶ変わります。
途中で味見をして、ハチミツの量を調節した方が良いです。
酸っぱい個体があると、ハチミツを大量消費してしまうので、スーパーの立派なハウス金柑の方が味は安定するかもしれません。
風邪中に飲食して失敗だったもの
ポテチとコーヒーとくるみ
喉が痛くなって、麦門冬湯を2日ほど飲んだら症状がかなり良くなったので、これはもう大丈夫そうだと思って、普通に飲み食いしたら失敗しました。
体調不良時の飲食物の大切さを思い知りました。
何を飲み食いしたかって、ポテチ(九州しょうゆ味)とコーヒーです。
おやつにいただきました。すると間も無く喉がイガイガしてきました。
その時は風邪がぶり返したのか、それとも他のウィルスをもらったのかと悩みました。
寒い日だったので、そのせいもあるかもしれませんが、今となっては飲食したものがいけなかったんだと感じます。
ポテチはたぶん化合物や刺激物を味付けに使ってそうだし、コーヒーは喉が乾燥しますからね。今回は元々喉が乾燥していたので、良くなかったのかも。
他にもあります。
くるみです。これは薬膳の本に載っていたから食べたんです。
くるみは、滋養強壮に効果があり疲労を回復してくれる食べ物なのですが、咳や喘息にも良いと書かれていました。
ポテチとコーヒーで喉の調子が悪くなったので、その時ちょうど買ってあったくるみを食べてみたんです。
はい、悪化しました。
粉々になった破片が喉に引っかかる感じと、渋みが喉をさらにイガイガさせる感じがして、咳がゲホゲホと出て止まらなくなりました。
飲み物を飲んでもなかなか咳が治まりません。
くるみがどうのって言うより、喉がツラい時にナッツ類は食べちゃダメだなと思いました。
同じ咳や喉の不調という症状でも、原因やその他の体調によって、食べて良いものが変わるのかもしれません。
ちなみに、くるみは日を置いて再チャレンジしてみましたが、やっぱり喉のイガイガが酷くなって咳が止まらなくなりました。
やはり、喉が不調の時はダメなようです(ー ー;)
体に良いものを取って改善傾向に
そんなこんなで悪化してしまったので、喉に良いものを取るよう心掛けました。
効果があったと感じたものはこちら。
- 金柑茶
- 桔梗湯
- 杏仁豆腐
桔梗湯は、漢方薬です。
身体が冷えて鼻水が出ると喉がイガイガするので、いろいろ調べて、体を冷やさずに喉の痛みや咳、痰に効果があるものを選んで試してみました。2、3日続けて飲んだら、まぁまぁ効果が感じられたかなという感じ。
杏仁豆腐は喉に良いスイーツだと言われています。
漢方に杏仁(キョウニン)という咳止めに使われる生薬があって、杏仁豆腐に使われる原材料の仲間なんです。杏仁豆腐…いかにも喉に良さそうですよね。
実際、食べてみると喉がスッと落ち着く感覚がありました。
持続性はありませんが、喉を落ち着けてくれるので助かりました。
喉に良いものを積極的に取って、あとは体を冷やさないよう心がけて、体に優しいものだけを食べて大人しくしておく。
すると2日ほどで喉の痛み自体は治まり、かなり楽になりました。
その後も声枯れは続きましたが、だいぶ良くなって普通に喋れるようになりました。
咳はたまに出るくらいだったんですが、鼻から喉にかけての呼吸器の不調は続いているので、咳喘息に移行するのが怖いなと思いながら過ごしています。
まだまだ気が抜けないので、食生活を気をつけようと思います。
最近、食べ物の大切さが身に染みて分かることが多いです。
体を作っているのはやはり食べ物なんですね。
体内に入れるものは、ちゃんと選ばないといけないんだな〜と感じます。
でも、ポテチとコーヒーが恋しいです(;ω;)
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。