現実逃避は前向きに。

ウクレレ&ドラマ大好き主婦の徒然日記

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畳を踏むと沈む気がする…シロアリ発生?大変だ!〈その1〉パッと見、虫はいないのだが

 

こんにちは!malcoです。

 

数ヶ月前から、実家の一階にある和室二間の畳の一部がフカフカしていました。

踏むと少し沈む感じです。

「沈む感じ」を実家では「フカフカする」と言っていたので、そのまま使ってみようと思います笑。

和室の押し入れは、豪雨になると2階のバルコニーに雨が吹き込んで雨漏りすることがあるので、そのせいかな〜と、なんとなく思っていました。

実家には母と姉が暮らしているのですが、二人とも「床がフカフカする。どうしよう」と言うばかりで、なかなか動こうとしません。

そんな状態を何ヶ月か放置していたのです。

今回は、そんな実家の住宅トラブルのお話です。

 

シロアリかもしれない?

チラシの内容に心当たり…

6月の上旬あたりに、母が私に電話をしてきて「シロアリかもしれない」と言い出しました。

どうも、新聞に入っていたシロアリのチラシを見て、急激に不安になったようです。

シロアリは4月〜6月ごろに活発に活動をするらしいので、業者もこの時期を狙って広告を入れてくるのでしょう。

私「シロアリ?シロアリって床がフカフカするの?」

母「そうそう。こんな家は注意って書いてある項目に、全部当てはまる気がする」

どんな家が注意なのかというと、

  • 築5年以上
  • 敷地内に羽蟻がいる
  • 畳や床に隙間がある、きしむ
  • ドアやふすまが閉まりにくい
  • 外壁やタイルがひび割れている・水染みがある
  • 歩くとミシミシ音がする

こんな感じの家です。

築数十年を経た家ならば、当てはまる項目が多いのではないかと思います。

ちなみに実家は築47年です。

羽蟻というのは、夏になったらよく目にする黒蟻の羽蟻ではありません。

シロアリの羽蟻は見た目がちょっと違って、羽が大きくてズン胴です。

業者を呼ぶか、呼ばないか

とりあえず一度姉に相談してみたらと言うと、相談したけど、そっけなくスルーされたらしく、「面倒臭いから嫌なのかも」と心細そうにしていました。

姉の休みの都合がつきにくく、シロアリ業者を呼びたいと言い出せないようでした。

もうひとつ、業者を呼ぶのを迷っている理由として、家にあまりお金をかけたくないのだと言っていました。

母がいなくなれば、実家にはおそらく誰も住まなくなるので、お金をかけても勿体無いと思っているようです。

そうは言っても、あと何年住むことになるか分からないし、床が抜ける前に何とかした方が良いのは目に見えています。

それから数日後、また母から電話があり、「シロアリのチラシが毎日のように入る」と言ってきました。

分かりましたよ、シロアリが怖いのね。

「一人で不安なら、私が立ち会う」と言ったら、業者に電話してみる気になったようでした。

直すにしても直さないにしても、金額が分からなければどうしようもありません。

ひとまず業者を呼んでみるべきだと提案しました。

複数の会社のチラシが入っていると言っていたので、チラシの写メを送るように言っていたのですが、送ってきたのは一社だけ。

母はその日のうちに業者に電話をして、調査と見積もりの予約を取ってしまいました。

「アサンテ」です。

調査と見積もりは無料です。

このスピード感から察するに、ウジウジ悩みながらも、本心では直したかったんでしょうね。

私としてはチラシの写メを見て、どの業者が良いか調べて吟味しようと思っていたのですが、母は迷わなかったのかな。

アサンテはJAと提携しているので、おそらくそこが安心材料になったのかもしれません。

そんなわけで、私が実家のシロアリ業者の調査と見積もりに、立ち会うことになったのです。

 

 

 

いるかいないか、ぱっと見は分からない

ぱっと見は、いないようである

業者が来る前に一度、姉が畳を上げて、床板を見てみたらしいのです。

床板が黒く変色しており、さらに床板を外してみると柱が折れていたそうです。

その時には、「やっぱり湿気で板が腐ってたんだね」くらいにしか考えていませんでした。

母がシロアリを心配していたので、床下も懐中電灯で照らして覗いて見たけれど、虫っぽいものは見つかりません。

それで、母も姉も「取り敢えずシロアリじゃなさそうだ」と安心してしまったのでした。

そして調査当日。

業者さんは2名で来て、畳と床板を上げて、防護服を着て、床下に潜って調査をしてくれました。

和室の床下だけかと思ったら、他の部屋の下も調べていて、柱をトンカチでトントンカンカン叩いて、調査すること20分程度。

床下から戻ってきた一人の調査員が、部屋の中で待っていたもう一人の調査員に何かを話して、「まじか…」とガッカリしていたようでした。

この雰囲気。まさか、いるのか…?

母と私とで覚悟を決めていたところ、やはり「います」と告げられました。

ぱっと見では分からないらしい

では何故、姉が床板を外して見た時にはいなかったのか。

シロアリは、木に蟻道と呼ばれる通路を作って、その中を通って移動するため、外に出てくることは滅多にないそうです。

音や光に敏感で、少し音がしただけでも逃げていってしまって、見つけるのは困難なのだとか。

シロアリは、数が増えると羽の生える個体が出てきて、その個体が元いた木から飛び立って、別の場所で巣を作って繁殖します。

なので、羽蟻は外に出てきますが、羽蟻が見つかった時にはすでに相当な数のシロアリがいるということなのだそうです。

うーん、怖いですね。

↓こちら、実家の床下の蟻道です。業者さんが床下で撮った写真を、テレビの画面に映して説明してくれました。

こんな跡があったら、シロアリがいるサイン。

この写真にはありませんが、他の写真には、調査直前に私が苗字と日にちを記入した紙を一緒に写していますので、その日その場所で撮ったものだと証明されるようになっています。

シロアリは木材だけでなく、コンクリートでも構わず穴を開けて通ってしまうので、蟻道が家の外から見えるケースもあるそうですよ。

 

長くなりましたので、今回はこの辺で。

次回は、駆除の詳細や金額についてお話ししようと思います。

 

★次回の記事はこちら!

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最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。