こんにちは!malcoです。
みなさんは、フライパンをどのくらいの頻度で買い替えてますか?
あれ?こびり付いてきた…。そういえば、このフライパン買ったの、いつだっけ?
あれ?こっちのフライパンもこびり付いてきた…。またフライパン買わないといけない…。
表面がコーティングしてあるフライパンを使ってると、こんなことありませんか。
私はこれにずっと悩まされています。
こびり付きやすくなったフライパンを騙し騙し、ちょっとでも長く使おうと悪戦苦闘してきました。
でも、こびり付きやすいフライパンで料理をするのはストレス。
でも、頻繁にフライパンを買い替えるのもイヤ。
そんなワケで、今回は私が「どうにかフライパンの寿命を伸ばそう」と頑張っているお話です。
フッ素樹脂加工のフライパンを長持ちさせたい!
長持ちするフライパンって?
いつも、ホームセンターで適当に安いフライパンを購入していた私。
ひょっとして、有名メーカーのフライパンなら長持ちするんじゃない?と思って調べてみました。
主に、実際に使っている人のブログや口コミを調査してみたところ、名前がよく出ていたのが「ティファール」と「エバークック」でした。
どちらもフッ素樹脂加工のフライパンです。
表面がコーティングしてあるフライパンは、大体2〜3年が寿命だと言われているところを、7年使った、8年使った、10年以上使っているなど、寿命を大幅に上回る人がいました。
おお、そんなに持つなら買ってみようではないか。
そんなワケで、お店に走って値段などを見比べて、一番安く売られていたガス火専用のエバークックを購入。
IH対応よりもガス火専用の方が少し安価です。
これで安心?
いやいや。そんなことはありません。
長持ちしそうなフライパンを買ったところで、使い方を間違えると寿命を縮めてしまうのが、フッ素樹脂加工の面倒なところなんですよね。
長持ちさせる使い方って?
フッ素樹脂のフライパンを長持ちさせるには、使い方にも気を使わなければいけません。
- フライパンの温度を上げ過ぎない(中火以下で使用)
- フライパンに料理を入れっぱなしにしない
- フライパンの表面が傷つかない調理器具を使う
- 使用後すぐに水を入れて急速冷却しない
知ってはいたけれど、調理中の温度なんかは、あまり気にせず使っていたなぁ。反省です。
いやでもね、強火でガーッと炒めたい時もあるし。
私はお腹が弱いので「なるべくちゃんと火を通したい」と思ったら、ついつい火が強くなってしまうんですよね。
使い方だけじゃない。長持ちさせる方法
フッ素樹脂加工のフライパンについて調べて分かったことは、寿命は使用頻度に大きく関係するということ。
よくフライパンの売りで「耐摩耗試験○万回クリア」と書いてありますよね。
つまり、使用回数が少なければ少ないほど、年数的には長く持つということになります。
しかし私は、4人家族の食事を毎日作る主婦。
フライパンは毎日のように使います。
そこで考えたのは、フライパンを使い分けるという方法です。
でも、同じようなコーティング加工のフライパンを数枚買って使い分けるのでは、意味がありません。
その分買い換えることになりますから。
そこで注目したのが、半永久的に使えると言われる鉄のフライパンです。
広告
鉄のフライパンに挑戦してみる
鉄のフライパンを使いこなせるのか?
鉄のフライパンって「管理が難しい」という印象がありませんか。
洗剤で洗っちゃダメとか、油を塗って保管するとか、水気が残ってたら錆びるとか、デリケートな印象です。
私の母が昔から鉄製の中華鍋を使っており、重たくて手が痛いと言いながら料理をし、使用後はこびり付きをガリガリ擦って、空焚きして水気を飛ばして、油を塗って保管して…とやっているのを見て、大変そうだなと思ってました。
そもそも、洗剤で洗えないとか、油を塗って保管するとか、衛生的にどうなの?って嫌悪感もありました。
それから、調理が難しそうという印象も。
火加減によってこびり付きやすくなったり、手入れが悪かったらこびり付きやすくなったり。
本当に大変そうな鉄のフライパン。
私には使いこなせる気がしない…。
しかし調べてみると、案外「そうでもない」ということが明らかになりました。
意外と「そうでもない」鉄のフライパン
何が「そうでもない」のかというと、お手入れがそんなに大変じゃないということです。
・洗剤で洗ってもOK
・油を塗って保管しなくてもOK
私が嫌悪感を持っていたことが、二つともクリアされました。
洗剤で洗うとせっかく張った油膜が剥がれると言われますが、「そんなの関係ないよ」と洗剤でガシガシ洗って使っている人のなんと多いことか。
プロの料理人だって、洗剤で洗っているという話です。
フライパンを焦げ付かせないように使うには、酸化皮膜というものが必要で、酸化皮膜を作るにはフライパンを高温で熱する必要があります。
なので、洗剤で洗うかどうかということよりも、フライパンを高温で熱すして酸化皮膜を作るということの方が大切なようです。
高温で熱するタイミングとしては、洗った後に水気を飛ばすときと、使用前です。
あとは使う前に油ならしをして、余分な油はポットに戻して、食材を入れるだけ。
思っていたほど難しくなさそうで、鉄フライパンに挑戦してみる気になりました。
実際に使ってみて、どう?
そんなわけで、鉄のフライパンを購入。
あまり気合を入れて高いやつを買っても、使いこなせなかったらもったいないので、安価でベーシックで使いやすそうなものを選びました。
藤田金属の鉄フライパンです。
使ってみてどうかといえば、初めの印象のような管理のしにくさや、デリケートさは感じられません。
むしろ遠慮せずに使える感じ。
強火OKだし。金属ヘラ&タワシOKだし。水をかけての急速冷却だってなんのその。
管理に気を使わなくて良いのが鉄フライパンの良さだと感じます。
しかし、料理に関しては作りやすい料理と、そうではない料理がある印象です。
今回買ったフライパンは大きさが充分ではなかったので、今のところ用途が限られていますが、卵料理にはとても重宝しています。
オムライスなんて、今までに使ったどのフライパンよりも作りやすいです。
このフライパンの傾斜角度が良いのかな?
とにかく楽にクルンと巻けます。
しかし、途中で卵を入れるような料理(ニラ豚玉を作った時だったかな?)は、卵が見事にフライパンにくっつきました。
その他、野菜炒めなどは問題なくでき、魚を焼いたら少しくっつきましたが、そこまで見た目が崩れることもなく、普通に食べられました。
まぁしかし、フライパンに食材がくっついたところで、たわしでガシガシ洗えるので、お手入れに関しては心配無用です。
餃子は大失敗しました。
もうボロボロで。ミンチと皮。
上手に焼いている人もいるので、私のやり方が何かいけなかったんでしょうね〜。
火加減とか油の量とか水分量とか、いろいろ原因があるんだと思います。
頑張れば成功するのかもしれないけど、二回目を作る勇気がありません(ー ー;)
鉄のフライパンの注意点
意外と使いやすい鉄のフライパンですが、使う上で気を付けている点もあります。
- 食材を入れっぱなしにしない→鉄臭くなるため
- 洗ったあとは空焚きで水分を蒸発させる→水分が残ると錆びるため
- フライ返しなどの調理器具は金属製か木製を使用→素材によっては溶けるため
- 使用前はしっかり予熱する→予熱が充分でないと素材がくっつきやすくなるため
とはいえ、何か失敗したからといって、取り返しのつかない事態になることは少ないようです。
食材がくっついても焦がしても少しくらい錆びても、磨いて再生できるので。
「鉄の〇〇」って「強い」という意味で使われますが、フライパンだって鉄は強いんだなと実感できました。
フライパンを使い分けて長持ちさせるぞ!
そんなわけで、フッ素樹脂加工と鉄のフライパンを、使い分けてみることにしました。
これで何年くらい持つものか。
鉄のフライパンは、半永久的に使える耐久性に加え、鉄分が取れるという利点もあるため、やはり購入して良かったなと思います。
逆に、フッ素樹脂加工のフライパンは、フッ素樹脂が剥がれた際に一緒に食べてるかもしれない(というか恐らく食べてる)という怖さがありますよね。
その点でも、鉄のフライパンを導入したことでフッ素樹脂加工のフライパンを使う頻度が減り、健康的にもちょっとした安心感があります。
とはいえ、やはり使いやすいのはフッ素樹脂加工のフライパンです。
空焚きをせずにすぐに使えるし。
新しいと料理するのも洗うのも楽だし。
油の量も少なくて済みます。
どちらも一長一短といったところでしょうか。
お互いにない部分を補い合える関係のような気もしますね。
何年持つかは使ってみないと分かりませんが、いつか寿命が来たらまたブログに書く予定です。
ひょっとして10年以上使えたら…。
その頃にこのブログがあるかどうか…´д` ;
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。