こんにちは!malcoです。
先日、夕飯にサバの塩焼きを食べていたら、小3の次男くんの喉に骨が刺さってしまいました。
魚の骨一本に苦しめられた次男くんのお話です。
子どもの喉に魚の骨が刺さった!
魚の骨がなかなか抜けない次男くん
これまで何度も魚を食べてきて、初めて喉に骨が刺さった次男くん。
ご飯を食べてみたり、お茶を飲んでみたりしたけど、全然取れません。
ネットで調べると「やっちゃダメ」って書いてあるのは知ってたんですけど、ついつい「ご飯食べな」と食べさせてしまいます。
「別のものを食べていたらいつの間にか取れる」ということが経験上多いので、ダメって言われても、ついそんな方法に頼ってしまいますね。
長男は幼稚園ごろに2、3度刺さったことがあるんですが、続きのご飯を食べているうちに抜けてしまいました。
でも、魚の骨が刺さった状態でものを飲み込むと、余計に深く刺さる場合があるので危険なこともあるんだそうですよ。
気をつけます(ー ー;)
結局、次男くんは魚を半分くらい残してしまって、それ以外のご飯は全部食べてしまいました。
でも、全然抜けません。
唾を飲み込むと痛むようで、顔を歪めていました。
喉の奥を見てみると、喉ちんこの右サイドあたりに、骨っぽいものがチラリと見えました。
見える位置なので取れるかな?と指を入れてみましたが、おえっとなって無理。
自分自身でも何度かチャレンジしていましたが、やはり無理。
喉の骨を取ってくれるのは何科?夜間診療は受けていい?
これはもう、病院に行くしかないな…と思い調べてみると、魚の骨を取ってくれるのは耳鼻科だと分かりました。
でも、明日の朝まで放っておいていいものか。
魚の骨一本で夜間診療とか、救急病院とか、大袈裟なんだろうか。
でも、痛がってるしな〜。
ネットで調べると「泣くほど痛がっていたら、救急病院。そうでもなければ翌朝受診」と書いてありました。
次男くんは、泣いてはいない。でも痛そう。
うーん。悩むところです。
「寝られそう?」と聞くと、「無理かも」と言います。
悩んだ末、休日・夜間受診の相談センターに相談してみることにしました。
電話に出た看護婦さんに事情を説明してみると、看護婦さんも悩んでしまい、「まぁ、あまりに痛がるようなら、受診された方がいいかもしれませんね〜。連絡先教えますので、そちらで相談してみてください」と投げられてしまいました。
夜間診療をしてくれる耳鼻科がある病院を教えてもらったんですが、これがまた遠くて(ー ー;)
小児科じゃダメなのか聞いてみましたが、小児科には専用の器具がないので耳鼻科でないとダメなんだそうです。
電話が終わって、ふと次男くんを見ると、のんきにマンガを読んでいます。
え、もしや、そんなに痛くないんじゃ…?
看護婦さんも「あまりに痛がるようなら」って言ってたし、明日の朝で大丈夫なんじゃ…。
そんなわけで、とりあえず次男くんを寝かせてみることにしました。
布団に入って、しばらくは「痛い」とか「やっぱり寝られんかも」と言っていましたが、ものの20分程度で寝入ってしまいました。
良かった〜。寝られた〜。
その後、ネットでいろいろ調べてみると、刺さった骨は自然に抜けることも多いと書かれていました。
同時に、抜けた骨が気管の方で刺さることもあり、そうなると取るのが大変だとか、刺さった骨が食道を突き破って内部の血管を傷つけるとか、怖いことも書いてありました。
サンマやアジ、ウナギなどの細くて柔らかい骨は自然に抜けることも多いようですが、タイやブリ、シャケなどの太くて硬い骨が刺さった時は要注意だそうです。
実際、魚の骨が喉に刺さり、大動脈瘤破裂で亡くなった人もいました。(タイの骨でした)
興味のある方はこちらの記事をどうぞ。
食道は大動脈が近くを通っているので、食道に骨が刺さるのは結構危ないんだそうです。
怖い…。やばい。寝かせるんじゃなかったかも。起こして今からでも病院に行こうか…( ̄◇ ̄;)
もう、ガクブルです。
でもなぁ、とりあえず見える位置にあるし。
いやいや、寝てる間に抜けて他の場所に刺さったらまずいんじゃない?
うーんでも、夜間診療の病院は、本当に緊急じゃないと医者に嫌な顔されるからな〜。(←経験談です)
いろいろ逡巡した結果、次男くんをこのまま寝かせることに。
痛みで起きるようなら、速攻で電話して病院に連れて行こうと決意しました。
夜中は、ほぼスヤスヤ寝ていましたが、たまに唾を飲み込んで痛そうな顔をしていました。(←でも寝てるのがスゴイ)
朝イチで耳鼻科受診!
翌朝、起きて少しの間は平気そうでしたが、突然咳き込みました。
それで、また痛くなってしまったようで、しんどそうにしていましたが、しばらくするとまた落ち着きました。
口を開けて喉を見てみると、骨は昨夜から移動していないようです。ホッとしました。
次男くんは何も食べず、水分を取ることもせず、耳鼻科が開くのを待ちました。
耳鼻科は朝イチの一番乗りで受診。
先生に何の骨か確認されて、口を開けて「あ、見えるね。これならすぐ取れるよ」と言われて、ほんの5秒くらいで取れました。
良かったー!取れたー!
昨夜から私はドキドキしてましたし、次男くんはずっと痛かったので、もう、開放感がすごかったです。
先生にめちゃくちゃお礼を言って、帰宅して、次男くんは朝ごはんを食べてから学校に行きました。
私は、取れた骨をもらって帰って、旦那や長男に「これよ、これ。すぐ抜けた!」と見せびらかしました。
多分、お腹の方の骨ですね。のばせば2cmくらいありそうな長さ。
これは痛かったでしょう。
この長さの骨はなかなか刺さらないですよね。
普通なら、口に入れて噛んでいる時に気がつく長さです。
魚の骨が刺さらないよう食べ方に気を付ける
気をつけて食べなよって、毎回声かけてるんですけど、これまで刺さらなかったから気をつけるわけないですよね。
次男くんの魚の食べ方は、超ザツです。
サバとかシャケとか、いつも同じような魚を食べることが多くて、骨がある部分が大体わかっているので、その辺を探して全部とる。
で、ガブッとかぶりつく。モグモグ頬張って食べる。
この食べ方がいけないようです。
魚は、一口に分けて骨がないか確かめてから口に入れて、しっかり噛んで食べるのが、骨を飲み込まないコツだそうです。
次男くんは全然できていませんでした。
一口ずつにも分けないし、口いっぱいに入れてしまうし。モグモグ噛む時間は長いんですが、口の中のものが多すぎて気がつかなかったんだと思います。
「魚にガブッとかぶりつくの、もうやめてね」と注意したけど、「えー…めんどくさいんよね…」と言っていました。
これだけ痛い思いをして、まだ懲りていないのでしょうか。
長男もめんどくさがりなんですが、魚を食べるのは上手です。
給食で鍛えられたのかと思い、以前聞いてみたことがあるんですが、給食に出る魚は骨が取ってあるんだそうです。
過保護すぎる最近の給食…(ー ー;)
次男くんは家で特訓するしかないので、頑張りたいと思います。
まとめ
以上、次男くんの喉に魚の骨が刺さったお話でした。
注意点としては
- 小さな骨はしばらく様子を見て、抜けなければ耳鼻科を受診
- ひどく痛がる時、出血している時はすぐに受診
- ブリやタイなどの硬い骨が刺さった場合は要注意!
- そもそも骨を飲み込まないように、少量ずつしっかり噛んで食べる!
魚の消費率が高い国では、魚の骨を飲み込んで亡くなる人が古代から一定数いるようです。
いやはや、魚の骨一本で死んでしまうとは。
恐ろしや。
一口一口、命懸けで気をつけたいと思います´д` ;
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。