現実逃避は前向きに。

ウクレレ&ドラマ大好き主婦の徒然日記

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「シャーロック」第5話 感想

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こんにちは!malcoです。

 

「シャーロック」第5話が放送されました。

前回は、イベントが重なって多忙だったため、感想をサボってしまいました(^^;;  でもドラマはちゃんと録画して観ましたよ!

以下、あらすじはありませんが、ネタバレ含む感想です。視聴がまだの方はご注意ください。

 

 

 

 

お母さんの気持ち、分かります

今回は、今までの中でも一番印象に残るストーリーでした。

自殺した息子の無念を晴らそうと、復讐する母親。

息子の血を抜いて町田の家にばらまいて、遺体は隠して、息子は生きていることにして隠しておく。なかなか好きな展開でした。

お母さんの気持ちも、とってもよく分かりました。実際にやるかやらないかは別として、きっと母親なら誰でも当然のように、あのお母さんみたいになるんじゃないかな。

最後はなんだか「お母さんが息子を構いすぎてていけなかった」みたいになってましたが、毒親感はあまり感じられなかったかな。毒親っていうのはもっと、子どもの行動から思考まで支配してくるイメージです。過干渉なのは感じられましたが、それでも愛情の方が多かったように思えました。その愛情が重すぎたのかな…。自殺するほどひどい母親ではなかったような。「母親の愛情が重すぎた」みたいな展開がない方が、すっきり終われた気がします。

 

 

法で裁けない罪

それよりも、パワハラ町田が全く自分の罪を認めようとしないのが、スゴかったですね〜。若宮(岩田剛典)の言葉も、彼には全く通用しませんでしたね。大口叩いてても、最後は絶対社会的に死ぬはず…なんて思いながら見てましたが、甘かったです。

結局、作者は何が言いたかったんだろう…。どんなに母親が泣き叫んでも、社会的立場が上の人間には通用しないとか?世の中には本当に自分のことしか考えてない人間がいるとか?法で裁けない罪があるとか?…どれにしたって虚しいですね(;ω;)

「法で裁けない罪」という点では、少し考えさせられました。「パワハラは犯罪だ」って江藤(佐々木蔵之介)が言ってましたが、それにしたって殺人罪よりは軽い。被害者がどんなに死ぬような辛い思いをしていても、それで自殺してしまったとしても、パワハラ上司を殺人罪に問うことはできないのです。でも、母親にとっては殺人罪も同然なのです。うーん。ちょっとやそっとでは答えの出せないナイーブな問題です。

 

探偵ミステリーの警察が無能すぎる問題

シャーロックだけでなく、その他の探偵が出てくるミステリードラマでも、たまに感じることなんですが。

とにかく警察が無能。そして手抜きしすぎ(~_~;)

いやいや〜日本の警察、もっとしっかりしてるよ〜?と視聴者に思わせてしまうのは、ミステリーとして面白みに欠けるような気がします。

返す返すも、コメディならちょっとくらい許せるんですけどね。

今回は、町田のマンションとかその周辺の防犯カメラは?とか。水槽のポンプ使って血を抜いてたけど、血液に他の成分混じってないの?とか。

まぁ、シャーロックだからな〜。シャーロック・ホームズの時代には防犯カメラなんてなかっただろうし、科学捜査もそんなに進んでなかっただろうし。仕方ないか。(で済ませておこう)

 

プロット的にはおもしろい構図だっただけに、そういう脚本の詰めの甘さが残念でした。

 

ラストで若宮が「獅子雄と自分の関係の終わり」について、不吉なことを言ってましたね。なんで突然そんなことを言い出したのか…。よく分かりませんが、シャーロックも気付けばもう後半に突入です。クライマックスに向けて、何か動き出しそうな予感が漂い始めましたね。

次回は「前世殺人」。なかなか珍しい題材ですね。エキセントリックな犯人が出てきそうで楽しみです。

 

 

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。