こんにちは!malcoです。
「身代金は誘拐です」第11話(最終回)が放送されました。
以下、ネタバレを含む感想です。
視聴がまだの方はご注意ください。
★前回の感想はこちら!
ざっくりあらすじ
武尊(勝地涼)は壮亮(浅香航大)に拘束され、美羽(瀧本美織)と牛久保(酒向芳)が監禁されているアジトに連れていかれる。優香(畠桜子)は別の部屋で蒼空(髙嶋龍之介)に監視されており、牛久保の肩にはボウガンの矢が刺さっていた。壮亮が京子(瀬戸さおり)の死の真相について話すように要求すると、牛久保が話し始める。
鶴原想太の誘拐事件から2年後。想太を探し続けている京子に遭遇した牛久保は、罪悪感から京子の相談に乗ってしまう。京子は有馬蒼空が想太かもしれないという情報を掴んでいた。DNA鑑定をして蒼空と京子の親子関係が証明され、有馬英二が誘拐犯だと気づいた牛久保だったが、京子には「蒼空は他人だった」と嘘をつく。保身のためだった。程なくして、絵里香(磯山さやか)から「夫が誘拐をして他人の子供を自分の子として育てている」という相談内容のメールが届く。牛久保はすぐに絵里香に会い、誘拐について口止めしようとする。しかし絵里香だと思っていた人物は京子だった。京子は、誘拐を隠蔽しようとした牛久保の発言を録音していた。牛久保はそれを奪おうとして揉み合いになり、京子はビルの屋上から転落したのだった。
真実を知った壮亮は激昂して牛久保を殺そうとするが、蒼空への思いから躊躇する。すると牛久保が自害を図ってしまう。その後、駆けつけた警察により壮亮は逮捕。牛久保は死亡し、蒼空は有馬家に戻ることになった。
武尊と美羽は娘たちにこれまでのことを全て話し、警察に自首。さらに、亀井のインタビューを受けて、自分達の罪を世間に公表した。世間から叩かれ社会的制裁を受けたが、判決では執行猶予が付き、武尊と美羽は優香と詩音(泉谷星奈)と暮らす幸せを噛み締めるのだった。
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ネタバレ感想
京子を殺したのは牛久保でした。
罪悪感から相談に乗ってしまうなんて。
本当に自己満足でしかありませんでしたね。
最後に死んで落とし前をつけるくらいなら、もっと早くにちゃんと自分の罪と向き合っておくべきでした。
罪と向き合うくらいなら死んだ方がマシ、だったのかな。
プライドが高そうでしたからね、牛久保は。
脅迫文の自作自演などという悪どいことをしておきながら、中途半端に正義感や良心を発動させてしまったのは、自分のやった不正行為に対する自覚と覚悟が足りなかったから。
家族を守るためだとか言い訳をしてるから、そんなことになったんではないか。
そんな風に思いました。
これは結果、ドラマ全体のテーマになっていました。
鷲尾夫妻も詩音のためと言い訳をして他人の子を誘拐し、英二(桐山照史)も蒼空のためと言い訳をして詩音の誘拐に関与し、他人を傷つける行為に走りました。
子どもを助けるためとなれば、確かにそれは大きな理由になるし、おそらく大半の親たちは「仕方ない」と少なからず思うんじゃないかな。
「何を犠牲にしても自分の子どもだけは助けたい」となるのが親心だと思うし。
でもその言い訳が、自分の犯した罪への認識を甘くするような気がしました。
だから、逮捕を免れた鷲尾夫妻が最後に自ら罪を公表して自首したのは、牛久保と違って覚悟と自覚があったからだと思える結末でした。
やっと取り戻した幸せを自ら捨てるなんて、なかなかできる行為じゃないですが、武尊はよく決断したなと。
むしろ、なんで警察は鷲尾夫妻を捕まえなかったのか、疑問でしたけどね。
「蒼空の誘拐は狂言で親戚の家にいる」となっていた頃ならまだしも、蒼空が見つかって狂言ではなかったと判明したのに、警察が何の罪も問わないなんて。本当にそれでいいのか。
うーん、分かりません。
鷲尾夫妻が世間で炎上した後のシーンは、サラリと流されていました。
現実なら、判決後も地獄が待っていそうな気がします。
ご近所からの嫌がらせは絶えず、武尊は無職になり、子どもたちは学校でいじめられて…。
そんな地獄生活の方が現実的だと思えます。
悲しいことですけど。
伏線回収しきれてないと感じる部分もありました。
有馬は、監禁していた詩音に顔を見られて返しそびれたと言っていましたが、何故詩音を車のトランクに乗せて行ったのか、乗せて行ったところで、どうするつもりだったのでしょうか。
返そうと思ったけど、顔を見られてるから決心できなかったのかな〜。
あの時の取引は壮亮が防犯カメラで見ていて、トランクのドアから何かがはみ出てるのを見て、急いで取引現場に行ったんですよね。
英二の独断で取引をしたとか、壮亮の指示ではないことをしていたとか、そんな事情があったのかと思っていたんですが、このシーンも特に回収されず。
その後、身代金がどこに行ったのかも気になるところ。
有馬に戻ったのか、壮亮に渡したのか、分からないままでした。
壮亮を怪しませておいて、一旦犯人候補から外したかったのかもしれませんが、もう少し納得のいく説明が欲しかったです。
それにしても子どもたちが不幸でした。
一生消えないトラウマですね。
蒼空は、一応最後は英二の愛情が伝わったようですが、どちらにしろ養父も実父も犯罪者。
子どもなのに監禁の協力までさせられて、牛久保をボウガンで撃ってしまったことで、道徳感や倫理観が歪んでしまいそうです。
詩音は純粋な被害者でしたが、殺人の現場を目撃したり、誘拐犯が複数人いたことで大人への不信感に繋がりそう。
考察モノのサスペンスとしては面白かったですが、子どもたちの将来が不安になるドラマでした。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
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