こんにちは!malcoです。
今日は久々に新型コロナウィルスの話題です。
広島県に緊急事態宣言が発令されました。
もう日本中どこもかしこもコロナだらけ、という事態になってしまいましたね。
私が住んでいる広島では、5月16日から緊急事態宣言の適用期間になります。
先日初めて県内の新規感染者数が200人を超え、その後連日200人超えをしており、広島市だけでなく多くの市町村で感染者が出ています。
去年の緊急事態宣言の頃、県内の新規感染者が10人を超えただけで恐れ慄いていたのが嘘のようです。
慣れって恐ろしい。
やはり変異株が増えたせいか、小中学生、高校生の感染が増えました。
これまでは少なかった10歳未満と10代の感染者が毎日出ています。
うちの兄弟が通う小学校でも感染者が数名出ましたし、近隣の小中学校でも感染者が出たという話を聞き、もうどこで感染してもおかしくないなと思います。
高校では、教師生徒含めて35人という大規模なクラスターも起きています。
GW前ごろから増えて来ている気配はありましたが、私の周囲では感染を恐れているような人は少なかったように思います。
GW中も人出は多く、緊急事態宣言地域からの県への流入も多かったようです。(某アイドルグループのライブがあったため、県外から人が押し寄せたとの噂)
長男は学校で、友達がGWに県外に旅行に行った話を聞いて帰ってきました。
そんな中で緊急事態宣言を決断していただけたのは、非常にありがたいです。
大規模PCR検査について
広島では事業所を対象とした大規模PCR検査が計画されていましたが、予約受付が始まったかと思ったらあっという間に予約が停止してしまいました。
初めは「HPでの受付に予約が殺到したため」との報道だったのでシステムの問題かと思ったのですが、どうも検査体制が逼迫しているようです。
GW明けからの新規感染者の急増で検査数が増え、感染者の増加とともに、もともと無料で配布していたPCR検査キットの検査依頼も急激に増えたようです。
そりゃ検査も逼迫するわな〜。
予想していたより感染者が増えたんだろうと思っていたら。
広島県のHPに、4月の半ばに出した5月初旬迄の感染者数予測が出ていて、5月11日付で「現狀でほぼ予測通りに感染が拡大しています」という記事が上がっていました。
え?予測してたの?しかも予測通りなの?
だったら、検査体制のことも考えておこうよ〜( ̄◇ ̄;)…と思った次第です。
オリンピック問題でも思ったんですが、政治家は医療や検査の現場の大変さを解ってなさそうです。
これだけ感染者が増えて、重症病床が足りないマンパワーが足りないと言われ、医療が逼迫しているという地域がどんどん増え、病院に入れずに自宅で亡くなる人も増え、コロナ患者以外の医療にも影響が出ているような状況。
加えてワクチン接種にも人員を割かないといけない。
それなのに、オリンピックのために病床を提供して医師や看護師を派遣してくれなんて。
この状況で、よく菅さんは「やるよ」なんて簡単に言えましたよね。
なんだろう。想像力が足りないのか、数字しか見てないのか、機械のように働けるとでも思っているのか。
「事件は会議室で起こってんじゃない。現場で起こってるんだ!」状態に見えます。
ちょっとオリンピックについて言いたい
ついでにオリンピック問題について、少し言わせてもらうと。
テレビでは、選手や関係者の感染を心配する話題が多いですが、地方住まいの私としては国民がお祭りムードになる方が怖いです。
例え無観客開催にしたとしても、多くの人がテレビで応援するでしょう。
もちろん、自宅のテレビで家族と観戦するのは問題ありません。
しかし中には、友達の家に集まったり、酷ければスポーツバーのような場所で大勢で観戦する人たちも出てくるかもしれません。
いや、きっと出てきます。
平時でさえ感染対策のための行動を自制できない人が増えているのに、オリンピックなんてお祭りが始まったら、そりゃあ浮かれる人がわんさか出てくるでしょう。
金メダルなんて取った日には、祝賀ムードで宴会をする人も出てくるのでは。
政府やオリンピック委員会は、こういう人たちをコントロールできるんでしょうか。
もう若者は発症しない重症化しないって時代は終わったし。
ワクチン接種は7月末にやっと高齢者枠が終わるかどうか…といったところ。
オリンピックが開催されれば、医療関係者がオリンピックに人材を取られて、ワクチン接種が進まない可能性だってあります。
そう考えると、オリンピックを開催後の日本は地獄と化すのでは…と恐ろしくなります。
学校はこのままでいいの?
前述したように、小中学生の感染者が毎日出ているのに、学校はこのままで大丈夫なのかと不安になっています。
緊急事態宣言を受けて、学校から連絡はありましたが、感染対策をより一層注意してほしい旨が書かれていただけで、学校側は具体的に何をするわけでもなさそうです。
去年は自主休学を選んだ我が家ですが、今回はその勇気が持てません。
高校は、原則オンライン授業にするようです。
小学校でもやってほしいなぁと思っていたのですが、小中学校は機器が配布されていないので普通に授業をするようです。
文科省の「GIGAスクール構想」の実現に向けて整備が進んでいて、広島の小学校では去年、Googleのアカウントが各児童に配布されました。
各家庭でGoogleのアプリにログインして、クラスに参加しないといけいけないんですが。
これが進んでないんですよ…。
ウチの子たちのクラスを確認してみた所、現時点で参加しているのは、長男のクラスで全体の3分の2ほど、次男のクラスはたったの4分の1でした。
GW前に確認した時には、長男のクラスでも半分もいませんでした。
学校から渡されたアカウントが書かれたプリントを無くした人も、結構いたようです。
そんな感じで、各家庭の対応もまちまちなようです。
早くに参加している人は、きっとオンライン授業を期待してるんだろうなぁ。ウチみたいに。
でも、結局オンライン授業はやらないと。
学校側の整備が出来ていないのか、家庭側が非協力的だから進まないのか。
そこは解りません。
今後、さらに感染者が増えたら、小学校でもオンラインになったりするのでしょうか。
他県では、もうすっかりオンライン授業をしている地域もあるんですね。
しかし上手くいっていない所もあって、色々と問題が生じているようです。
やっぱりいきなりは無理なのかなぁ。まずは検証しないと。
一人一台端末の時代が来るなんて言われてるのに。
なかなか来ないなぁ。
全国的に小学校でのクラスターが増えていて、大規模クラスターが起きている地域もあるようです。
「感染対策してる」なんて言ってますが、小学生ですからね。
家を出るときにはマスクをしてても、学校では外したりズラしたりしてる子も多いでしょう。
4月に参観がありましたが、1年生はマスクズレズレで大声出してました。
特に地方では感染への意識が低い人が多いので、子どもたちのマスクに対する意識も低いと思います。
広島でもクラスターが起きる前に、分散でも時間差でも何でも、何か対策をしてほしいと願うばかりです。
ワクチンと治療薬への期待
不安ばかりの毎日ですが、先日良い知らせを聞きました。
私の母と姉がワクチン接種をしたという話です。
母はもちろん高齢者枠です。
田舎なので人口が少ないおかげで、なんとか予約開始日に予約を取ることができたようです。
それでも2時間で11回電話をかけて、やっと繋がったと言っていました。
人口は少ないですが高齢化してるので、お年寄りは多いんですよね^^;
姉は病院で働いているので、医療従事者枠です。
2人とも1回目の接種が終わり、重篤な副反応は出ず、夜に少し痛みとだるさが出たくらいで済んだようです。
少し安心しました。
さらに先日、広島大学などの共同研究チームが、新型コロナウィルスを無力化させる「中和抗体」を人工的に作り出したと報道されました。
重症化の予防などに効果が期待できるようです。
難しくて私には説明できないので、詳しく解説してある記事を貼っておきます。
ワクチンや治療薬に期待が高まりますが、ワクチンの順番が回ってくるまで、または治療薬ができるまで、無事でいられるかどうか…。
みんなが同じ恐怖感で戦えればいいのだけれど、人それぞれ事情も違うし、恐怖感も違うのでしょう。
去年からずっと自粛生活を送っている人もいれば、嫌でも外出しないといけない人もいるだろうし、一方で平気で旅行に行ける人もいます。
外出を余儀なくされている人のために、自粛できる人は自粛する…。
そんな風に頑張っている誰かを思いやって生活するには、コロナとの戦いが長すぎるのでしょうか。
しかし、路上で飲んで「自粛?知らねぇ知らねぇ。俺たちには権利があるんだ」なんて言ってる人には、やはり心底腹が立ちます。
テレビでそんな人を見ては、私たちが戦っているのはウィルスなのか、人なのか…と判らなくなる今日この頃です。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。