こんにちは!malcoです。
「私たちはどうかしている」第8話(最終回)が放送されました。
見応えのある最終回でした〜。
最後は「今日子さぁ〜〜ん!」と大泣きしてしまいまいたとさ。
以下、簡単なあらすじとネタバレ含む感想です。
視聴がまだの方はご注意ください。
ざっくりあらすじ
光月庵の当主を決めるため、除夜祭で御菓子対決をすることになった七桜(浜辺美波)と椿(横浜流星)。
七桜は店を閉めてずっと除夜祭の御菓子を考案するものの、何を作れば大旦那(佐野史郎)の心に届くのか分からず焦っていました。そばで見ていた多喜川(山崎育三郎)は、優しく七桜を励まします。
そこへ栞(岸井ゆきの)と城島(高杉真宙)が花がすみへ訪ねて来ます。栞は、実は妊娠していない事、火事の日に椿が七桜の元へ戻ろうとしていた事を七桜に告白します。
一方、椿は夕子(須藤理彩)と会っていました。そこで七桜が妊娠していた事、火事で流産した事を知ります。
七桜と椿がお互いに想いを募らせる中、ついに除夜祭当日がやってきました。
大旦那は2人の御菓子を順番に食べ、どちらにも感動した様子。
ゆっくり考えたいと言い、七桜と椿を下がらせた大旦那は、外でこっそり様子を伺っていた今日子(観月ありさ)を部屋に入らせます。そして、今日子にチャンスを与えると言い始めます。2人の御菓子を食べ比べて、どちらが当主にふさわしいか女将として選べと…。
2人がどんな御菓子を作ったか知らない今日子は、御菓子を食べ、椿が作ったと感じた方の御菓子を選びました。
しかし、今日子が選んだ御菓子を作ったのは七桜で…というストーリーです。
考察してみる
8話でわかった事まとめ
・椿の父親は多喜川の父親(丸山智己)だった。
・多喜川の家庭は父親の不倫で崩壊しており、多喜川は今日子を恨んでいた。
・樹(鈴木伸之)を殺したのは多喜川だった。
多喜川は今日子に会いに行ったが、屋敷内で樹と出くわし、もみ合いになって刺してしまった。
・樹が刺された包丁は多喜川の物で、後から今日子が百合子(中村ゆり)の包丁とすり替えた。
・七桜の母親が人殺しだというメールを送ったのも、週刊誌に樹の死因が殺人だとリークしたのも多喜川だった。
・火事の時に道具箱を運び出したのは今日子だった。
・今日子は椿の目に角膜を移植できるように、親族への優先的な臓器提供の書面を残していた。
ネタバレ感想
何と〜!!
前回の考察で出したファイナルアンサーが当たってました〜!
こんなことは滅多にありませんよ!
最後まで怪しい映し方をされる山口(和田聰宏)にヒヤヒヤさせられたり、やっぱり多喜川父の方だったかなとハラハラしたり、最後まで揺さぶられましたが…。
見事、犯人は多喜川息子でした!
やっぱり犯人は相関図にいる人物!←そこ大事。
動機は違ってましたが。最初から樹を狙っていたわけではありませんでした。むしろ今日子を狙って行ったのに、樹と鉢合わせてしまい殺してしまいました。
うーん、広い家だったのがいけませんでしたね。狭い家だったら、あんなに騒いだらきっと誰かが気付いたのにね。そしたら、こんなややこしい事件にはならなかったかも。
今日子と話しをするだけと思っていたのに、包丁を持参する多喜川もね。どうかしている。
しかし、家庭を壊されたわけだから、今日子を恨む気持ちは分かります。
椿の父親も樹を殺した犯人も、真相がわかる直前まであっちこっちと画面が飛んで、ギリギリまでヤキモキさせる手法はおもしろかったです。
全ての真相が語られて、結局誰が悪かったんだろうと改めて考えると、樹が1番の元凶だなと思いました。
他の方の感想を読んでも、樹が悪いと考えてる人が多かったです。
好きな人がいたのに親の決めた相手と結婚して、結婚したのに百合子と別れられず、子どもまでこさえて今日子に離婚を突きつけ、不倫相手と子どもを従業員として住まわせる…。一体どれだけ自分勝手なんでしょうか。
死ぬ間際もね。
今日子に謝っていてホロリとしたのに、最後の最後で「百合子」。
ホント、最っ悪ですよね。
名前を聞いた途端にスーっと冷めていく今日子が恐ろしかったです。
これまで大旦那が一番悪いと思っていた私でしたが、今回のしおらしい大旦那を見てすっかり絆されてしまいました。
臨終の時に椿を部屋に呼んだのにも感動。
あんなに「本当の孫じゃない」と邪険にしていたのに、椿のこれまでの努力が報われた瞬間でしたよね。最後に話したい相手に選ばれたわけですから。
「自由に御菓子を作れ」という言葉には号泣でした。
樹が百合子と「椿には光月庵を継がせて、七桜には自由に御菓子を作ってほしい」と話していた時には本当に腹が立ちましたが、まさか大旦那が椿に同じ言葉をかけるとは。
血縁という呪いが解かれたような瞬間でした(´;ω;`)
ありがとう大旦那。
全然死なないとか言ってごめんね。
そして、被害者と加害者のグレーゾーンな今日子。
前々回、今日子のせいで火事になったのに、今度は畳の上で道具箱に灯油を撒いて火をつけるという暴挙を…。
今日子が光月庵にこだわっていたのはあくまで「復讐のため」であって、本当は高月家も光月庵もどうでも良かったんでしょうね。そうでなければ、簡単に部屋で火なんかつけないだろうし、七桜への嫌がらせのために常連客の御菓子に細工なんてしないでしょう。
樹に相手にされないなら、離婚して慰謝料ガッツリもらってやり直すという選択肢もあったのにな。
正直、樹はかなり酷い男だったのに、どこをそんなに好きになってしまったのか。その辺をもう少し知りたかったです。
樹に執着して、復讐に囚われて、子どもからも愛想を尽かされて。彼女の人生は一体なんだったのか。
しかし、最後の最後で母親らしい面を見せられて、またもや大号泣でした。
椿もかわいそうでした。やっと大人からの愛情を感じられたのに、2人とも死んでしまって。彼こそ1番の被害者です。
周囲の大人があんなにロクデナシばかり(←失礼)だったのに、よくあんなに一人で頑張って来れたな〜。普通はもっとグレますよ。
こんなに大泣きする最終回になるなんて思ってもみなかったんで、意外性もあって大満足でした。
橋の上で再開した七桜と椿が、除夜祭で最後だと言って別れるシーンも涙を誘いました。
泣いてる七桜の元へ戻ってくる椿がね。素敵すぎた(´;ω;`)
しかし、あんなに「これで最後」とか「もう会わない」とか言っておいて、最後すんなりくっついたのは拍子抜けしましたが。
あ、そういえば。
結局、溝口(吉沢悠)って今日子さんの何だったのさ?
他にも伏線を回収しきれてない部分もありましたが、想像以上に面白いドラマでした。
思えば、初回に大旦那が言った「3ヶ月で成果を出せ!」ってセリフに、ドラマの1クールだからね〜なんて思っていたのに、最終的にドラマ内では3年以上も経ってしまいました。
椿は3ヶ月で成果出せなかったら、出ていく約束だったんじゃ…。
今さらだけどね…( ̄▽ ̄;)
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
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★第7話の感想はこちら!