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ウクレレ&ドラマ大好き主婦の徒然日記

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「嘘解きレトリック」第6話 ネタバレ感想 人間不信確実な鹿乃子の過去

こんにちは!malcoです。

「嘘解きレトリック」第6話が放送されました。

以下、ネタバレを含む感想です。

視聴がまだの方はご注意ください。

 

★前回の感想はこちら!

www.maemuki-malco.com

 

ざっくりあらすじ

大家から猫探しの依頼を引き受けた鹿乃子(松本穂香)。左右馬(鈴鹿央士)と一緒に依頼を終えて事務所に戻ると、千代(片山祐希)が来ていた。千代を見た途端、逃げ出す左右馬。千代が左右馬を追いかけていると、赤毛の男とぶつかり、倒れてしまう。男は千代に怪我がないか確認すると去っていく。倒れた千代が着崩れていたため、鹿乃子は千代が落とした荷物を拾い、事務所に連れて帰ることに。左右馬も観念してついて帰る。

事務所で千代が鞄を開けると、見知らぬ手鏡が入っていた。ぶつかった男が落としたものではないかと推測する千代。男を探して手鏡を渡そうと言い出す。左右馬は、男は手に漆喰がついており、富士光左官店の手ぬぐいを持っていたから、左官屋だろうと推理。金にならない仕事はしないという左右馬を置いて、鹿乃子と千代だけで男を探すことになった。少女探偵団だと喜ぶ千代。

二人が富士光左官店を訪ねると、男は利市という名前だと判明した。利市の住んでいる場所を聞いて会いに行き、手鏡を返すことができた。千代から、男性が手鏡を持っていることを怪しまれた利市は、母の形見だと答える。その言葉は嘘だった。

なぜ利市は嘘をついたのか。気になって仕方ない鹿乃子。すると、通りがかりの女性から「ひったくりに遭った」という話を聞く。女性は手鏡を盗まれており、その特徴を聞くと、利市に渡した手鏡とよく似ていた。持ち手に「TATUE」と書いてあるらしい。

鹿乃子は、利市が手鏡を盗んだから嘘をついたのかと考える。再び利市に会いにいく二人。すると途中で荷車に轢かれそうになった少女を見かける。八重子というその少女は、利市に渡した手鏡を持っており、お兄ちゃんにもらったのだと言う。そこへ利市がやってくる。お兄ちゃんとは利市のことだった。手鏡を確認するとTATUEという文字はなく、利市が盗んだものではないと判明。事情を話して、疑ったことを利市に謝る二人。

八重子と利市は本当の兄妹ではなく、八重子の母が失踪したため利市が面倒を見ていた。利市は、水路の掃除で手鏡を拾い、それを母の形見だと言って八重子に渡していたのだった。鹿乃子は、利市の嘘を聞いたことで犯人だと決めつけてしまったと落ち込む。

鹿乃子は、嘘が見抜けるからこそ、幼い頃から人を傷つけてしまうことがあった。嘘を見破るたびに人から疎まれる。しかし、嘘を見過ごして、誰かが貶められるのを見るのもつらい。人の嘘は分かっても、自分が言ったことを信じてもらえない。そんな過去の経験を思い出し、このまま探偵助手をしていてもいいのかと悩む鹿乃子は、探偵事務所に帰れないでいた。

そこへ左右馬が迎えにくる。鹿乃子は事情を話して、探偵助手をやめると告げる。「探偵助手をやめても嘘は聞こえる。嘘を聞いて知らないふりをするのはキミには無理だ」と左右馬はなだめるが、鹿乃子は聞く耳を持たない。そのうちに「分かった。別のところで働いたほうがいい」と言って立ち去る左右馬。その言葉は嘘だった。

自分が拒絶したため、左右馬に嘘をつかせて傷つけたと後悔し、追いかける鹿乃子。すると左右馬は「ほらね、人を傷つけるのがそんなに辛い人に、放っておけるわけないよ」と笑う。嘘がわかる鹿乃子に見えないものがあるなら、嘘がわからない自分にはそれが見えるのだと言う左右馬。鹿乃子はようやく、一人ではないと実感することができたのだった。

 

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ネタバレ感想

うーん、切ない。

ほっこり回かと思ったら、意外と切ないお話でした。

嘘がわかるって「便利じゃん」くらいで、そんなに深く考えずにこのドラマを見ていましたが。

今回の鹿乃子の回想は、ちょっと気が滅入る内容でしたね。

嘘をついてる人を見ても放っておけばいいんだと、私も思ったけれど。

嘘で貶められる人を放置し続けるのもツラいですよね。

嘘をついた人が得をして、陰でほくそ笑むのを見るのだって腹が立つし。

人間不信になるわ。

狡猾にただただ利己的に生きれられればいいんだろうけど、正義感なんて持ってると気が狂いそうです。

そんで、何も言わずに娘を抱きしめるお母さんと、その理由を知ってる娘の関係の切なさよ。

改めて鹿乃子の不幸を感じましたし、左右馬に出会えたことの大きさと幸福も実感できました。

嘘が聞こえるだけではダメで、それを証明する説得力が必要。

その説得力を与えるのが左右馬。

二人のこの関係性がこのドラマのキモであり、面白さですね。

 

鹿乃子が左右馬と出会うことで救われたのは、今回のエピソードでバッチリ理解納得できました。

が、左右馬はなぜ鹿乃子をそばに置くのか。

左右馬がこれまで長く人をそばに置くことはなかったと、くら田で話していた内容が気になります。

何か秘密の過去があるのでしょうか。

左右馬にとって鹿乃子が必要な理由ってなんだろ?

鹿乃子は、自分は他人からの悪意を浴びて傷つけられてきたのに、自分は人を傷つけたくないという人物像であり、そこを左右馬は信頼してるんだなと感じています。

誰かに傷つけられたり裏切られたりした経験があるのかな。

鹿乃子には、絶対的に左右馬が必要だと思える説得力のあるエピソードがあった手前、左右馬の方は「なんとなく」ってことはないでしょう。たぶん。

期待してしまうな〜。

初回から面白いと思っていましたが、中盤でそれを超えて面白くなってきたので、後半も期待していこうと思います。

次回はまたホラー( ̄◇ ̄;)

怖いけど、頑張って観ますよ!

 

 

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。

 

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