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「嘘解きレトリック」第11話(最終回)ネタバレ感想 馬鹿ップル(笑)

こんにちは!malcoです。

「嘘解きレトリック」第11話が放送されました。

以下、ネタバレを含む感想です。

視聴がまだの方はご注意ください。

 

★前回の感想はこちら!

www.maemuki-malco.com

 

ざっくりあらすじ

祝探偵事務所に女性が訪ねてきた。行き場がないというその女性は、大家から「事務所に住んでもいい」と言われたらしい。大家からの手紙に「彼女を泊めたら溜まっている家賃をなしにする」と書かれてあり、左右馬(鈴鹿央士)は承諾する。女性は青木麗子と名乗るが、鹿乃子(松本穂香)は嘘だと気づく。夕飯のためにくら田に行くと、麗子は馴染みの男性客たちとすぐに仲良くなる。その様子を見て、なんとなく鹿乃子は不安になる。麗子は男性客たちに身の上話をするが、それらも全て嘘だった。

翌朝、事務所に置いていた新聞の一枚がなくなっていることに気がついた左右馬。麗子が隠したのではないかと考え、同じ新聞をもう一部取り寄せる。そこに「蘭子へ。心配している。連絡乞う。鈴乃」という尋人の広告を見つけ、麗子が鈴蘭の刺繍の手袋をしていたことを思い出す。左右馬と鹿乃子は、鈴乃という人物に会いにいく。

鈴乃は大きな屋敷の娘だった。探しているのは蘭子という女中で、12歳の時に奉公に来てから、鈴乃と蘭子は姉妹のように過ごしてきたのだという。隣の屋敷に住む鈴村という若者も仲が良く、蘭子は鈴村家の営むテーラーで働いていた。よく働き、周囲からも信頼されていたのだが、10日前に突然姿を消した。鈴乃は、自分が鈴村と婚約したため、出て行ったのではないかと考えていた。蘭子が鈴村に思いを寄せていたのだと思ったのだ。

蘭子の写真を見せてもらうと、麗子と同一人物だった。麗子の正体は蘭子だった。しかし、左右馬は何も言わず、鈴乃に蘭子を探す約束をして屋敷を後にした。

左右馬と鹿乃子は事務所に戻って、蘭子に事情を聞く。すると、蘭子の想い人は鈴村ではなく、鈴乃だった。二人が婚約し、二人の幸せを心から願うことができず、そんな自分に嫌気が差して家出をしたのだった。口では二人を祝福して、心にもない嘘をつき続けるのが嫌だと言う。そんな蘭子に、左右馬は「ずっと嘘をついていればいい」と話す。嘘にはつく人の願望がある。蘭子が嘘をついたのは、そう願いたいからなのではないか。そう言われた蘭子は「心を込めて嘘をつく」と言って、鈴乃の元へ戻っていくのだった。

 

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ネタバレ感想

平和な最終回でしたね。

蘭子はもっと波乱を巻き起こすのかと思っていましたが、いい人でしたね。

大切な人のために、嘘をつき続ける。心を込めて。

なんて素敵なんだろう。

嘘を素敵だと感じられる、温かくて切ないお話でした。

波乱は、鹿乃子が心の中で勝手に起していただけでしたね。

魅力的で男性とすぐに仲良くなる蘭子を見て、左右馬を取られてしまうとでも思ったのでしょうか。

まぁ、ちょっと悪女っぽかったですもんね。

しかし、まさか新聞を一枚くすねたくらいで身元が割れるとは、蘭子も驚いたでしょうね。

今回も左右馬の洞察力に脱帽でした。

最後は、箱入りのおそろいマフラーに馬と鹿の刺繍。

まず「箱入りのマフラー」というのに驚きましたが、左右馬と鹿乃子の名前を合わせると「馬と鹿」になるという仕掛けにもビックリ。

えぇ?どういうこと?

今まで、全然気が付きませんでしたよ。

二人とも動物の名前が入ってるな〜ってくらい。

作者は意図してこの名前を付けたんでしょうか。

どういう意味で?

あまりにも謎めいていて、考え込んでしまったんですが。

うーん、二人って、ちょっと…バカップルっぽい?

頭はいいんだけどなぁ。

二人でいる時は幸せオーラ全開で、ほんわかしすぎてるかなぁ。

ニコニコして、食べ物の話ばっかりして。

うーん。馬鹿ップル(笑)

 

さて、このドラマはずっと「嘘」をテーマに、いろんな事件を通して嘘について考えさせられてきましたが。

今回は最終回にふさわしく、核心をついたセリフがありました。

「何もかも思い通りになるなら、誰も嘘なんてつかない。思い通りにならないものを、思い通りにしようとした時に嘘をつく。ただ事実ではないというだけでなく、嘘にはつく人の願望がある。欲がある。願いがある」

これが嘘の本質なんでしょう。

なるほどなぁ。

嘘について、こんなに深く考えたことはなかったです。

「嘘」というたったひとつのテーマで、1クールのドラマが作れるなんて。

本当にすごいと思うし、1話1話で物事の捉え方がすごく多面的で、描き方も伝え方も丁寧で、思いやりがあって、すごくよく出来た作品だったと思います。

キャラクターもドラマの世界観も雰囲気も素敵で、毎回すごく幸せな気持ちにさせてもらえました。

終わってしまって寂しいです。

まだまだ、ほんわかした二人を見ていたいなぁ。

結局、左右馬の過去は分からないままで、偽徳田史郎も再登場せずに終わってしまったので、これは続編を期待したいところですね。

絶対にやってほしい。

ずっと待ってますよー!

 

 

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。

 

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