こんにちは!malcoです。
「アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋」第5話が放送されました。
以下、簡単なあらすじとネタバレ含む感想です。
視聴がまだの方はご注意ください。
ざっくりあらすじ
前回、辰川(迫田孝也)の父・太一(伊武雅刀)が急変しましたが、とりあえず一命は取り留めました。
辰川は、本人に癌の事を知らせるか悩みますが、樹里(久保田紗友)が苦しんでいる事に気づき、太一に本当の事を話す決心をします。
太一は病状は胃癌のステージ4。余命3ヶ月。手術で取り切るのは無理でした。太一本人は治療・入院はせず店の厨房に立ちたいと希望しましたが、少しでも長く一緒にいたいと願う家族のために抗がん剤治療をすると決意して…というストーリーです。
ネタバレ感想
今回は、がん患者の治療でした。
実際、家族が癌で余命宣告されたら。どう決断していいのか…。
希望を叶えてあげたいけど。
樹里みたいに、3ヶ月って嫌だよって泣いてしまいそうです。
辰川も樹里も、やりたいことリストを作って、必死に太一の最後について考えつつ、自分たちも太一を失う覚悟を決めていたんだろうと思いました。
でも、私だったらそれでも後悔しそうだな。たぶん、どれだけやっても後悔すると思います。(そういう性格なので…)
病気になる前からもっとずっと時間があったんだから、いろいろやっておけば良かったって。
親孝行、したい時に親はなし。
まだ元気でいるうちに、出来るだけの事をやっておきたいけど、今のご時世じゃ両親に会うこともままならない…。ため息しか出ません。
抗癌剤の調整をするのは病院薬剤師の仕事なんですね。
癌薬物療法認定薬剤師。これも初めて聞きました。いろいろ勉強になります。
くるみ(西野七瀬)が興味を持って、抗がん剤治療の患者に付き添いたいと希望した事について「まだ早いんじゃ…」と言われていたので、抗がん剤の治療がもっと壮絶なんだと思ってたんですが。あっという間に退院してしまいました。
私自身は癌患者に付き添った事はないのですが、身内には癌で亡くなったり、今も抗がん剤治療を頑張っている人がいて、話を聞くとかなり大変なようです。
くるみの申し出は、そういう壮絶なエピソードのための前振りだと思っていたので、ちょっと肩透かしな感じでした。
薬剤部みんなでコントみたいな野球をするくらいなら、もっと抗がん剤治療の患者と向き合う大変さとか、薬剤師ならではの苦労とか、そっちにウエイトを置いて欲しかったな〜。
ちなみに、私の義父は癌で亡くなったのですが、治験薬を使用していました。
私の実母くらいの世代は「実験台にされるみたいで嫌だ」という人もいるようですが、義父はその薬が体に合ったみたいで、余命3ヶ月と言われていた所を3年以上生きました。
高熱で緊急搬送された太一が「延命はしないでほしい、実はしんどい」と語ったシーンは泣けました。
家族に心配かけまいと頑張っていたんですね。病気で苦しいはずなのにね。
「医療用麻薬を使った緩和ケアは、痛みを取り除いて穏やかに暮らせるようにする治療の1つ」というのは納得できました。
本来、癌患者のケアに関して、薬剤師はどこまで患者と関わるんでしょうかね〜。
このドラマは薬剤師しか出てこないから、そこが分からないのが本当に残念です。
今回も突っ込みどころは満載でしたが、みどり(石原さとみ)が薬剤師を目指した理由が一番ビックリでした。
みどりの妹が病気で亡くなった。
何もできず、泣くことさえできなかったみどりに、薬剤師さんが寄り添ってくれた。
…………( ̄◇ ̄;)
それって医者でも看護師でも良くない?
どころか、学校の先生とか友達とか、何なら近所のお姉さんとかでも、そういう人いるんじゃない?
悲しむ人に寄り添えるのは薬剤師だけなのか?
これから納得できるエピソードが出てきてくれればいいんですけど…どうかなぁ…。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
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