こんにちは!malcoです。
「海に眠るダイヤモンド」第4話が放送されました。
以下、ネタバレを含む感想です。
視聴がまだの方はご注意ください。
★前回の感想はこちら!
ざっくりあらすじ
2018年東京。いづみ(宮本信子)は会社に玲央(神木隆之介)を連れていって秘書として紹介し、次期社長候補とまで言う。驚きを隠せない和馬(尾美としのり)や鹿乃子(美保純)たちは、玲央がいづみの隠し孫なのではないかと疑い始め、DNA鑑定を目論む。玲央は自分の祖父が荒木鉄平なのかもしれないと興味を持つ。すると、いづみは鉄平の日記を玲央に渡す。
1958年の端島では、精霊流しの日が近づいていた。みな、亡くなった大切な人のことを思い出す。百合子は幼い頃の母と姉のことを思い出していた。百合子の家はキリスト教で、3人でよく長崎の浦上天主堂に行っていた。しかし今、姉はおらず、母の寿美子は病で床に臥している。
百合子は、朝子(杉咲花)に意地悪を言ったり、冷たい態度をとることが多い。リナ(池田エライザ)はそんな百合子に呆れていた。なぜ、朝子と百合子は仲が悪いのか、疑問を持つリナ。その答えは、百合子と鉄平(神木隆之介)、賢将(清水尋也)だけが知っていた。朝子は知らない。
戦時中、端島では食糧事情が悪く、荒木家では娘2人を福岡に疎開に出した。長男の吉平は志願して陸軍に入り、父・一平は喜んで送り出した。娘たちは福岡で空襲に遭って亡くなり、吉平はビルマで敵軍に囲まれて玉砕した。
8月のある日、幼かった百合子は、長崎の教会に行って手伝いをする予定だったが、手伝いが嫌で隠れていた。百合子を探していた母と姉に、朝子が百合子の居場所を教えてしまった。百合子は長崎へ連れて行かれる。そこで原爆に遭い、姉は亡くなり、母も百合子も被曝した。
朝子は、このことを知らないが、大人になってからもずっと、百合子も鉄平も誰も朝子には本当のことが言えなかった。
精霊流しの日が近づき、誰もが亡くなった人へ想いを馳せる中、寿美子は亡くなった。白血病だった。
精霊流しの日には盆踊りがある。百合子は朝子に盆踊りに一緒に行こうと誘う。そして、朝子に浴衣を着せながら、これまでに言った意地悪の数々を謝るのだった。
そんな中、リナの部屋を訪れた進平(斎藤工)は、リナの持ち物に大金とピストル、血がついた衣服を見つけてしまう。そして、本土では夏八木が撮影した映像を見た男たちが、リナを見つけて騒いでいた。
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ネタバレ感想
戦争と原爆のお話でした。
なんとも言えないモヤモヤが残る回でした。
百合子は性格悪いな〜とずっと思っていましたが。
消化できないものをずっと抱えていたんですね。
誰も悪くないです。
確かにあの時、朝子が出て行ってなかったら、違っていたのかもしれない。
でも、違わなかったかもしれない。
こればっかりは分からないし、朝子のせいで原爆が落ちたわけでもない。
それが分かっているから、百合子は朝子に何も言わなかったんだろうけど。
でもどうしても「たられば」の話を考えてしまって、許すこともできない。
それが意地悪という形で出てしまったのかな〜。
はぁ、切ない。
お母さんが亡くなったのを機に、朝子に謝っていましたが。
お母さんが亡くなったからって、消化できるものでもないでしょう。
それでも一旦区切りをつけたかった、のかな。
百合子の「被曝した人には戦争は終わってない」という言葉が一番キツかったです。
ズシンと来ました。
それから、鉄平のナレーション。
「日本は戦争で負けた。人を殺して殺されて、たくさんの国に恨まれて。何が残った」
戦争をして、一体、誰が幸せになったんだろう。
戦争は絶対に反対。
改めてそう思ったお話でした。
さて、今回は登場人物たちの苗字が少し判明しました。
・玲央はクサカ(日下?)
・辰雄(沢村一樹)と賢将はコガ(古賀?)
それから、草笛リナは偽名だそうです。
「いづみ」という名前が、苗字なのか下の名前なのかと疑問に思っていましたが。
リナが偽名となると、リナ=いづみである可能性も再燃…。
そもそも、なんで「ず」ではなく「づ」なのか。
ちょっと気になって調べたら、井津美さんという苗字が長崎で見られるようです。
となると、やっぱ苗字か?
予告の感じだと、そろそろ正体が判明しそうです。
いづみの正体も楽しみなのですが、何より端島の人たちが、閉山後に島を出てからどんな人生を経て、いづみや玲央にたどり着いたのかが気になります。(玲央が鉄平の孫だと決めつけてますね^^;)
「運命を変える1日」というのも気になる。
次回、何が起きるんでしょうか。
なんだか悪い予感しかしないので、次回を見るのがちょっと怖いです。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
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