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「ウチの娘は、彼氏が出来ない!!」第10話(最終回)あらすじ&ネタバレ感想 彼氏が出来ないとか、そんなことはどうでも良くって…

こんにちは!malcoです。

「ウチの娘は、彼氏が出来ない!!」第10話(最終回)が放送されました。

以下、簡単なあらすじとネタバレ含む感想です。

視聴がまだの方はご注意ください。

 

★第9話のあらすじ・感想はこちら!

www.maemuki-malco.com

 

ざっくりあらすじ  

小説の映画化発表により人気が上がり絶好調の碧(菅野美穂)でしたが、漱石川上洋平)が4月からニューヨークに異動すると聞かされ動揺します。

碧が漱石に「一ノ瀬(豊川悦司)から沖縄に一緒に来ないか」と誘われていると話すと、漱石は「それならいっそニューヨークに行きませんか」と碧を誘います。

突然のモテ期到来に、おだやで「一ノ瀬と漱石にプロポーズされた」と大騒ぎをする碧。 

その頃、ゴンちゃん(沢村一樹)はすずらん温泉で一ノ瀬に遭遇します。来週には沖縄に行くのだと話す一ノ瀬に安心するゴンちゃん。

一方、空(浜辺美波)は渉(東啓介)と会っていました。別れを切り出す空に、渉は「気持ちがないのを見て見ぬふりをしていた」と受け止めます。好きな人ができたのかと尋ねる渉に、空は「好きかどうかは分からない」と言いつつ、光(岡田健史)の顔が浮かぶのでした。

そんな中、NY行きが決まり、転勤前におだやのおでんを食べたいとやってきた漱石。そこへ一ノ瀬もやって来て、微妙な空気が流れる店内。一ノ瀬はおでんを食べながら、碧を沖縄に連れて行くとゴンちゃんに話します。「歳の割にはいい女。一人しておくのはもったいない」と碧を軽んじるような話し方をする一ノ瀬に、ゴンちゃんは激怒して殴りかかります。その後も、一ノ瀬はゴンちゃんを挑発するように自己中な言葉を放ち続け、ゴンちゃんの拳は止まりません。見かねた漱石が止めに入り、殴られながら一ノ瀬が笑っている事に気づきます。

一ノ瀬はバイトに来ていた空に連れ出されます。空が「殴られたのになぜ笑っていたのか」と尋ねると、一ノ瀬は「ちゃんと自分の罪を責められてホッとしたのだ」と話します。

翌日、漱石と最後の打ち合わせをした碧は、NY行きを断ります。しかし、オワコンだと思っていた自分が自信を取り戻せたのは漱石のおかげだと感謝の気持ちを伝えます。

そして碧は、自分は恋に走る女ではないと悟ります。「誘われてどこかに行く女ではなくなった。ここが自分の基地なのだ」と確信する碧。

一ノ瀬が沖縄に立つ日。碧は一ノ瀬を訪ねて、沖縄には行けないと伝えて…というストーリーです。

 

ネタバレ感想

うーん。結局、このタイトルは何だったんだろう…という後半からの展開と結末…。

うちの娘は彼氏が出来ない…なんて事はどうでもいい!と。

そういう感じ?

空に彼氏ができるまでの過程を描くドラマかと思って見始めましたが、最終的には彼氏とかはもうどうでも良くなっていたように思います。

気持ちや関係に名前をつける必要なんてなくて、ただ好きな人との関係を大切にすれば、それでいいと。

碧とゴンちゃんは、もう今さらだなと思えるんですよ。

あの関係で何十年もやって来てて、お互いにそのままの関係で心地いいんだろうなと。

家庭を作って子どもを育ててって年齢でもないから、あのまま年取っても仲良く喧嘩すればいいと思う。

でも、空と光を最後まで曖昧な関係で終わらせたのは…ちょっと納得いきませんでした。

タイトルがタイトルなだけにね。

だって、下手したら碧とゴンちゃんの二の舞ですよ。

それでいいんだろうか…。

それとも、続編ありきでこういう結末にしたのかな〜。

 

タイトル問題にモヤっとしましたが、それ以外はそこそこ楽しめました。

空も光も漱石もゴンちゃんも、いいキャラだったし。

途中参加の一ノ瀬風雅も意外と魅了的だったし。

碧はあまり好きじゃなかったけど、最後に「恋に走る女にはなれない」という自分に気づいて、自分で行く場所は自分で決めるというのには好感が持てました。

「どこに行くか分からない白馬には乗れない。自分の足で歩く」

碧、案外かっこいいなぁ…と。

最後はサリー(福原遥)と俊一郎(中村雅俊)も素敵でした。

サリーと俊一郎の関係こそ「名前を付けなくていい関係」なんじゃないかな。

親子どころか、祖父と孫くらいの年齢差ですから。

それでも、お互いに一緒にいて心地良くて、ずっと一緒にいたい関係。

とても微笑ましい2人でした。

 

全体的に「名前を付けなくてもいい関係」という、渉が言っていた言葉がこのドラマのテーマだったように思います。

「無理に気持ちや関係に名前をつけることはない。でも無くしたくないものは守らないと」

親子、恋人、友達、作家と編集者。

その関係を超えていたり、何か足りなかったり…。

みんな、どこかしら不完全で曖昧な関係だったように思います。

血が繋がった親子だったとしても、一緒にいられるとは限らなくて。

完璧で絶対的な関係というものはなくて、だからこそ守らないとなくなってしまうかもしれない。

そんな危機を乗り越えてお互いの大切さに気づいて、それでやっと一緒にいられるんですね。

ただの恋愛ドラマかと思って見始めましたが、振り返ってみれば非常にメッセージ性の強いドラマでした。

しかし、返す返すもタイトルはこれじゃなかったよな…(ー ー;)

 

 

 

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。

 

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