こんにちは!malcoです。
「ウチの娘は、彼氏が出来ない!!」第1話が放送されました。
以下、簡単なあらすじとネタバレ含む感想です。
視聴がまだの方はご注意ください。
ざっくりあらすじ
シングルマザーとして一人娘を育てる碧(菅野美穂)は、かつて恋愛小説の女王と呼ばれ一世を風靡した売れっ子小説家でした。しかし、愛娘の空(浜辺美波)は筋金入りの二次元オタクとして現実の男性には興味を持たず生きており、碧はそんな娘の生活を嘆いてしました。
そんなある日、碧が恋愛小説から路線変更して連載していた初ミステリー「アンビリカルコード」の打ち切りが、編集長の小西(有田哲平)から告げられます。
新しい編集担当になった橘漱石(川上洋平)から恋愛小説を書いてほしいと依頼されますが、恋愛とは縁遠くなってしまった自分には、もう恋愛小説は書けないと途方に暮れる碧。
大学生の空は、商店街の老舗鯛焼き屋「おだや」でアルバイトをしており、忙しい母親に代わり家のことや家計の管理もしているしっかりもの。バイト先の「おだや」の店主で碧の幼馴染・ゴンちゃん(沢村一樹)に碧の連載打ち切りの話をして、マンションのローンが払えないのではないかと懸念していました。
アルバイトの帰り道。空は、公園で転んだところを男性に声をかけられます。歪んだメガネを直してもらい、その優しい男性に運命的なものを感じてときめく空。
一方、碧はあと2回で連載終了となる「アンビリカルコード」の続きが書けないでいました。「アンビリカルコード」を他の出版社に売ろうと試みますが、それも失敗。
そこへ帰宅した空が、マンションを売って引っ越そうと提案します。
しかし絶対にマンションは売らないと言う碧。空は「マンションもプラダやヴィトンの服も母ちゃんの見栄の塊だ」と責め、2人は喧嘩をしてしまいます。
自宅を飛び出し「おだや」に身を寄せた空は、ゴンちゃんから碧がマンションを売らない理由を聞きます。
それは部屋の窓から見える看板の「象印」でした。父親のいない家庭で育った空が、小さい時から好きだった象印。空は象印を見るとホッとすると言います。
娘にとって大事な物は母親にはもっと大事な物だと聞かされた空は、急ぎ碧の元へ帰ります。そして、私が恋をするからそれをモデルに恋愛小説に書けばいいと、碧に告げるのでした。
空にはそう言われたものの、オタクの娘がヒロインとなるとライトノベルになってしまうと悩む碧。やはり自分で恋をするしかないと思いつつ、四十肩を治しに整体治療院を訪れます。
そこで施術してくれたイケメン整体師に思わずときめく碧。
しかしその整体師は、空が公園で出会った男性で…というストーリーです。
ネタバレ感想
あまり期待してなかったのですが、意外にも面白かったです。
主人公の碧と空の話し口調が独特でした。あの口調が多少気にはなりましたが、そこまで違和感なく観られたと思います。
特に空はクールなキャラだったからか、硬い口調でも何となく「そういうキャラ」だと思えました。でも少し田舎臭くはあったかな。都会暮らしなのにね。
浜辺美波ちゃんは、こういう少し棘があってクールな役柄の方が好きです。
いつも無愛想で不機嫌そうな雰囲気だから、ソイペチーノをもらって美味しそうに食べる時の顔がものすごく可愛く感じられました。あのギャップが素敵だな〜。
キャラとしては好きですが、オタクっぽかったかと言われると、そうでもないような。
初回でいろんな人の設定を紹介しないといけなくて、描ききれなかったのでしょうか。
次回は岡田健史くん演じる光が隠れ二次元オタクだったと判明するようなので、オタク魂に火がつくのかな。
そもそも現代のオタクって、どんな立ち位置なんでしょうかね。
昔よりはオープンになったのかな。
アニメもゲームもクールジャパンの一部ですもんね。
オタクを「ダサい」「恥ずかしい」という昔の感覚で捉えていいものなのか…。
そんな疑問も浮かびました。
驚いたのが、空の昔の写真に一緒に写ってる碧に違和感がなかったこと。
ああいう写真って髪型や色を変えて若作り風にしたりして、それでも違和感あるな〜ってなるじゃないですか。
でも菅野さんは、小細工しなくても全然違和感がないなと。
そうそう確かに菅野美穂って変わらないよな〜と、妙に納得してしまいました。
浜辺美波ちゃんと並んでも、年の離れた姉妹みたいに見えてしまうし。
すごいな〜。
私、菅野さんと1コ違いなんですよ。
私が美波ちゃんと並んだら…違う生き物に見えそうだな。
セレブなタワマンと下町の「おだや」を行き来するのが面白かったです。
どっちの雰囲気も楽しめるというか。
だいぶ生活感が違うと思うんですが、碧も空もどっちにも馴染んでるのが不思議でした。
やっぱ、あの口調のせいでしょうか。
見た目は都会的なのに、ちょっと田舎くさい喋り方。だからコタツにもよく合うと。
ゴンちゃんもいい味出してました。あの軽いノリは沢村一樹さんならではという感じ。
母娘ともコタツに潜って踏んづけられるのが笑えました。
なんだか、ほっこりできるドラマでした。
しかし恋愛が盛り上がってくると、このほっこり感はどうなってしまうのかな。
北川悦吏子さんの脚本は昔の作品を何作か観てますが、確実に覚えてるのは「愛していると言ってくれ」くらいかな。あれは好きでした。
最近の作品は見ていないのでお久しぶりだなと思いつつ、今後どんな展開を見せてくれるのか楽しみです。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
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