現実逃避は前向きに。

ドラマ大好き主婦の徒然日記

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「対岸の家事」第9話 ネタバレ感想 中谷、成長したな!

こんにちは!malcoです。

「対岸の家事」第9話が放送されました。

以下、ネタバレを含む感想です。

視聴がまだの方はご注意ください。

 

★前回の感想はこちら!

www.maemuki-malco.com

 

ざっくりあらすじ

家出をした詩穂(多部未華子)は坂上田中美佐子)の家へ行く。虎朗(一ノ瀬ワタル)と電話で話すが、中谷(ディーン・フジオカ)との関係を理解しようとしない虎朗に腹を立て、主婦の有給休暇を宣言する。中谷に虎朗と喧嘩をして家をしたことを話すと、仕事をする虎朗と専業主婦の詩穂は、お互いの辛さが分かり合えてないのではないかと諭される。

一方、虎朗は詩穂が帰ってこず、落ち込んでいた。ひょんなことからバイトの石原(西野凪沙)に詩穂がパパ友と子どもを連れて公園で遊んでいたと話すと、石原は「遊んでいるのではなく、子どもを遊ばせているのだ」と指摘する。帰宅すると散らかった部屋を見てうんざりするが、いつも詩穂がやっている家事の大変さを知ろうと、片付けや洗濯を始めるのだった。

翌日、虎朗は中谷に会いにいき、昼間の詩穂の過ごし方を教えてほしいと頭を下げる。中谷は、日常の家事とそれに付随する膨大な作業を虎朗に経験させる。その後、中谷から詩穂の居場所を聞いた虎朗は坂上家に行き、詩穂に謝るのだった。詩穂も、虎朗が仕事を頑張っていることを考えられていなかったと反省。お互いにもっと話をしようと約束する。

そんな中、村上家に新たな脅迫文が届く。封筒を見つけた詩穂は、通りがかった礼子(江口のりこ)に相談する。礼子は中谷を呼び出し、3人で会議を開く。実は中谷は、脅迫文を送っている女性を見かけた際に、尾行をして家を突き止めていた。さらに、自腹で調査会社を雇って、素性を調べ上げていた。女性は白山はるか(織田梨沙)という名前で、シングルマザーだった。保育園に預けていないのに一人で外出していることから、ネグレクトの可能性がある。詩穂は白山と会って話をしてみるという。

心配した中谷と二人で白山家に来た詩穂。留守のようだったが鍵は開いており、中から赤ん坊の鳴き声がする。入ってみると薄暗い部屋で赤ちゃんが泣いていた。そこへ白山が帰ってきて、子どもに手を出すなと怒る。白山は、父親の身の回りの世話をさせられている母親を見て「結婚しない」と決め、SNS精子だけをもらって妊娠し、子どもを産んだという。男がいなくても一人で子育てをすると決意していたが、上手くいかなかったようだ。世の中に専業主婦がいるから女に家事を丸投げする男が減らないのだと考え、詩穂を目の敵にしていた。それを聞いた中谷は「専業主婦がどれだけ大変なのか知らなかったのだ」と反論。子どもを産んだことを後悔する白山に、詩穂は「自分も子育てと家事の大変さを想像したこともなかった」と話す。そして、昨日までがダメだったら、今日からまたやり直せばいいと励ますのだった。

白山と話をして、時代の「こうあるべき」にとらわれた人なのかもしれないと感じた詩穂。父も同じだったのかもしれないと考える。そして、実家を訪ねるのだった。

 

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ネタバレ感想

シングルマザーは、意外と早く片付きましたね。

まさか家に直撃するとは。さすが詩穂。

無断で家に入る時の「あー!」ってなってる中谷が笑えました。

それにしても、白山は立派な一軒家に住んでましたね。

実家だけど両親がいなくなったとか?

それともエンジニアで、すごい給料をもらってるんだろうか。

パソコンがあったので、今は在宅で仕事をしてるのかな〜。

在宅で仕事ができれば、子育ても大丈夫だと思ったんでしょうか。

生まれて数年は、そんな暇ないよね〜。

母乳をあげるのだけでも1日8回とか10回とかで、1回につき30分くらいかかるので、結構な労働時間になります。

夜中でも関係なくあげなきゃいけないし。

それに加えて、オムツを変えて、お風呂に入れて、寝かしつけをして、汗をかいたら着替えさせて、洗濯物も増えて、離乳食作って。

成長して出来ることが増えると手間が減るなんて思ったら大間違いで、自分でご飯を食べるようになったら食べこぼすし、歩くようになったら公園や散歩に行きたがるし、いろんなものに興味を持つので目が離せなくなるしで、逆に手間が増えることも多いです。

それを、保育園に預けずに自宅で仕事をしながら一人で育てられるなんて。

それで子育てができるなら、保育士なんて必要ありませんよ。

ただ、私は30代で子どもを産んだので、周囲に子育てをしている友人が結構いて、リアルな体験談を聞いて「仕事との両立は無理」と思ったのですが、そういう情報を得ずに子どもを産んで、想像以上の大変さに打ちひしがれる人もいるのかもしれませんね。

はたから見ているだけなのと実際にやってみるのとでは、全然違うことってたくさんあると思います。

実際に経験しないと分からない。今回はそういうテーマでしたね。

中谷の成長ぶりにビックリでした。

詩穂と虎朗の夫婦喧嘩の相談に乗れるようになるなんて。

しかも、主夫経験を官僚の仕事に活かしたいとか。

頼もしい限りです。

中谷の言っていた「主婦がいなくなったら、その役割は誰がするのか」という問題。

これはずっと感じていました。

もちろん、保育士やハウスキーパー介護士という職種を担う人たちが代わりをするんでしょうけど。

その分、お金を払わないといけないわけで。

自分でできる仕事をお金を支払って誰かにしてもらうとなると、払う金額以上を稼げるように働かないといけなくなるわけです。

なんだか、本末転倒じゃないですかね〜。

経済が回ればそれでいいのかな。

なんだかんだで、今は税金が使われてますけどね。

しかし、待機児童は多いし、高齢者施設も順番待ちが多いし、保育士も介護職も人手不足だし。

体制が整わないまま、政府が共働きを勧めるのは納得できません。

それに、家族で生活する上で必ず必要になる家事や育児を、誰かに依存しないと生きていけない世の中も寂しいと感じます。

でも今は、出産したら育休をとって、保育園を探して、育休が明けたら仕事に戻って、家事と子育てと仕事を両立するのが「こうあるべき」母親像であり、ロールモデルなんでしょうね。

不景気だからってのが一番大きいんだろうけど、老後2000万円問題とか、学費や子育て費用が高額すぎる問題とか、いろいろと騒がれて、溢れかえるメディアやネットの情報が母親たちを「そうさせている」のかもしれません。

 

次回はついに、詩穂の父娘問題、中谷の母子問題に突入するようです。

虎朗が詩穂の父・純也(緒方直人)を知っていたということは、結婚してから父親に会いに行ってるってことですよね。

絶縁状態なのかと思ってましたが、結婚の報告には行ったのかな〜。

「親孝行、したい時に親はなし」と言いますが、文句を言いたい場合も、機会を逃してしまうと「親はなし」ってことになりかねません。

いなくなってからでは後悔が残るので、早くわだかまりを解消できるといいですね。

 

 

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。

 

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