塩と砂糖を間違えた!
こんにちは!malcoです。
先日、夕飯で豚丼を作った時の話です。
なんと、塩と砂糖を間違えて入れてしまったのです。
我が家の味付けは、砂糖、醤油、ニンニク少々なのですが、その砂糖の代わりに塩をどっさり入れてしまいました。
こんな、漫画みたいな間違いしてしまうんですよ。私は(;ω;)トホホ
味見をしたのでまだ良かったです。
実は私、料理をした時に味見をしない事が多いのです。
特に作り慣れたメニューなら、大体いつもの量でいつも味になるので。
その日はたまたま味見をして、辛っ!となったのです。(←塩っぱい事を「辛い」と言います。たぶん「塩辛い」の「辛い」です。)
いや、ビックリしました。
なんで?なんで辛いの?
舌がビリビリするほどです。
私の体調がおかしいのかとも思ったのですが、しばらく考えて、これは塩と砂糖を間違えたなと。
20代の頃に、いなり寿司の油揚げを煮た時に間違えて塩を入れて以来、久々の大失敗です。
肉は100g98円で1パック500円くらいの豚コマ。
他に玉ねぎと平茸が入ってました。
これを捨てるのは忍びないし、そろそろ旦那も帰ってくるのに、今日のご飯どうしよう…と焦りました。
そこで閃いたのは「塩を水で洗い流す」という方法。
煮物じゃなかったのが不幸中の幸いですね。
フライパンにジャージャー水を注いで、おたまで汁をすくって捨てていく。
途中で何度か味見をすると、やっぱりまだ辛い。
結局、その作業を5、6回くらい繰り返したかな。
そして味見をすると、ほんのり塩味で、なんだか良い塩梅( ̄∀ ̄)
塩味が少し残っていたので、醤油は少なめで味付けをして食卓に。
家族には事情を説明して、無理そうなら食べなくて良いよと言ったのですが、みんな「美味しい、むしろいつもより美味しい」と言って食べてくれました。
フクザツ…(ー ー;)
塩分摂取にご注意を!
塩と砂糖を間違えた時の対処法を後で調べてみたら、水を入れて火にかけたりして塩抜きをするという方法がありました。
煮物などの染み込む料理の場合は、別の料理にリメイクする事が勧められていました。
しかし、塩分の取りすぎには注意が必要なのです。
夕飯を食べ終わった後、塩分の取りすぎは危なかったような気がするな…と思って、これも調べてみました。
戦時中に「徴兵を免れるために醤油を飲んでわざと病気になった」という話は有名ですが、そんな昔の話ではなくても、塩分の取りすぎで中毒死という事件があったのです。
2017年の事です。
1歳の赤ちゃんに、お母さんが乳児用のイオン水に食塩を混ぜてあげた所、亡くなってしまったのだとか。
お母さんは、調子が悪そうな娘に塩分補給をさせようとしたのだそうです。
居た堪れない事件ですね(;ω;)
塩の致死量
塩は体の大きさで致死量が決まるそうです。
致死量は体重1kgに対して0.5〜5g、脳や臓器に影響を与える量は体重1kgに対して0.5〜1gとされています。(あくまで塩単品や醤油など濃縮された形で短時間に摂取した場合です)
小さじ一杯が5gなので、体の小さい赤ちゃんや子どもに大人の感覚で塩分を摂取させるのがどれほど危険なことなのか、想像すると非常に怖くなります。
子どもでなくても、ふざけて醤油を飲んで意識不明になったり、塩を大量に食べて自殺した人もいるそうです。
いろいろ調べて、子どもたちが翌朝ちゃんと目を覚ますのかと、怖くなりました。
味見で「ほんのり塩味〜」なんて思ったけれど、何度かの味見で私の舌はおかしくなっていたし、思った以上に塩分が多かったらどうしようと不安で不安で。
夜、寝ている時に息をしているかと何度か確認しました。
いつもは寝相の悪い子ども達の足や頭が飛んでくると腹が立つのですが、その日は「生きている…」と安心できました。
ちなみに朝はちゃんと目を覚まして、体調も普通でした。
ホント良かった〜。
塩分の取りすぎは体に悪いと聞いてはいたけれど、想像以上でした。
特に長男は塩や醤油の味が好きで、お寿司などに付けて皿に残った醤油を飲もうとします。
いつもダメだと叱るのですが、私の目を盗んでコッソリ飲んでいたりするのです。
今回、塩の致死量について勉強して、長男にハッキリ「本当に死ぬ事もあるんだよ」と説明する事ができました。
これでもう醤油を飲まないと信じたいです(-。-;
若者が飲み会でふざけて醤油を飲む…なんて事は、知識がないとやってしまいそうですもんね。
子どもにちゃんと教えておくって大切ですね。
夏が暑すぎる近年では、熱中症が心配になって「塩分取らなきゃ」となりそうですが、かと言って塩分だけ取りすぎると逆効果という事。
「適量」と「適度なバランス」というものを意識して気をつけたいですね。
調べてみて良かったです。
これに懲りて、調味料間違いには気をつけたいと思います(;´д`)
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。