こんにちは!malcoです。
「真犯人フラグ 真相編」第19話が放送されました。
以下、ネタバレを含む感想と考察です。
視聴がまだの方はご注意ください。
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考察&ネタバレ感想
考察メモ
《篤斗の失踪について》
・10番に選ばれた篤斗(小林優仁)は、上級生にイジメられていたが、
真帆(宮沢りえ)には言えないでいた。
→それを見たバタコ(香里奈)は篤斗が可哀想だと思い、迎えに行った。
・失踪当日の朝。真帆は菱田(桜井ユキ)にパートが遅番だと口裏を合わせるよう頼まれた。
→菱田は林(深水元基)に会うと思っていた。
・失踪当日の学校。清明(桑名愛斗)は上級生から言われて篤斗のユニフォームを盗んだ。
上級生達はそのユニフォームを切り刻み、清明には何も知らないと言えと命令する。
・山田(柿澤勇人)が「清明のことで話がある」と菱田を呼び出す。
・菱田はサッカー教室に行く途中、篤斗に出会う。(10月15日5時17分)
篤斗はユニフォームがなくなったと言って探しており、一緒にサッカー教室に向かう。
→この時にドラレコに映る。後ろの女子高生は光莉(原菜乃華)とは別人。
・菱田と篤斗がロッカールームに入ると、切り刻まれたユニフォームと山田と清明がいる。
ショックを受ける篤斗に清明が「ごめんなさい」と謝り、篤斗は部屋から飛び出す。
→この時に篤斗はボールと防犯ブザーを落とす。
・篤斗が一人で歩いている時にバタコが声を掛ける。
10番のユニフォームを持っているからあげると言って車に乗せる。
・翌朝、菱田と清明は家族を探している凌介(西島秀俊)に遭遇。
→清明は上級生の命令に従って「先に帰ったから知らない」と嘘をつく。
・菱田と山田は、とりあえず篤斗が見つかるまで内緒にしようと言っていたが、
だんだんと事件が騒がれるようになり、
清明やサッカー教室が巻き込まれるかもしれないという恐怖から、言うに言えなくなった。
・篤斗のボールを持って帰っていたのは山田。
→ボールを相良家に蹴り入れたのは山田だった。
持っているのが怖くて、犯人の嫌がらせに見せかけた。
・篤斗のユニフォームと傘を持って帰っていたのは菱田。
→押し入れに隠した。
・菱田は相良家の合鍵のスペアを作って、まだ持っていた。
・ある日、菱田家の押し入れの襖に「しゃべりすぎだ」と言う落書きが書かれていた。
→清明を凌介に預けて、襖を裏返した。
・その後、脅迫されるようになった。→菱田はイジメのことだと思っていた。
・菱田は犯人から脅迫状で指示をされていた。
①林を殺害した凶器を相良家に置く。
②凌介の入院中にビデオテープを盗む。→翌日には戻ってきたので、相良家に返した。
※脅迫が始まったのは、菱田が凌介に真帆と林の関係を話した頃(第9話)
・バタコが篤斗を氷漬けにして送ったのは元気なままいて欲しかったから。
→アリス様(教祖)に送り返すように命じられた。
・凌介は篤斗の影だった。断ち切るためにバタコは凌介を殺そうとしていた。
《橘と本木について》
・橘(佐野勇斗)も脅迫状で脅されていた。
→会社の手紙が届いているのを発見(11月17日→第6話)
「光莉さんはお元気ですか?あなたが匿っていることを知っています。
お母さんを守りたければ指示に従ってください。まだ親孝行したいでしょ」
・橘が犯人指示されたのは、監禁動画の撮影、椅子のメーカーを特定して相良を疑わせること、
新居に血を撒いて真帆の写真を貼ること、自分から犯人のように振る舞うこと。
→篤人の服は本木(生駒里奈)に依頼して、購入してメッセージを送った。
犯人に揺さぶりをかけたつもりだったが、空振りだった。
・林の保険金の話を聞いて、林を調べ始めた。本木に協力してもらっていた。
本木が居所を掴んだが、林は殺された。
・その頃、すみれ(須藤理彩)の店でボヤ騒ぎがあった。
→脅しだけでは済まないと思い、金城(青木瞭)にすみれを頼んだ。
→光莉は本木に拉致させたように見せかけて居場所を変えたが、
本木がやりすぎたため、橘が捕まって光莉は解放するというシナリオに変えた。
・本木が協力を始めたのは、家出の日(10月15日)に光莉を橘自宅に連れて行った直後。
突然やって来て、手伝いたいと申し出た。
・凌介と本木の偽不倫写真は、本木が橘に頼んで撮ってもらったもの。
共犯者だという証がほしかった。
・指示をしていろんなことをやらせたのは橘。
・本木が逮捕された後、手錠で繋がれていた橘を解放したのは強羅(上島竜兵)。
新しい脅迫状を置いていく。
「全ての罪を背負え。勝手なことをした報いは受けてもらう。残された時間を大切に使え」
・橘が林を殺す動画がSNSに投稿される。
《二宮について》
・3年くらい前、二宮(芳根京子)は真帆が働いているスーパーの常連だった。
→今の部署に移る前だから二宮はまだ凌介とは知り合ってない。
・二宮は会社を病欠して小説のようなものを原稿用紙に書いている。
→男性と一緒に作業?
→小説はSNSに投稿。
・二宮は、真帆たちの失踪の日、会社を早退していた。
《林と二宮の姉について》
・二宮は高校生の頃に「しちはごじゅうろく」を「しちわごじゅうろく」と言っていて
林にバカにされていた。
・2010年10月。結婚式の3ヶ月前に二宮の姉が自殺。
・二宮姉の職場は東京だった。
・二宮姉は風俗嬢で反社と繋がっていて美人局をしているという噂が流れていて、
林から婚約破棄された。
・林は真帆に本気になっており、二宮姉と別れたかった。
会社や世間体を考えて、自分の不利にならないように別れるために、プロに頼んだ。
→二宮は噂を流した人物(=強羅)を特定しようとするが、その時は強羅には辿り着けなかった。
・林は、自分を陥れているのは二宮だと気がついていた。
→ぶっ殺すと言っていたのは二宮のこと。
・林が死んだ後すぐに二宮から茉莉奈に電話があり、殺したのではないかとお互いに疑りあった。
《河村について》
・小説の投稿に気がついた河村(田中哲司)は何か心当たりがあり、一人で調べている。
→小説の原稿用紙が貼られているドアが大学のドアだと特定する。
・河村は真帆に告白してフラれたことがある。だから凌介と真帆には幸せでいてもらいたい。
・河村は大学の講堂に入っていく。
そこには二宮がいた。「この物語、終わらせましょう」
感想&考察
残り1話となりました。これが最後の考察。ラストチャンスです。
ずっと二宮を疑ってきた私ですが、二宮が犯人であるという根拠がことごとく覆され、万事休すです。
今回も、ドラレコの映像に写っていた光莉が別人だったと分かり、篤斗のサッカーボールもサッカー教室で落としたものだったので、あのドラレコは本物ということで間違いなさそうです。
そんなわけで、二宮を疑う理由がなくなってしまいました。
つまり作者の仕掛けた罠に、まんまと引っかかったというわけですね。
ここまで気持ち良くハメられると、逆に楽しいです。
(キャストの身長=キャラの身長ではなかったのは、ちょっとガッカリですが)
さて、今回明らかになったのは主に、菱田の事情と橘の秘密、二宮の姉の過去でした。
菱田の押し入れにあったのは、やはり篤斗のユニフォームでした。
ユニフォームを盗んで上級生のイジメに加担して、バレて、その途端に篤斗が行方不明。
そりゃ、清明くんはショックだったでしょうね〜。
自分のせいかもしれないとか、色々考えたのかもしれません。
そして、家族の失踪で炎上してネット民の餌食になった凌介の悲惨さを思うと、菱田が失踪直前の篤斗に会っていたと言い出せなかったのも理解できました。
そして脅され始めて、トチ狂ったように隠し続けることになったようです。
菱田が脅迫を受け始めたのは9話。
林と真帆の不倫関係を凌介に話した頃からということなので、「しゃべりすぎだ」というのは、犯人が知られたくなかったのは不倫の話でしょうか。
凌介が「至上の時」で真帆と林の話をしたと考えると、やはりあのメンバーの中の誰かが、涼介の話を聞いて菱田を脅したということですね。
菱田よりも前から脅迫を受けていた橘。
最初の脅迫状が来たのは6話です。光莉が橘のところにいることを知っている内容でした。
その時点では、誰もそんなことを予想もしていなかっただろうから、「至上の時」で橘の自作自演の話を聞いていた真犯人は、心の中で嘲笑っていたのかもしれませんね。
光莉の失踪については、一緒に真帆の痕跡が残されていました。
群馬の山奥では指輪、廃墟では写真、新居の時は公衆電話からの音声。
新居の件は、ビデオテープの音声を使えば橘にもできそうですが、指輪と真帆のスマホから送られた写真は、真帆本人もしくは居場所を知っている人物しかできないことです。
これら全ての件に関わっていたであろう本木は、まだまだ怪しさが残りますね。
橘が光莉を自宅に連れ帰った直後に、本木が訪ねてきたというのも怪しいですし。
逃亡中の林の車の写真を撮っていた本木が「バイバイ、ノッポ」と言っていたのも、殺されるのを知っていたように思えます。
さて、今回の視聴者投票「みんなの真犯人フラグ」ですが。
私が最後に確認した時点では、
第1位:二宮瑞穂(芳根京子)
第2位:日野渉(迫田孝也)
第3位:相良真帆(宮沢りえ)
でした。二宮さん、お帰りなさい。久しぶりだね!
いよいよ最後の考察となりましたので、一応犯人を名指ししておきたいと思います。
最後まで二宮を…と思っていましたが、ここはあっさりプライドを捨てて。
犯人は、二宮と真帆と河村です!
さ、3人も…( ̄◇ ̄;)
これにはワケがありまして。
前々から思ってるんですけど、そもそも何をした人が真犯人なのか、というのが分からないからなのです。
光莉の失踪の犯人は橘と本木、篤斗はバタコでしたから。
全部バラバラということですね。
その線で考えてみたいと思います。
ここからは妄想です。
最初に、10年前の真帆と林の不倫現場写真を撮影したのは、河村でした。
ここで真帆の不倫を知ってしまった河村ですが、大好きな真帆ちゃんの幸せのため、お口チャックだよーを実行し続けました。
その後、姉の死の真相を調べていた二宮は3年前に真帆と知り合い、二宮姉を死に追いやった人物について2人で調査します。
そして3年間の調査によって強羅にたどり着き、強羅を炙り出し同時に林の悪事を暴く作戦を考えます。
失踪の2ヶ月前のこと。真帆が林を誘き出して、ホテルでの写真を二宮がパシャリ。ネットにアップ。
ここで林の不倫が会社にバレて大惨事となり、二宮か真帆が強羅に狙われたところをとっ捕まえる予定でしたが、予想に反してこの写真は誰の目にも止まりません。
ここで、もっと世間の注目を集めなければと考え、次の計画に。
真帆の失踪計画です。失踪した女性と不倫関係にあったとなっては、林も世間から疑われざるを得ません。それを狙っていました。
しかし、偶然にも光莉と篤斗の失踪が重なり、世間は大騒ぎになってしまいました。凌介が犯人だと疑われることになったのも誤算でした。
この埋め合わせをするために、二宮は誠心誠意、凌介に協力して、彼の立場を守ります。
そんな二人の動きに気が付いた人物がいました。
河村です。彼は真帆の浮気を知っていましたので、いち早く林について調査して、真帆が関わっているかもしれないと考えたのです。
このままでは、真帆が真犯人として逮捕されてしまうか、世間の晒し者になってしまう。
そう思った河村は、他の誰かに事件の罪を着せることを思いつきました。
ついでに全ての元凶である林を追い詰めて、殺してしまおうと計画します。
公私混同で取材をしていろいろ情報を入手した河村は、橘に目をつけました。
橘を脅して様々なことをさせて、犯人に仕立て上げるという計画です。
途中で菱田が真帆の浮気を知っていたと分かり、口止めをして、ついでに菱田も利用することに。
林を殺して、凶器の遺棄は菱田に託します。
これはちょっとした悪戯心と、長年の恨みです。代わりにアリバイを証明してみせます。
その後、橘が逮捕されて事件は終わるはずでしたが、橘は河村の行動に気が付いていました。
そして反撃開始。本木から解放された橘は、河村にしか分からない内容の小説を書いて、逮捕前に二宮に託しました。(予告で切り札だと言っていたやつです)
二宮は望月(坂東龍汰)に協力してもらい、小説を手書きにしてSNSに投稿し、河村を誘き出したのでした。
最終回に続く。
大まかには、二宮と真帆が始めた復讐計画を、河村がさらに大ごとにしてしまった…という筋書きです。
なので、真犯人はこの3人。
事件の発端は二宮と真帆だけど、いろんな人を脅したりしてたのは河村ということになるので、河村が真犯人に一番近いかな。
本木の件と、真帆の物品が出てきた件がどうしても辻褄が合わなかったので、自信はないです。
真犯人は本木を通じて、橘の動きを知っていたように思います。
本木の裏に誰かがいるとしたら、やっぱり河村かなぁ。
となると途中で真帆は本当に河村に拉致されてしまったとか、そんなのもあるのかなぁ。
うーん。考え出すとキリがありません(ー ー;)
なぜ河村なのかというと、林殺しは河村が怪しいとずっと思っていたからです。
そして、脅迫状の文字は週刊追及の切り抜きなのかな、なんて思って。
次回はいよいよ答え合わせですね。
楽しみなような、怖いような。
でもやっと終わると思うと、ちょっと肩の荷が降りるような気がします^^;
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
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