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「日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった」第7話 ネタバレ感想 お父さんの哀愁に号泣

こんにちは!malcoです。

「日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった」第7話が放送されました。

以下、ネタバレを含む感想です。

視聴がまだの方はご注意ください。

 

★前回の感想はこちら!

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ざっくりあらすじ

一平(香取慎吾)は、正助(志尊淳)やひまり(増田梨沙)たちが、一度も陽菜(向里祐香)の父・平蔵(柄本明)に会ったことがないと知る。平蔵は陽菜の葬式にすら出なかった。そんな話をしていると、都(冨永愛)がふれあい冬まつりののど自慢大会に一平が出場した時、平蔵が見に来ていたことを思い出す。仕事ばかりだった平蔵が来るはずがないと、信じない一平。

そんな中、群馬の老人ホームに入っていた平蔵が突然大森家へ帰ってくる。平蔵は帰ってくるなり横暴な態度で一平と大喧嘩をするが、「ふれあい冬まつりが終わったら出ていく」と言う。

なぜ突然帰ってきたのかと疑問を持つ一平と正助だったが、平蔵がノートに「死」について書いているのを見て、重い病気で先が長くないのではないかと推測する。

ふれあい冬まつりは去年で廃止になっていた。復活できないかと真壁(安田顕)に相談すると、一平が主催者になって資金を出し、足りない分は宣伝も兼ねて寄付を集めろと言われる。青年部のリーダーに協力にも協力を仰ぎに行くと、まつりは復活できないという。なぜなら、神輿を売り払ってしまったからだ。

神輿はレンタル業社に買い取られていた。買い戻すと400万円もする。一平が諦めかけた時、平蔵からのど自慢大会に出る理由を聞く。平蔵は一度だけ、病床の陽菜の見舞いに行っていた。その時に、一平がのど自慢に出た話になった。若い頃に歌手を目指していた平蔵は、一平が出場するのが嬉しくて見に行っていた。すると陽菜が「今度はお父さんが歌って」と言ったという。さらに、一平と正助が一緒に神輿を担いでいるところが見たいと言う陽菜。その願いは叶わなかったが、平蔵は自分で曲を作ってのど自慢大会に出る決意をした。ノートに書いていたのは、そのための歌詞だったのだ。話を聞いた一平は、神輿の購入ボタンを押す。

ふれあい冬まつり当日。一平と正助は神輿を担いで祭りを盛り上げる。主催者の一平は、のど自慢大会の司会もこなす。控室では正助が平蔵の準備を手伝っていた。二人は陽菜の話をする。正助は、陽菜に病院から自宅に戻るよう言えなかったことを後悔していた。しかし平蔵は、陽菜自身が病院が良いと言ったのだと教える。家だと母親になってしまう。しかし、病気でずっと母親でいることが辛い。自分でいる時間が欲しいから病院にいるのだと、生前の陽菜は話していた。「一人で見送らせてすまなかった」と謝る平蔵。娘の死に際も死に顔も見るのが怖かった。だから葬式にも出席できなかったのだ。正助は「いつかお義父さんのこともきちんと見送ります」と約束するのだった。

平蔵はのど自慢大会でギターを持って歌う。それは陽菜を追悼する歌だった。

まつりが終わり、平蔵は群馬に帰る。一平は父親に「かっこいいと思ってたよ。工場で仕事してる親父」と言って見送るのだった。

 

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ネタバレ感想

今回は、柄本明さんが主役の哀愁漂う回でしたね。

家族に対して、自分勝手に横暴に振る舞ってきた平蔵。

「俺の人生は間違ってた。けどな、やり直せない年になって答えを知っても」

投げやりなように感じられるセリフでもありましたが、それでも陽菜に向けて歌を作って、自ら奏でて歌うという行為に、娘への愛が溢れていました。

お父さんの自己満なんですけどね。

どうにもならなくなってから思い知るなんて、本当に切ないし。

後悔しても、しきれませんよね。

お父さん、辛かったんだなぁと。

頑固一徹で貫き通して、家族にも迷惑かけたと分かっているから、弱音も吐けずに、一人で苦しんでいたんでしょう。

葬式に出なかったのは、娘の死に向き合うのが怖かったから。

それを聞いたあたりから、号泣でした。

最後の歌も、本当に泣けました。

柄本さんの歌が、しんみりしてて、味があって、泣かずにはいられない歌でした。

「無数の船を見送りながら、いつか私の船が出る」

悲しいけれど、少しほっとするような。そんな歌でした。

ちょうどこの日、私が子どもの頃にすごくお世話になった人が亡くなったと知って、落ち込んでいたので、余計に泣けました。

平蔵から陽菜の話を聞いて、一平が400万円の神輿を迷わず購入するのもね。

一平の陽菜に対する想いや後悔の大きさが感じられて、すごく切なかったです。

生きている間に、こんな風にできていたらなぁ。

大切な人が生きている間に、きちんと大切にして過ごしておくって、自分のためにも相手のためにも必要なことなんだなぁと。

自分の人生もきちんと見直さなきゃ。

 

前回くらいから突然、味わい深く面白くなってきましたね。

このドラマでこんなに泣かされると思いませんでした。

お父さんと一平が仲悪いように見えて、なんだかんだでそっくりなのも、とても味わい深かったです。

次回はもう少し選挙色が強くなりそうです。

再開発といえば、政治家と大手企業と裏金と…みたいな展開になることが多いテーマですが。

さて、このドラマではどう扱われるのでしょうか。

 

 

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。

 

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