こんにちは!malcoです。
「日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった」第5話が放送されました。
以下、ネタバレを含む感想です。
視聴がまだの方はご注意ください。
★前回の感想はこちら!
ざっくりあらすじ
正助(志尊淳)の働く保育園では、新園長に鮫島(中山忍)が就任する。鮫島は保護者から選ばれる園を目指し、英語教育やプログラミング教室などを取り入れていくと言う。保育士たちからは「子どもたちに寄り添った保育をしたい」「人手が足りない」などの意見が出たが、聞く耳を持たない鮫島。保育士たちは一斉退職という手段に出る。
半数近くの保育士が辞めてしまい、多忙を極める正助。一平(香取慎吾)は、真壁(安田顕)の入れ知恵でボランティアとして保育園を手伝うという提案をする。しかし、保育の現場に入り保育士の業務の過酷さを知る。一平は、商店街で知り合った女性・佳代(山村紅葉)に声をかけ、保育ボランティアを手伝ってもらうことに。佳代は子どもの相手が上手く、適任のように思えた。しかし、園児が転んだときの捻挫に気がつくことができず、保護者からクレームが入る。
一方、保育ボランティアを選挙につなげたい一平は、保育園での様子をSNSに投稿。それが園児の保護者に見つかり、問題になってしまう。その後、鮫島からボランティアを断られてしまう一平と佳代。
どうにか挽回したい一平は、正助と共に鮫島に直談判して、保育士の業務改善をしてほしいという要望を出す。鮫島に一蹴され、次の手に打って出る。それは保育士たちのストライキだった。
事前に保護者を集めてストライキの説明をして協力を仰いだ一平と正助は、ストライキの日に大森家で子どもたちを預かる。子どもたちで話し合って、何をするか決め、退職した保育士たちにも声をかけて、イベントを催す。楽しく過ごす子どもたちの様子を録画し、鮫島に見せて、再度直談判する。正助が、保育士の業務を改善することの必要性を訴えると、鮫島は「それが保護者から選ばれる園になるためならば」と保育士たちの要望を受け入れるのだった。
そんな中、大森家で掃除をしていた正助が、一平が選挙で使うために作ったプロフィールのビラを発見する。正助は「選挙に出るために僕達と暮らし始めたのか」と一平に詰め寄るのだった。
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ネタバレ感想
全体的には良い話だったんですが。
一話で収めるには、問題が大きすぎましたね。
保育士の業務の煩雑さや多忙さを改善する。
文章にすると一行で済むんですが、実のところは「具体的に考え出したらキリがない」というくらい、大きな問題だと思います。
ごちゃごちゃした具体的な現実問題が、理想論でスルーっと流されていて、なんだか丸め込まれた気分…。
鮫島の言うように、集団行動やハイレベルな幼児教育が大切なのか、正助の思うように、かけっこの時間でも絵を描かせてあげる方が大切なのか。
価値観や、目指すべき人間性・社会性の違いで、答えも方向性も変わってくるでしょう。
こういう問題を目の当たりにすると、日本は一体どこに向かうつもりなのかと、不安になってしまいます。
とはいえ、鮫島の態度は頑なすぎましたよね。
「昔はもっと大変だった」というのは、年齢が上がると使いがちになってしまう言葉ですよね。(鮫島が若く見えるので、昔って言うほど昔を知らないんじゃ?と思ったんですが、中山忍さんて、実はもう50代なんですね。ビックリです)
私も親になって、歳をとって、本当によく分かるんですが。
時代は進んでますからね。
最近、学校も変わってきているな〜と感じます。
欠席や遅刻はアプリで済ませられるし、プリント類も必要なもの以外はメールで来るし、PTAの活動が大幅に削減されたり、朝のあいさつ運動がなくなったり。
いや、まさかPTA役員がなくなる日が来るとは思っていなかったので、世の中って変わるもんだな〜と思っています。
ただ、その変化が「誰のための変化なのか」を考えるのがポイントかな。
園の経営、保護者の要望、保育士の負担。
個人個人で考え方も求めるものも違うでしょう。
これらのバランスを考えつつ、その狭間で子どもたちが犠牲になることのないようにしないといけません。
うーん、やっぱり一話で収めるには問題が複雑すぎるわ…(ー ー;)
ラストはついに、一平の出馬が正助にバレました。
プロフィールに使うために利用した、というのが本当のところかな。
そんな風にストレートに言われると、嫌な気持ちになると思いますが。
でも「モノは言いよう」ってやつですよね。
あくまで、社会を良くするために家庭や子育てについて知りたかったとか言えば、なんとかなりそうな気がしますけど。ダメかな。
それに、これまでの一平の行動力は本当にすごかったですよ。
朝陽(千葉惣二朗)のおねしょシーツを笑って取り替えて、ひまり(増田梨沙)が万引きしたら駆けつけて、お迎えも料理も洗濯もして、学校にも保育園にも積極的に関わって。
実際に頑張ってるんだから、そんなに責めなくても…と思ってしまうなぁ。
次回は子ども食堂の話題になるようです。
いつの間にか子ども食堂が始まっていたようです。
そこのエピソードは省略するんだ( ̄◇ ̄;)
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
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