こんにちは!malcoです。
「オクラ 〜迷宮入り事件捜査〜」第6話が放送されました。
以下、ネタバレを含む感想です。
視聴がまだの方はご注意ください。
★前回の感想はこちら!
ざっくりあらすじ
飛鷹(反町隆史)は、不破(杉野遥亮)に「HIDE&SEEK」のファイルについて明かす。このファイルは、10年前に結城が殺された時に持っていたものだ。ファイルに記されている未解決事件は、意図して解決されなかった節があり、その真実を白日の下に晒すのが飛鷹たちの役目なのだと言う。
次のターゲットは、11年前に起きた副総理の暗殺事件。真犯人は副総理の隣の部屋にいた老人で、正体は警察官であるという内容のメールをオクラに送る。
副総理暗殺事件とは、副総理・永倉が料亭で会食中に持病の薬を飲んで亡くなった事件だ。シアン化合物による中毒死であり、永倉に薬を手渡した息子で秘書の揮一が容疑者となった。しかし、周囲からバッシングを受けた揮一は自殺。当時、加瀬も捜査に加わっていたが、足を捻挫していた。
加瀬(中村俊介)は、送られてきたメールに信憑性があるとして、オクラのメンバーに再捜査を指示。飛鷹と不破が事件現場の料亭に向かおうとすると、加瀬も同行するという。
料亭で女将に話を聞くと、老人のことを覚えていた。泥酔していて、配膳をしている部屋に入ってきたという。老人の手は思ったよりも若く、一部に黒髪が見えたので、変装だったかもしれないと話す女将。
その後、永倉の自宅へ向かう。部屋はそのまま残してあり、ゴミ箱から「全部高見のせいだ」と書かれた紙を発見する。高見は公安部所属の刑事で、以前は交通捜査課にいた。加瀬の妻が亡くなったひき逃げ事故の担当をしていたという。高見に話を聞きに行くが、はぐらかされて、情報を得ることはできなかった。
行き詰まった飛鷹たちは、当時の防犯カメラの記録を確認する。すると、老人が配膳室に入り、水の入ったコップに何かを入れているのが映っていた。薬に毒が仕込まれたと考えられていた事件だったが、毒が入っていたのは水の方だったのだ。犯人はスポイドのようなもので毒を入れていたため、飛鷹たちは高見の指紋がついたスポイドを捏造する。
しかし、飛鷹には引っ掛かっていることがあった。前に「HIDE&SEEK」のファイルに高見の名前を入れた時は何もヒットしなかった。だが、ここ数ヶ月で高見の名前がヒットするようになった。「HIDE&SEEK」の管理人がこちらの動きに気づいて、情報を操作しているのかもしれない。そこで、飛鷹は防犯カメラ映像のあることに気がつく。付着させる指紋を変更するよう井伏に指示をして、捏造した証拠を料亭の庭に隠す。
翌日、オクラで捜査をしてスポイドを発見するが、それは飛鷹が用意したものではなかった。誰かがすり替えたのだ。鑑識に回すと、高見の指紋が検出される。
そんな中、高見に飛鷹を始末するよう指示するメールが届いた。高見は飛鷹を呼び出して襲う。応戦する飛鷹と不破に、毒を入れたのは自分ではないと弁明する高見。上に見限られたのだという。さらに、加瀬の妻を轢いたのは永倉の息子だと話す。警察は永倉から圧力をかけられ、事後処理を担当したのが高見だった。あれはただの復習ではなく、利害が一致した結果だと話した直後、高見は胸を打たれて絶命する。その現場には加瀬がいた。
11年前、永倉を毒殺したのは加瀬だった。飛鷹は、毒を入れた老人が足を引きずっていることに気がついた。あの時、加瀬は捻挫をしていたのだ。揮一の遺書を仕込んだのも加瀬だった。加瀬は、事故が隠蔽されたことが許せず、魂を売ったのだと話す。そして「HIDE&SEEK」のファイルを渡すよう要求する。飛鷹は加瀬に、誰かに利用されているのだと説得するが、加瀬は聞く耳を持たない。殴り合いの末、ファイルを手にして去っていく加瀬。
その後、共犯者に呼び出された加瀬は、爆破に巻き込まれて亡くなった。
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ネタバレ感想
加瀬が死んでしまいました。
結城の時と同じような死に方ですね。
加瀬は、奥さんの事故を隠蔽した人物に復讐をするために、魂を売ったようです。
なるほど。悪い人ではなさそうだったのは、そんな事情があったんですね。
事故を隠蔽されて復讐したのに、自分も隠蔽に加担するようになるとは。
あの世で奥さんが泣いてますよ。
「やっとそっちに行ける」なんて言ってましたが、行ったら離縁されるんじゃないの。
白シャツとGパンを一緒に洗うのとは、事の大きさが違いますからね。
あの時のように、笑って許してもらえることではないです。
隠蔽だけでなく、人殺しでも構わずやってしまって。
奥さんに顔向けできるの?
そんで、飛鷹の暗殺を命じられて、手にするのが拳銃じゃなくてライフルって。びっくり。
加瀬さん、SATにでもいたのかな。
ライフル所持してるのもスゴイな。
さて、突然登場してすぐに退場した高見も、加瀬に指示を出していた人物の仲間だったようです。
「HIDE&SEEK」は、その人物が管理してる隠蔽ファイルなのかな?
隠蔽vs捏造ですね。
警察、腐りすぎじゃないですか。
どんなに隠蔽された事件を白日の下に晒すためだって言ったって。捏造ですから。
今回は11年前のスポイドでした。
11年前の証拠が、事件現場の庭から新たに発見されるって、どうなのさ。
しかもスポイドって、結構大きいよ。リモコンよりかは小さいけどさ。
そんなのが世間に公表されたら、当時の警察は何やってたんだー!とバッシングものですよね。
しかし、なんだかんだで面白い展開にはなってきました。
加瀬が亡くなり、真犯人の登場かな?
飛鷹が渡したファイルには、何か細工でもしてあるんでしょうか。
ウィルスでも仕込んでおくとかさ。
何もせず、そのまま渡すなんてしないですよね。
気になるのは、高見の最後の言葉「ハイドとシークは共存する」。
調べてみると、「HIDE&SEEK」自体はかくれんぼという意味だそうです。
HIDEは隠れる、かくまう、秘密にするなど。
SEEKは求める、探す、見つけようとするなど。
それが、共存すると。
うーん、よく分かりません。
それ以上に分からないのは、加瀬の遺言「靴下は手洗いしてから洗濯機に入れたほうがいい」。
なんで?くさいから?水虫だから?
でも、中村俊介さんの靴下って、そんなに臭くなさそう。偏見だけど。
ただの奥さんとの思い出かなぁ。
他に隠された意味でもあるんでしょうか。
次回は加瀬の爆破事件を追うようです。
そろそろ縦軸事件が本格化しそうですね。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
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