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「オクラ 〜迷宮入り事件捜査〜」第11話(最終回)ネタバレ感想 命懸けなのに情けない組織だった

こんにちは!malcoです。

「オクラ 〜迷宮入り事件捜査〜」第11話(最終回)が放送されました。

以下、ネタバレを含む感想です。

視聴がまだの方はご注意ください。

 

★前回の感想はこちら!

www.maemuki-malco.com

 

ざっくりあらすじ

加瀬(中村俊介)を殺したのは飛鷹(反町隆史)だった。埠頭に呼び出して爆破テロを止めるよう説得したが、加瀬が拒否したため自らの手で起爆した。

飛鷹は指名手配され、捜査一課は飛鷹を捕まえるため捜査に繰り出す。しかし、飛鷹が爆破計画を止めるために逃げていると察した不破(杉野遥亮)は、オクラのメンバーに「Hide and Seek」と首都爆破テロ計画について打ち明け、爆破を止めるための協力を仰ぐ。

そんな中、飛鷹は入院中の井伏(観月ありさ)を訪ね、加瀬を殺してチップを奪ったことを打ち明ける。井伏は、爆破テロを止めるためには、加瀬のチップで爆弾の設置場所を突き止め、井伏のチップでプログラムを書き換えて爆弾の遠隔操作を止め、爆弾を探して電源を切るしかないと教える。

飛鷹は阿澄(三浦太)にプログラムの書き換えを依頼し、自らは加瀬のチップのパスワードを探す。パスワードを突破して加瀬のチップを開くと、残り時間が5時間に短縮されたが、爆弾の設置場所を特定できた。設置箇所は3ヶ所。2ヶ所は不破に連絡してオクラのメンバーに任せ、飛鷹は警視庁に設置されたメインの爆弾を探しに行く。途中、阿澄からのプレゼントをコインロッカーで受け取り、警視庁に急ぐ。

倫子(白石麻衣)たちはそれぞれに、爆弾の設置場所に行き、爆弾を発見。しかし、その途端に後ろから拳銃を突きつけられる。一課の連中だ。格闘の末に、2つの爆弾を止めることに成功する。

一方、警視庁では爆弾が仕掛けられていることが署内で伝えられ、避難が開始していた。飛鷹がオクラで爆弾を探していると、幾多がやってきて飛鷹に銃を向ける。

井伏を狙撃し、加瀬たちに指示をしていたのは幾多(橋下じゅん)だった。しかし幾多は黒幕ではなく、Hide and Seekにはまだ上があるようだ。幾多もかつては故意に未解決になったと思われる事件に不信感を抱いていた。しかし、Hide and Seekが、殺人の時効を撤廃するために、事件をわざと未解決のままにしていると知り、組織に協力すると決意した。今回の首都爆破テロは、防衛費の増額や軍事関連の法改正に反発する国民に、テロの脅威を知らしめるために計画されたものだと打ち明ける。

ここで爆破に巻き込まれても構わない覚悟の幾多。そこで不破が現れて幾多を制圧し、その隙に飛鷹は爆弾を探し、電源を切ることに成功。しかし次の瞬間、不破は飛鷹に向けて引き金を引く。倒れ込む飛鷹に「あなたが正義に反いたときには、容赦なく撃つと言ったはずだ」と告げる不破。

飛鷹は救急車で運ばれる。そして、目を覚ますと車の中にいた。隣には不破がいる。

実は、阿澄から受け取ったプレゼントは防弾チョッキだった。このまま飛鷹が警察に捕まれば殺されると考えた不破は、飛鷹を逃すために死を偽装したのだ。

生きて償ってほしいと言う不破に見送られ、飛鷹は去っていった。

 

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ネタバレ感想

最後まで、なかなかのメチャクチャ具合でした。

飛鷹が犯人ではないというラストを期待していましたが、開始数分で「こりゃ飛鷹がやってるな」と気付かされ、諦めました。

加瀬が爆破計画や組織について話さなかった。それだけで殺してしまうとはな〜。

ホント、飛鷹の正義って何だったんだろう。

ま、最終的には「俺も間違ってる」とあっさり認めていましたから。

正義を貫くなんて、そんなもんってことか。

 

黒幕は結局、幾多でした。

前回、散々右往左往させておいて、結局幾多。

そしてまさか、志熊(有澤樟太郎)や一課長を含む捜査一課の大勢が仲間だったとは。

もう、幾多を除くオクラメンバー以外、全員ハイドアンドシークだったんじゃないか…という展開。

ある意味、意外性はあった。

でも「ハイドアンドシーク=秘密組織」が上書きされて「実はハイドアンドシーク=マジョリティだった」に見えました。

恐怖の世界だな。

こんなに大勢の人がハイドアンドシークに賛同してるなんて、信じられません。

志熊は出世のためって言ってたけど、下手したら殺される組織だよ?

今の日本で、出世って命をかけるほど大事だっけ?

そんな命懸けの組織にいるってのに、みんな弱いのなんのって。

銃を向けていながら、ことごとく肉弾戦に持ち込まれて、その上、ことごとく負けてしまう。

吉岡(前田旺志郎)のようなゲーム好きのハッカーすら制圧できないとは。

あの人たちは、井伏のように特殊訓練とか受けてないのかな。

訓練を受けてないにしたって、凶悪犯を相手にする刑事として、どうなんだろう。

仰々しいだけで、情けない組織でした。

 

不破が飛鷹を助けに入ったのは、意外な展開でした。

あそこはちょっと盛り上がったな。

で、爆弾を止めた直後に飛鷹を撃ったのは驚きの展開。

いくら正義に反いたからって、人を殺したからって、そんな、無抵抗な人をいきなり撃つなんて…。

不破くん、酷い人。と思ったら、防弾チョッキを着てたってオチ。

まぁ、逮捕されても殺されるだけってのは、確かにその通りで。

そこは妙に納得できました。

とりあえず一件落着しましたが、幾多がそのままオクラの室長継続だなんて〜。

どんだけツラの皮が厚いのか。

今後、オクラの中で彼の指示を聞く人がいるんだろうか。

ずっと仲間はずれにされて、陰でコソコソ言われて、メンタルやられそう。

ま、普通のメンタルじゃ、あんな組織に加担できないか。

一課の人たちもそのままなんでしょうね。

なんだか、不思議な結末です。

 

シーズンを通して、おもしろかったような、どうでも良かったような、カッコ良かったような、ダサかったような、よく分からないドラマでした。

ツッコミ甲斐はあった。ダントツで。

役者さんのルックスや演技、映像と音楽のマジックで、なんとなくカッコ良さげな雰囲気は出してましたが、そうでもないよねって思える展開やセリフも多々ありました。

高見の「ハイドとシークは共存する」とかいう意味深なセリフもありましたが、一体何の意味があったのか。

一番の謎は、加瀬の「靴下は手洗いしてから洗濯機に入れた方がいい」。

こんな遺言。あんまりだな。

思い返すと笑えてきます。

しかし、最終回まで見続けることができたので、視聴者を惹きつける上手さはあったんでしょう。

一視聴者としては、いろいろと振り回されて、これはこれで面白かったのかも^^;

 

 

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。

 

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