現実逃避は前向きに。

ウクレレ&ドラマ大好き主婦の徒然日記

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「ミステリと言う勿れ」第10話 ネタバレ感想 美しいものを見ることは、心を華やかにするばかりではない

こんにちは!malcoです。

「ミステリと言う勿れ」第10話が放送されました。

以下、ネタバレを含む感想です。

視聴がまだの方はご注意ください。

 

★公式HPはこちら!

www.fujitv.co.jp

 

★原作漫画はこちら!

 

★前回の感想はこちら!

www.maemuki-malco.com

 

ネタバレ感想

今回は、整(菅田将暉)がライカ門脇麦)と初詣に行き、帰り際に入った焼肉屋で強盗事件に出くわすというお話でした。

焼肉屋さんでの二人の洞察と、静かに解決へと導いていく手際。非常に鮮やかでした。

娘が震えていたので、お父さんの方が偽物で、悪い人なんだろうとは思いましたが。

五円と十円でゴートー。気がつきませんでした…。

それにしても、こういう時はライカとの自省録での会話が役に立ちますね。

会話の内容は、絶対にバレないでしょう。

その場で解決するのかと思いきや、店を出てしまい、警察を呼んであっという間に逮捕。

こういう事件をいちいち引っ張って大袈裟に描かずに、ライカとの思い出の一部みたいにしてしまうのが、このドラマの素敵なところだなと思いました。

あくまで今回は、ライカとの別れがメイン。

なんとも切ない展開でした。

おみくじを引いたら願いは「かなう」と書いてある。

イカの唯一の願いは千夜子が幸せになることであり、それはライカが消えること。

それを知った瞬間、ズーンと来ました。

千夜子の痛みを背負うために生まれた来たライカ

彼女達の過去を振り返れば、ライカが消えられることは良いことなのかもしれないけど。

イカは生きることの喜びを知ってしまって。

良かったのか、どうなのか。

誰も責められない、どうにもできないこの感じ。

言葉にできません。

桜が綺麗でした。

それがやけに寂しかったです。

美しいものを見ることは、心を華やかにするばかりではないのだと。

そこに全ての感情が集約されてしまったかのようなラストシーンでした。

門脇麦ちゃんは、ライカの役がピッタリでした。(原作の雰囲気は分かりませんが)

凛としていて、カッコ良かったです。

 

「若いってことは、若いってこと。まだ何もしてないってことなんだ」という言葉を引用し、これから変わっていけるのだと整に語った天達先生(鈴木浩介)が印象的でした。

「あなたはまだ頭でしか知らないことが多いけど、この先、体験することで考えが変わることもある。それは恥ずかしいことじゃない。人に会い、人を知りなさい。それは自分を知る旅だよ」

私は人を知らずに生きてきてしまったように思います。

若返りたい…。(いろんな意味で)

整は、些細なことを深く考え、何でも知っていそうな感じがするけれど、実はまだ大学生なんですよね。

どんな答えでも出してしまえる完全無欠な主人公ではなく、ちょっと欠けた部分、もしくは若く未熟だと感じる部分があって。

そんな彼に、そっと小さな種を植えるように言葉を授ける天達先生が、ものすごくいい味を出してるなと思います。

鈴木さんって、めっちゃヤバい人の役もやるじゃないですか。

そんな時は、なんて気持ちの悪い人なんだろうと思うんですけど。

今回の天達先生は、ものすごく慈しみ深い目をしていて。

なんて素敵な先生だろうと思います。

「コントが始まる」でも先生役をしてましたが、その時とはまた雰囲気が違うんですよね。

今更ながら、素晴らしい役者さんだなと感服しています。

 

さて、次回は我路くんが登場するようです。

今回がファイナルエピソードでライカの話だったので、我路くんの続きはシーズン2か映画にでもなるのかと思ってましたが。

次回はエピソード2.5。そして最終回の告知はありませんでした。

つまり、12話まであるってことなのかな?

エピソード2.5を2話に分けるのか、それとも最終回は全然別の話になるのか。

原作を読んでない私には、全く予測がつきません。

そもそも、ファイナルエピソードだったはずなのに、その後に2.5ってどういうことよ?

頭が「?」でいっぱいです。

 

 

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。

 

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