こんにちは!malcoです。
「ミステリと言う勿れ」第1話が放送されました。
以下、ネタバレを含む感想です。
視聴がまだの方はご注意ください。
★公式HPはこちら!
★原作漫画はこちら!
ネタバレ感想
いや〜。おもしろかったです。
予告の感じから、おもしろそうだとは思っていたし、楽しみにもしていたんですけど、想像を超えるおもしろさでした。
久能整(菅田将暉)。韻を踏んでいて、なんて素敵なお名前でしょう。
こういう理屈っぽい主人公、大好きですよ。
もちろん理屈に納得させられてこそですが。
淡々とした雰囲気が菅田さんにピッタリでした。(原作未読なので、原作の雰囲気は分かりませんが)
正直なところ、視聴前はキャスト陣に物足りなさを感じていたんですけどね。
相関図を見たら、ものすごく登場人物が少ないし。
しかし私の印象を覆してくれそうな魅力を感じました。
キャストの中で驚いたのは、尾上松也さんの役柄。
尾上さんの作品はほとんど拝見したことがなくて、半沢直樹と、あとはバラエティくらいかな。
目が切長で、いかにも役者さんって感じの顔つきで、堅くて怖い印象を持っていました。
でも、今回の池本という役はあまりに可愛らしくて、かなり意外でした。
ちょっとまだ、池本というキャラを自分の中に落とし込めてないですが、ドラマが進んでいくうちに尾上さんのイメージも変わっていくかな。期待したいです。
さて、初回の事件について。
久能が殺人犯として疑われるけれど、実は取り調べをしている刑事が犯人だったという、トンデモ展開でした。
ビックリでしたよ。
まさか薮(遠藤憲一)だったとは。
確かにね、短絡的に犯人に仕立て上げるな〜とは思ってましたけど、ドラマではよくあることだし、まさかここでエンケンさんが退場とは思わないじゃないですか。(まだ出るのかもしれないけど)
薮の妻子が轢き逃げされた件も、これが縦軸事件になるのかな〜なんてぼんやり考えてましたよ。それなのに。
鍵を拾ってから1年も待つところが用意周到というか、刑事さんっぽいなと感じました。
途中まではコミカルな会話が続いていって、ほのぼのミステリーだなぁと思って見ていましたが、犯人が判明してからの久能の反撃がすごかったです。
薮さんへの苦言の痛烈なことといったら。
復讐のための時間は捻出できるのに、家族のために時間を取ることはできなかったのか。
生きてる間に家族に関わることに、やりがいは見いだせなかったのか。
視点としては素晴らしいし、久能の言う通りなんですけどね。
心境としては、なんだか複雑…。
その上、薮が殺したのは本当の轢き逃げ犯じゃなかったという、これまた衝撃の展開。
それを知って絶望的に打ちひしがれてる時に「そもそも奥さんやお子さんが、何が好きか知ってますか」って。
そんなこと、いま言わんでも…(;ω;)
もう薮さん、ズタボロですよ…(;ω;)
罪を一般人になすり付けるという不届き者だったのに、久能のあまりの容赦のなさに、最後は薮が可哀想に思えてしまいました。
若さゆえの鋭さと残酷さなのでしょうか。
久能を見送った時の青砥(筒井道隆)のセリフ「お前もおじさんになるんだぞ」ってのが良かったです。
ちょっぴり怖い久能さんでしたが、風呂光(伊藤沙莉)や池本たちをお喋りだけでスルスルと懐柔していく様は、おもしろく見られました。
奥さんの気持ちが分からない池本へのアドバイスは「そうだそうだ!」と思いながら聞きましたよ。
世の中のお母さんたちの気持ちを代弁してくれて、スッキリです。
大リーグの選手や監督と、日本の解説者の子育てへの意識の違いについての指摘とか、赤ちゃんを育てる女性が変わるのは当然で、夫が一緒に変わってない方が問題だとか。
素晴らしかったなぁ。
この辺りのセリフをね、駅のホームにでも貼っておいてほしいものです。
帰るのが嫌になるかな^^;
久能はお母さんになったこともないのに、なんで分かるんだろう。
よっぽど酷いお父さんと、頑張り屋さんなお母さんに育てられたのかな。
そのうち彼の生い立ちの話なんかも出て来そうですね。
ラストのバスでは、金髪サラサラヘアの男性が登場。
あれ、瑛太さんなんですね。
全然気が付きませんでした。放送後に公式HPを見て知りました。
金髪サラサラヘアの瑛太さんなんて、初めて見ましたよ。
さらに、次回予告での久能とバスジャック犯との珍妙な会話も気になって仕方ないです。
これから月曜が楽しくなりそうだな〜。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
ブログ村のランキングに参加しています。
ポチッと、応援していただけると嬉しいです(´∀`)