こんにちは!malcoです。
「マウンテンドクター」第9話が放送されました。
以下、ネタバレを含む感想です。
視聴がまだの方はご注意ください。
★前回の感想はこちら!
ざっくりあらすじ
鮎川山荘では鮎川(宮澤エマ)の祖父・篤史(石丸謙二郎)が倒れ、入院することになった。仕事に復帰できるかどうかは不明で、しばらくは小屋番の二人が切り盛りすることに。
信濃総合病院には、村松(岡崎紗絵)の母・聖子(池津祥子)がやって来て、病院の労働環境について苦言を呈し、MMTの仕事を過重労働だと言って責め立てる。
一方、宮本(杉野遥亮)は兄・翔(時任勇気)の友人の総一(森隼人)と再会する。総一は宮本が医師になっていることを喜び、週末に登山に出かけるという話をする。
週末、江森(大森南朋)はMMTの山小屋当番で鮎川山荘を訪れる。そこには、助っ人として宮本が来ており、鮎川山荘の手伝いをしていた。登山に来た総一も一緒に来ていて、鉄砲岳まで行くという総一を送り出す宮本。しかし、午後になり総一から電話が入る。霧のせいで迷ったのだと言う。
宮本は、総一に救助隊に連絡をするように伝えて、自分も総一を探しに出かけようとする。江森から救助は医師の仕事ではないと止められるが、プライベートだからと言って行ってしまう宮本。
日暮れ近くになって、宮本は総一を発見する。総一は高山病と低体温症を発症しており、危険だと感じた宮本は、携帯で連絡を取ろうとするが圏外で繋がらない。総一の体調を考えると高度を下げる必要があり、二人で歩くことに。同じ頃、救助隊が探しに来ていたが、二人は移動して見つからない。そのうち暗くなり、救助隊は捜索を打ち切り、宮本たちはテントを張って一晩宿泊することになった。
翌朝、早くにヘリが捜索をしに来て、宮本と総一は無事救助される。総一の容体は安定しており、ヘリで病院まで送られる。病院に到着した宮本は、救助隊の航空隊隊長・豪徳寺(平山祐介)から「救助は救助隊に任せてほしい」と注意を受ける。実は、宮本たちの救助と同じ時間帯にヘリの救助要請が来ていたが、ヘリが出せなかったため救助に遅れが出て、患者が意識不明でICUに入ることになったのだ。
病院でも医師が二次遭難し、救助が大掛かりになったことが問題になっていた。江森に怒られ、松澤(檀れい)に頭を下げに行く宮本。この騒動は病院外にも漏れ、SNSで「ヘリは山のタクシーじゃない」「医師に山に駆けつけるのは危険」という批判のコメントが続出し、大炎上。週刊誌にも記事が載る事態となり、宮本は落ち込んでしまう。
そんな中、宮本の元へ真吾(向井康二)から電話が入る。真吾とは圭吾の登山への帯同依頼、ギクシャクしていた。宮本が真吾の店を訪れると、真吾は宮本の独断のせいでまた被害者が出たと責める。宮本は、山岳医になって、山でどんな命も救わなければならないと思っていたと、その思いを吐露する。宮本は一人でも多くの命を救うことに必死だったのだ。しかし、二次遭難の末に他の患者の命を危険に晒してしまった。謝りながら肩を落とす宮本に、真吾は焼き鳥を焼いてやるのだった。
翌朝、救助が遅れて意識不明となっていた患者が回復し、後遺症の心配もないという連絡が入る。宮本たちがホッとしたのも束の間、江森が胸を抑えて倒れてしまう。
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ネタバレ感想
2週連続で、宮本の判断ミスというお話でした。
今回はそれにより大炎上で、病院外にも広まり、救助隊にも迷惑をかけてしまう…という展開。
しかし前回と同じで、今回も悪い事が重なってしまった結果…という印象でした。
まぁ、最悪の事態を想定して動かないといけないんでしょうけど。
そんで、どんなに「プライベートなんで」って言ったって、何か起これば「山岳医」としての立場の方が優先されてしまうんだな〜と。
ツラい立場ですね。知り合いを助けにも行かれないなんて。
それにしたってこのドラマ、主人公を追い込みすぎだし、主人公一人に責任を押し付けすぎなんじゃないかな〜。
今回でこれだけ追い込まれるなら、前回のハチ騒動はなくても良かったと思います。
子どもたちはハチに刺されず無事に帰ってきて、子どもたちのそばを離れた宮本の行動に真吾や江森が不安を覚える…くらいで済ませてほしかったです。
2話連続で、ここまで周囲から悪者扱いされると、主人公が可哀想すぎますね。
それに、そんなに悪いことをしてるとも思えませんでした。
「宮本がお節介なだけ」って言ってしまえばそれまでなんですけどね。
宮本がお節介じゃなかったら、圭吾は治療しなかったかもしれないし、登山への帯同もなかったかも。
そうしたら、もっと酷いことになってたかもしれないな〜と思う。
今回の総一の遭難だって、「高山病と低体温症を発症していた」って言ってるのに、その話に誰も耳を貸さないのは、何故なんだろう。
その医師としての判断は間違ってたんでしょうか。
もしも宮本が行かなくて、総一の体調が悪化して、救助隊が間に合わなかったら。
どうなってたんだろうって思います。
「宮本が単独行動してなくても、大変なことになってたかもよ?」っていう可能性がありすぎて、宮本の判断が間違っていたと断言できないんですよ。
そこをハッキリさせてくれないから、宮本だけが怒られることにモヤッとする。
そもそも、前回のハチ騒動で宮本がどういう行動を取るべきだったのか、ドラマ内で答えが出せてないですよね。
MMTで話し合ってるとも思えないし。
江森が宮本の行動に危機感を覚えたのなら、MMTの中できちんと話し合って対策を考えて、指導をして、次回に備えるべきでした。
江森先生の忠告の仕方が曖昧なんだよ〜。
危険だと感じるなら、もっとちゃんと教えてあげなよ。
リーダーの小宮山も出世のことばっか考えてて、MMTの組織運営の話なんてしてないし。
松澤の「何よりも大切なのは判断力」というのは正しいと思いましたが、そこの判断を現場の医師にさせるのかって話ですよね。(事件は会議室で起きてるんじゃない、現場で起きてるんだ!って問題もありますが)
松澤院長は他人事のように言ってたけど、自分こそ判断をするべき立ち位置だし、部下に指導すべき立場なんじゃないの?
そういう意味では…MMTが問題視されるのは仕方ないのかも。
次回はMMTが活動自粛に追い込まれるようです。
まぁ、身から出た錆ってやつですかね(ー ー;)
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
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