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「マウンテンドクター」第11話(最終回)ネタバレ感想 結局、医師が山に行くリスクって何だったんだろ?

こんにちは!malcoです。

「マウンテンドクター」第11話(最終回)が放送されました。

以下、ネタバレを含む感想です。

視聴がまだの方はご注意ください。

 

★前回の感想はこちら!

www.maemuki-malco.com

 

ざっくりあらすじ

江森(大森南朋)が下山中に倒れた。松澤(檀れい)はヘリを飛ばしてほしいと懇願するが、純家(松尾諭)は自業自得だとMMTを責める。そうしているうちに、ヘリが飛ばせるタイムリミットが過ぎてしまい、規則上ヘリの要請に応じられないと冷たくあしらう純家。

その頃、宮本(杉野遥亮)と鮎川(宮澤エマ)は必死に江森の治療にあたっていた。ヘリが来ないと悟った宮本は、江森を背負って下山することに。江森は既に意識がなく、背負って降りる途中に呼吸が止まってしまう。その場で心臓マッサージをしていると、ヘリの音が。豪徳寺(平山祐介)たち、航空隊が来てくれたのだ。信濃総合病院に搬送され、小宮山(八嶋智人)たちが対応にあたる。江森は心拍こそ再開するものの、オペを終えても危険な状態が続く。

信濃総合病院には、知事と純家も来ていた。医師が山に行くのは危険であるとみなし、無期限の活動停止と解散を松澤に言い渡す。さらに、航空隊にも処分を考えると言う純家。豪徳寺たちは、江森のために規則を破って、無断でヘリを飛ばしたのだった。

一方、鮎川山荘では、篤史(石丸謙二郎)が山小屋を畳もうと考えていた。MMTの解散を知り、ちょうど良かったと寂しそうに呟く篤史。

MMTは活動をやめたが、宮本は諦めていなかった。山岳医療パトロールとして、山を巡回して登山者を見守る活動を開始したのだ。それに触発された村松岡崎紗絵)は、母・聖子(池津祥子)に「山岳医の認定を取る」と宣言する。

そして鮎川は、鮎川山荘を継ぐことを決意する。看護師の仕事をやりながら、山小屋にも通うつもりだ。小屋番の二人は、快く協力を申し出るのだった。

そんな中、江森の意識が戻る。安堵するMMTのメンバーたち。

良い出来事はさらに続いた。松澤のもとに、純家が「解散を撤回してほしい」と伝えにきたのだ。純家は、役所にMMT患者の会と名乗る団体が押し寄せたのだと話す。患者の会を先導したのは真吾だった。真吾たちは、MMTの解散撤回を求める。そこへ豪徳寺も加わり、航空隊としてもMMTの存続を望んでいると訴える。さらに、SNSでもMMTの解散を嘆く声が上がっていた。それらの民意を汲み、MMT解散の指導を撤回することにしたという。助けてきた患者たちの声に、涙を流して喜ぶ松澤。

こうして、MMTは活動を再開。地元の消防とも連携し、山岳医療についての知識を共有し、登山者を助ける方法を模索していくのだった。

 

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ネタバレ感想

これまで揉めに揉めたのが嘘のように、とんとん拍子で解散が撤回され、活動再開。

ま、ハッピーエンドで良かったんですけどね。

純家が意地悪しただけ、みたいになってしまいました。

そもそも、江森先生が心臓発作で倒れたのって、「医師が山へ行くリスク」とは関係ないと思うんですよね。

江森先生の自業自得ってのは、その通りだけど。

具合が悪いのに、病院抜け出してまで登山した挙句に倒れたわけだから、そりゃ問題になっても仕方ないです。

でも、だからって医師が山に行くリスクには直結しませんよね。

そんなの、救助隊だって心臓発作を起こすことがあるかもしれないし。

航空隊の誰かが脳卒中で倒れるかもしれないし。

そんなこと言ってたら、誰も山に行けません。

結局「医師が山に行くリスクって、何なんだろう?」って疑問が残ってしまいました。

ストーリー的にMMTを窮地に陥れたいがために、無理やりこじつけた感じがして、ちょっと引いちゃったな〜。

あと、ラストの消防での講習会は、室内で良かったですよね。

ヘリの前にホワイトボードって(ー ー;)

ツッコミポイントとしては良かったけど。

印象的だったのは、MMTの解散撤回を聞いた松澤が、泣きながら山岳医療のこれからについて訴えるシーン。

いつもはスマートな松澤が、少女のように可愛くて。

あのシーンは良かったなぁ。

航空隊が規定違反をしてまで、ヘリを飛ばしてくれたのも感動しました。

でも豪徳寺さんが一人で役所に来てたのは、正直寂しかった。

豪徳寺さん、仲間も連れて来てよ。

 

最初から最後まで、揉め事の多いドラマでした。

揉めすぎだったな〜。

そんなに揉めなくても、悪者を出さなくても、必死に山で登山者を救うだけで良かったんじゃないかと思います。

山岳医療なんて知らないことが多すぎて、どんなことが起きても目新しくて興味深くて、面白くなりそうなのに。

もったいなかったですね。

あとは、江森先生がずっと非協力的で、嫌味が多かったのも、しんどかったな〜。

宮本は最初から最後まで、頼りになるような、ならないような…微妙なキャラだったし。

頑張れ!と応援したくなるようなキャラクターがいなかったのも、少し残念でした。

とはいえ、キャストの皆さんは、登山に次ぐ登山で大変な撮影だったと思います。

迫力のあるシーンもたくさんありました。

山の景色も本当にきれいで、登山について勉強にもなって、楽しませてもらえたところも多かったです。

最終的には「あ〜、信州に行きたいな〜」と思えるドラマでした。

 

 

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。

 

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