こんにちは!malcoです。
「マウンテンドクター」第10話が放送されました。
以下、ネタバレを含む感想です。
視聴がまだの方はご注意ください。
★前回の感想はこちら!
ざっくりあらすじ
倒れた江森(大森南朋)は心臓に疾患を抱えており、入院することになった。誰にも知らされておらず、驚くMMTのメンバーたち。
一方、村松(岡崎紗絵)の母・聖子(池津祥子)は純家(松尾諭)と会っていた。週刊誌に宮本(杉野遥亮)が起こした二次遭難のネタをリークしたのは聖子だった。不要な医療費は断捨離すべきだと話す聖子。純家はMMTの起こした失態を知事に報告し、MMTに責任を取らせるべきだと訴える。これにより、信濃総合病院に行政指導が入り、MMTは活動自粛を通達される。
そんな中、鮎川山荘付近で地震による土砂崩れが起きる。登山客4名が巻き込まれて、安否不明だった。すぐに救助隊が出動し、救出にあたる。信濃総合病院では、遭難者がいつ来てもいいように準備を始める。入院中に病室でニュースを見ていた江森は、発見された登山者の持ち物の中に、婚約者の美鈴がつけていたのと同じカラビナを見つけ、病院を抜け出して現場へ行ってしまう。
江森が現場に到着すると遭難者が発見されており、非常に危険な状態だった。江森は松澤(檀れい)に連絡をして、ヘルプを依頼する。MMTの活動自粛を言い渡されていた松澤は悩むが、県庁に行って知事に直談判することに。知事は渋々OKを出し、宮本と鮎川(宮澤エマ)が事故現場に派遣される。純家から医師が二次遭難する危険性を指摘されるが、松澤は反発する。
宮本たちはヘリで事故現場まで運ばれ、江森と共に発見された遭難者を次々に処置していく。患者はヘリで信濃総合病院まで運ばれ、準備万端の小宮山たちがオペをするという連携プレーを見せる。その様子を見て、MMTのメンバーを頼もしく感じる松澤。
要救助者は全員発見されて、病院に運ばれた。役目を終えた宮本たちは下山することになり、江森は現場に来た理由を話す。遭難者の持ち物に美鈴と同じカラビナを見つけた江森は、美鈴に背中を押されたような気がして、山に来たのだった。今回の現場に医師がいなければ、遭難者の命を繋ぐことはできなかったかもしれない。医師が山に行けば救える命がある。だからMMTの理想をみんなで探していこうと話す。
しかし、下山中に突然胸を押さえて苦しみ始める江森。ここでまた医師が二次遭難を引き起こせば、MMTの立場はますます悪くなってしまう。江森は、宮本と鮎川に先に下山しろというが…。
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ネタバレ感想
医師の二次遭難…。
これを疑って現場に行くなというのは、よほど医者のことを信用していないんだなと感じられました。
別に、日が暮れてるわけでも、天候が悪いわけでもない。
土砂崩れはあるかもしれないけど、そのリスクは救助隊だって同じ。
それなのに、救助隊はいいけど医師は行っちゃダメ、救助隊が連れていくのもダメっていうのは、もう全く信用してませんよという意思表示であり、「こいつら何しでかすか分からんぞ、と思ってます」というあからさまなメッセージですよ。
純家も知事も、かなり失礼です。
ひょっとして、豪徳寺さん(平山祐介)も?
純家たちとグルってわけではないと思うけど、宮本の行動を問題視してたからな〜。
でも、今回の医師の派遣と、宮本の単独行動とでは、根本的に違う気がするんですけど。
ひとつダメなら全部ダメ〜なんていうのは、愚の骨頂だなと思いました。
今回は、小宮山(八嶋智人)が良いことを言ってましたね。
トライアンドエラーだよと。
救急医療も昔はそうだったという話は、とても響くお話でした。
小宮山先生、やるじゃーん。ちょっとリーダーっぽかったよ〜。
新しいことにトライするというのは、本当に大変なことだと思います。
それが、人の生き死にが関わっているなら、なおさら意見は割れるでしょう。
何かあった時には「仕方ないじゃん」では済まないだろうし。
それでも進めてきたから今の医療があるんだと思うと、先人たちのトライアンドエラーに感謝しなければいけないですね。
最後は、江森先生が倒れてしまいました。
最悪のタイミングですね。
ヘリがいる間に倒れてくれてたら、ひょっとして乗れたかも。
ヘリは2人までしか乗れないから、どの道無理だったかな?
そんで、燃料補給があるから出動できないというヘリ。
ヘリ、足りてないですよね。
MMTにヘリを導入した方がいいんじゃないの?
何かあるたびに「飛べない」と言ってくるヘリの弱点を、徒歩で山を登ってまで誰かを救おうという医師が、カバーしてるんだっていう風には思えないのかなぁ。
次回は最終回です。
MMTは存続できるのか。
そして、宮本と江森先生は二次遭難してしまうのか。
この場合、遭難になるのかな?
二次遭難の定義がよくわかりませんが。
てか、江森先生はなんで「先に下山しろ」とか言うんだろう。
「MMTの医師、病人を放置して下山!」って週刊誌の見出しになっちゃうよ?
宮本の単独行動には怒って嫌味言ってくるくせに、自分だって適切な判断ができてないんじゃん?
松澤院長が「山岳医療に大切なのは判断力」だって言ったばっかなのに。
これで死んだら…宮本以上の大失態。
とりあえず、江森先生が助かりますように。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
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