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「元彼の遺言状」第4話 ネタバレ感想 殺人事件のノンフィクション小説はお断りだ

こんにちは!malcoです。

「元彼の遺言状」第4話が放送されました。

以下、ネタバレを含む感想です。

視聴がまだの方はご注意ください。

 

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ネタバレ感想

今回は、小説家が自分の書いた小説の通りに殺人を犯してしまうというストーリーでした。

前回よりは見やすくて面白かった印象です。

登場人物もそんなに多くなく、シンプルでした。

演出家も脚本家も複数体制なので、回によって見やすさや面白さにバラ付きが出るのかもしれません。

1時間の1話完結ものなら、これくらいが見やすいですね。

清宮の娘・希(白鳥玉季)が、小説の主人公の「ケイジ」という名前を「刑事」と間違えて、小説を読んでいないと判明するところなどは面白い展開でした。

母も娘も、お互いに「私が殺した」と庇いあっていたのが悲しかったです。

庇うという行為は、愛情のようでもあるけれど。

裏を返せば、お互いに殺したのかもしれないと疑いあっているから、罪を被ろうとしたわけで。

そこがどうにも遣り切れませんでした。

 

私の推理としては、希が秦野(宮田早苗)の隠し子で、訳あって清宮に預けていて、DV男から守るために秦野が殺したのでは…と考えていたのですが。全然違ってました〜。

小説をヒットさせたかったという、非常に身勝手な動機。秦野は清宮母娘を利用しようとしただけでした。

前作で「リアリティがない」と評価されたため、13年も小説を書けず、悩み続けた挙句の殺人。

病んでしまったんだなぁ。言葉の呪いですね。

リアリティを求めて自分で体験しようとしてしまう…。

ジャンルによってはその方が面白いのでしょうけど、殺人事件のノンフィクションはお断りですね。

「ミステリーのトリックは実際の殺人に使われるとマズいから、現実では実行できないように作ってある」なんて話を聞いたことがあるのですが、本当のところはどうなんでしょうかね。

息子がDV父を殺そうと画策する貴志祐介さんの「青の炎」などは、巻末に「小説の通りに実行しても、絶対にバレるようになってますよ」みたいな注意書きがされていますよね。

リアリティがありすぎても、社会的に問題ってことです。

もちろん、リアリティがなさすぎてもダメなんですけど。

コナンくんみたいにぶっ飛んだミステリーが大ヒットする現実を思えば、創作作品のヒットにリアリティはあまり関係ないのではないかと思いました。

 

前回は、篠田(大泉洋)の活躍が全く感じられませんでしたが、今回は…活躍したとも、してないとも感じられず。

麗子(綾瀬はるか)にミステリー小説の話を引用しては、アドバイスめいたものをしていますが、麗子はその小説を読んでいないだろうから、ヒントになっているのかどうか。

ドラマの中での彼の存在意義は、依然として謎のままです。

そういえば、篠田はやはり嘘をついているようですね。

大学の先輩ではなさそうです。

ちょいちょい栄治(生田斗真)とのエピソードを絡めながら、少しずつ篠田の正体を明かしていくのでしょうか。

篠田の正体には初回から興味を引かれていたので、楽しみです。

彼の正体や麗子に近づいた目的次第では、面白くなっていきそうだと感じました。

 

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最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。

 

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