現実逃避は前向きに。

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「御上先生」第6話 ネタバレ感想 御上兄の抗議と死。青いってのは固いってこと

こんにちは!malcoです。

「御上先生」第6話が放送されました。

以下、ネタバレを含む感想です。

視聴がまだの方はご注意ください。

 

★前回の感想はこちら!

www.maemuki-malco.com

 

ざっくりあらすじ

御上(松坂桃李)の兄・宏太(新原泰佑)が22年前学校で自死した事件が、週刊誌に掲載された。学校中が騒然となる中、3年2組の生徒たちも動揺していたが、御上は過去のことだと言って平静を装い、何も語ろうとしない。

そんな中、3年2組の椎葉(吉柳咲良)は体調を崩しがちで度々保健室にきていた。その際、養護教諭の一色の目を盗んで、生理用品を大量に持ち帰っていた。椎葉は事故で両親を亡くし、和菓子屋を営む祖父母に育てられていたため「生理の貧困」なのではと話し合う一色(臼田あさ美)と是枝(吉岡里帆)。御上は女性の話についていけず困惑しながらも、椎葉と面談をすることに。すると椎葉は、御上が男性教諭であること、御上が自身について語らないことから、強く反発する。さらに御上は、富永(蒔田彩珠)から呼び出されて、生徒たちと向き合わないことを説教をされる。

御上は母が入所している施設を訪れる。母は御上のことを「宏太」と呼ぶ。御上と共に施設を訪れてたのは一色だ。一色は宏太の高校の時の同級生だった。それだけでなく、御上に隣徳学院に来るよう依頼した人物だった。文科省と隣徳、永田町の繋がりを暴きたい二人だったが、なかなか掴めない。必ず全容を明らかにすると誓った御上は、生徒たちに兄のことを話す決意をする。

当時、高校生だった宏太は、学校への抗議を全校放送した後に、自ら作った装置で感電死した。抗議内容は、学校が発達障害のある生徒を中等部から高等部へ進学させなかったこと。さらに、その抗議の声に耳を傾けず無視をしたことだった。宏太は弱い者に寄り添おうとする人格で、御上はそんな兄を尊敬していた。しかし、母は学校への抗議をやめて勉強しろと泣き、御上はそんな兄に「友達から、最近お前の兄さんが変だと言われた」という話をした。悩む兄に、最後にとどめを刺したのは自分だと感じていた御上。宏太のような悲劇を繰り返さないために、教育を変えるべく文科省に入ったと生徒たちに明かした。

一方、溝端(迫田孝也)は塚田(及川光博)と中岡(林泰文)との会食に出席していた。東元官房長官の孫の件、隣徳への助成金の話などをして、溝端は古代を説得すると二人に約束する。隣徳に戻った溝端が古代に話をするが、古代は「不正をしていたと知られたら隣徳はどうなるか」と言い、溝端を叱責するのだった。

放課後の学校で、御上と是枝は椎葉について心配していた。椎葉の祖父は認知症を患い、祖母は夏頃に倒れたという。和菓子店は閉店し続けている。そこへ電話がかかってきた。対応した御上は「すぐに行久野で警察には連絡しないでほしい。椎葉は僕の生徒です」と告げる。

 

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ネタバレ感想

御上の過去が明らかになった回でした。

死ぬことで抗議するって。ものすごい激しさですよね。

若くないとできない気がします。

そして人も木の実も、青いってのは固いってことなのかな〜と感じました。

親としては「他人の心配よりも自分の心配をしてちょうだい」と思うのは共感できます。

しかし、もっと向き合っていれば、育てていく過程で「他人のことを放っておけない性分なのだ」と理解して受け止めてあげられていたら、違う結末だったのかもしれません。

親としては責任を感じるし、後悔も果てしないでしょう。

お母さんの精神が現実逃避してしまうのも納得だな〜。

それにしても今シーズンは、お母さんが兄弟の名前を間違えがち。

こんな現象が被ることってあるんですね。

 

自らの命をかけて抗議をした宏太でしたが。

その行為に意味はあったのか。

周囲は社会は、どのくらい変わったのか。

それを考えると本当に切ないですね。

正直言って、あまり意味はなかったでしょう。

ほんの一握りの人の心に、深い傷を残しただけです。

葬儀の後に学校で御上の居場所がなくなったことを考えると、むしろ逆効果だったかもしれません。

御上が弓弦(堀田真由)と初めて面会した時に、社会に与えた影響の小ささを指摘しましたが、この経験から得たものだったんですね。

誰かの命がなくなったからといって、社会が変わるものではないと。

歴史を振り返ると、社会を変えるために莫大な数の人民が死んでいますもんね。

人の命と引き換えに改革や革命を起こすなら、そのくらいじゃないとダメってことなんでしょう。

では、御上はどうやって教育を変えていくつもりなのか…。

とりあえず、隣徳に来たのは一色に依頼されたからで、教育の改革のためとか、そんなんじゃなさそうですね。

「辞令、日本教育の破壊を俺に命ずる」なんて大それたキャッチコピーがついていたので、どんな壮大な世界観の話になるのかと思っていましたが、「そうでもなさそう」ということが今回で分かってしまった気がします。

結末としては、バタフライエフェクトになるのかな。

宏太の死が御上を生んで、御上は3年2組の生徒に影響を与えて、その生徒たちもいずれ誰かに影響を与えていく。

そんな結末になりそうな予感がします。

特に隣徳にはエリートが揃ってますし、神崎(奥平大兼)みたいな記者志望もいますし。

国家を動かすような人材だからこそ、指導要領に沿った勉強だけでなく、世界と未来を広く深く見る目を養わないといけないんだなぁと感じますね。

 

ラストでは椎葉が問題を起こしたようです。

万引きかな〜。

次回、退学の危機を乗り越えられるのでしょうか。

ヤマトタケルも再登場。

誰の仕業なのか、何が目的なのか、気になりますね。

槙野も誰か大切な人を亡くしているようなので、御上じゃないなら、ひょっとして槙野(岡田将生)だったりしてと思ったり。

次回も楽しみです。

 

 

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。

 

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