こんにちは!malcoです。
「御上先生」第4話が放送されました。
以下、ネタバレを含む感想です。
視聴がまだの方はご注意ください。
★前回の感想はこちら!
ざっくりあらすじ
冴島(常盤貴子)は仕事を辞めて引っ越していた。神崎(奥平大兼)はなんとか冴島を見つけようと試みる。
そんな中、隣徳学院では文化祭が近づいていた。例年、3年生は受験に集中するため不参加だが、2組では東雲(上坂樹里)が自主企画をしたいと提案する。教科書検定のことを調べて展示するという企画で、参加は有志で良いという。クラスからは反対意見も出るが、参加するという生徒も出てくる。企画書を見た学年主任の溝端(迫田孝也)は難色を示すが、御上は理事長から許可をもらっていると言って話を通す。
しかし、学園祭の1週間前に教室の使用許可が取り消されてしまう。学園祭に文科省の副大臣・滝沢が視察に来るらしく、学校側は政治色の強い展示は避けたいようだ。これをきっかけに、文化祭への参加に反対している生徒からの不満が噴出する。そんな生徒たちに、御上(松坂桃李)はディベートをしようと持ちかける。
賛成派に櫻井(永瀬莉子)、反対派に東雲を指名し、お互いに意見を交換させる。この人選に生徒たちは驚くが、御上は「ディベートは自分の本当の意見を言う場ではない」と言い、二人を討論させる。突然始まったディベートだったが、驚くことに櫻井は東雲の父親のクラスの様子についても調べていた。東雲の父親が受け持ったクラスは、ハイレベルな高校に進学し、みんな学習意欲が高かったという。教科書検定の意味を考える意義があると主張する櫻井。その後、クラスでも話し合った結果、2組は文化祭へ参加することになった。
東雲は、教室の使用許可を得るために企画書を書き直し、許可を得る。しかし、その企画書はダミーであった。前日の教員のチェックの後に、展示物を入れ替えるのだ。
文化祭前日と当日朝に溝端が展示物のチェックに訪れるが、ダミーの展示物でやり過ごし、開会式の間に展示物を入れ替える。
開会式には滝沢が参加し、その後3年2組の展示を見学にくる。教科書検定の展示とは知らずに教室に入った滝沢。教室では映像を使って教科書検定の意義を問う内容になっていた。滝沢は怒って教室を出ていくが、神崎がカメラを持って待ち伏せし、報道部として滝沢に展示物の感想を聞きたいと言う。人だかりができたため、滝沢は神崎の質問に仕方なく好意的に答えるのだった。
文化祭後、槙野(岡田将生)と塚田(及川光博)は御上の行動を問題視する。槙野は「御上をこのままにはさせない」と意気込む。
一方、隣徳学院には再び倭建命からの脅迫文が届くのだった。
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ネタバレ感想
教科書検定の問題、けっこう引っ張りましたね〜。
結局、隣徳と文科省の繋がりや、殺人事件と関係あるんだろうか。
なんだか、なさそうな気がするな。
ディベートでは「なるほどな」と思える展開もありました。
反対意見を東雲に言わせて、賛成意見を櫻井に言わせるというのも、お互いの立場を考えるために良い方法だったと思います。
ただ、どうして教科書検定にみんなでめくじらを立てるのか、正直分からなかったです。
そんなにセンシティブな問題に思えなくて。
東雲はお父さんが退職に追い込まれたので、この問題にこだわるのは理解できるけど。
生徒が展示することを学校が止めたり、副大臣が怒って教室を出るような、そんなヤバい問題なのか。よく分かりません。
別に、あの副大臣が決めた方針でもないでしょうに。
そんな考え方もあるよね〜という、大人な対応ができないもんなのか。
やはり今回もキョトンでした。
教科書検定は必要なのかという問題については、無くしたら無くしたで新たな問題が発生すると思いますね。
検定をして、ちゃんと習うべき学習内容が網羅されていると分かっているから、安心して使えるし、全国で共通のテストもできるし。
教師が好きな教材を使っていたら、学校で教わる内容が信用できなくなってしまいそうです。
テストや入試で間違えたときに「習ってないから解けませんでした。先生の授業が悪いせいです」と文句を言う生徒や親が出てくるかもしれません。
そうなれば、教師の負担も増えるでしょう。
こっちの方が問題が大きくなると思いますけどね。
教科書はある程度共通のものを使って、その他の教材で教師のやりやすいように、生徒のためになると思うことをやったらいいと思うけどな。
今回・前回と、「パーソナルイズポリティカル」というのを具体的に示したかったのかもしれないけど、エピソードがピンポイント過ぎて、唐突すぎて、共感が難しかったです。
一話完結でいろんな「パーソナルイズポリティカル」なエピソードを盛り込んだ方が良かったんじゃないかな。
まだ4話目だから、これから別のエピソードが出てくるのかな?
ここまで見ていて、エピソードの作り方があまり上手ではない印象なので、今後も少し心配です。
本筋の方は、是枝(吉岡里帆)が一通目の脅迫文を考察していましたね。
「倭建命は官僚なのでは。御上先生ですか」
ズバリと聞いてしまう是枝が面白かったです。
御上は違うって言ってたけど、ホントかな〜。
この脅迫文は、隣徳への裏口入学と「真秀ろば=古代」を示す文章だったようです。
二通目のFAXも全文を残しておきます。
我は平川門より入る人々に
草那藝之大刀を振り下ろすものなり
お前の不正はまもなく白日のもとに晒される
倭建命
「お前たち」じゃなくて、「お前」ってのが怖いですよね。
まもなく白日のもとに晒される。
何が起きるんでしょうか。
次回は弓弦(堀田真由)の過去と、生徒たちのビジネスプロジェクトコンクール出場のエピソードになるようです。
進学校のドラマは、取り扱うテーマがムズイ…´д` ;
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
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