こんにちは!malcoです。
「競争の番人」第1話が放送されました。
以下、ネタバレを含む感想です。
視聴がまだの方はご注意ください。
★公式HPはこちら!
ネタバレ感想
「公正取引委員会」
名前は聞いたことあるけど、何をしてる組織なのか何も知らない…。
そんな「ゼロ知識」での視聴でした。
事前に調べてみることもせず、何も考えず、ドラマを観てみた結果。
で、結局「公取」って何ができるの?
という疑問が残ったまま第1話が終わってしまいました。
拡大までしたのに、解決しなかったのがいけなかったのかなぁ。
何となく、企業が法律で禁じられていることをやっていないか調査するというのは分かったし、企業や店を経営する上で私の知らない法律がいろいろあるんだな、ということも分かりました。
下請けいじめとか、そんなのもあるんですね。
「優越的地位の濫用」というらしいです。
仕事の付き合いで何かを買わされるなんてこと、よくありそうですけど。
どの立場の人が何をどのくらい買うと「優越的地位の濫用」になるのかな。
線引きが難しそうですね。
そして問題は、それらの行為をした企業に対して、公取は何をできるのか。
これが一番分かりませんでした。
「取り締まる」っていう言葉が曖昧ですよね。
逮捕したり罰則を与えることが出来るわけではなさそうな雰囲気でした。
序盤に出てきた建設会社の入札談合の件では、証拠のファイルを持って逃げた男性を捕まえて、取り調べをしていました。
取り調べは公取でやるようですが、拘束する権限はどうなのかな?
警察だと拘留期間とか決まってますけど、公取の場合はどうなんでしょうかね。
任意かな?それとも拒否すると罰則を与えられる?
そんで。その後はどうなったんだろう。
男性は自殺をしてしまったけれど、不正をしていたのは個人ではなく企業ぐるみだったわけですよね。
その企業はどうなったんでしょう。
後日談って出てきましたっけ?
その辺りが中途半端なまま、ブライダルのカルテルの話になってしまって。
このカルテルの件も次回に続いてしまって。
結局、どうなったら一件落着なのか、事件解決なのか、よく分からないまま終わってしまいました。
公取が目標とする「着地地点」ってどこなんでしょうか。
警察なら逮捕、送検。
弁護士や検察なら裁判、判決。
何かしらのゴール地点が明確でないと、観ている側も迷子になっちゃう。
立場の弱さばかりが強調されて、肝心なことを伝えてもらえなかったような気がします。
本作公式HPのイントロダクションにも「聞いたことはあるけど、その実態についてはあまり知られていない」とあるように、みんなが知らない仕事だからこそ、初回はもっと分かりやすく1話完結で簡単な事件を題材にして、仕事内容を一通り紹介して欲しかったですね。
もう何話か観れば、公取の仕事内容を理解できるようになるのかな。
初回が分かりにくかったので、ちょっと不安になってきました。
知りたいなら自分で調べればって感じなんでしょうけど。
公正取引委員会について興味を持ってドラマを観てるのに、結局自分でググらなきゃいけないなら、ドラマを観る意味が半減するような。
楽しくお勉強しながら観られるような、そんなドラマになってくれることを願うばかりです。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
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