こんにちは!malcoです。
「クジャクのダンス、誰が見た?」第9話が放送されました。
以下、ネタバレを含む感想です。
視聴がまだの方はご注意ください。
★前回の感想はこちら!
ざっくりあらすじ
東賀山事件の裁判の検事だった鳴川(間宮啓行)。父の背中を追うと言って検事になった阿南(瀧内公美)が東京地検本部係に女性はつの就任が決まった頃に、力郎(酒向芳)が冤罪だったと知った。自分が冤罪を生んだと知られたら阿南のキャリアに傷がつくと考え、染田(酒井敏也)や津寺井(鳥谷宏之)を操って悪事に手を染めていったのだった。
一方、心麦(広瀬すず)たちは東賀山事件の真相の手がかりを手に入れるため、林川家の財産目録を調べていた。すると松風(松山ケンイチ)が廣島育美の名前を見つける。廣島はウッドリバーウォーターという会社の代表取締役だった。その後、廣島の現在の居場所を掴み、会いに行くことに。廣島は脳梗塞の医療施設に入っていた。認知機能が低下した廣島が心麦の質問に答えることはなかった。しかし、心麦を「岡ちゃん」と間違え「歌ちゃんは元気?」と問いかける。
そんな中、阿南が友哉(成田凌)を起訴した。鳴川は、友哉が冤罪だったらどうするのかと聞くと、阿南はキャリアに傷がついても起訴を取り下げるという。
松風は友哉に面会して、起訴されたことを伝える。その帰り道、神井(磯村勇斗)が松風を待ち伏せしていた。話があるという。
松風の事務所にて。心麦たちと手を組みたいという神井。実は、神井は友哉と幼馴染で、力郎のことも知っていた。神井はその伝手で力郎と文通しており、その中に気になる内容があったという。力郎の手紙には、事件当日に見たことや、取り調べの内容が全て書いてあった。神井は、赤ん坊を抱いていた女性が「岡ちゃん」であり、心麦の本当の母親なのではないかと推測する。さらに、ウッドリバーウォーターの会員誌の中に、廣島と一緒に写真に写る京子(西田尚美)を発見する。心麦が守に連絡をして京子の旧姓を尋ねると、吉岡だと判明する。
心麦と松風、神井は、急ぎ京子を探すが、連絡が取れない。神井が赤沢(藤本隆宏)に仕掛けたGPSを追いかけると、赤沢は林川家にいた。中に入ると、血を流して倒れている赤沢と、刃物を持って座り込んでいる京子を発見する。
同じ頃、鳴川が警察に出頭し、染田と阿波山(井上肇)、まのか(大島蓉子)を殺害したと供述していた。
事件の詳細メモ
【鳴川について】
・鳴川は誰かから力郎が冤罪だったこと、春生(リリー・フランキー)が事件を調べ直していると知らされ、止めなければと考えた。
・その後、染田を取り込んで指示。染田が反抗したため、薬物の売人を使って殺害した。
・津寺井に、歌について嘘をつくよう指示をした。
・赤沢が阿波山を訪ねた日に、鳴川も阿波山家に行っており、火をつけた。
・鳴川は冤罪を生んだことで阿南のキャリアに傷をつけることを恐れた。父親らしい背中を見せたかった。
・春生を殺したのは自分ではないと証言している。
【廣島育美について】
・現在は母方の姓である太田育美を名乗っている。脳梗塞で倒れて以降、認知症の症状が出ている。
・病院へは、女性がよく会いにきていた。
・以前はウッドリバーウォーターという会社の代表取締役を務めていた。
・心麦を見て「岡ちゃん」と言い、歌の存在を知っていた。
・京子とは旧地の仲で、京子は廣島の手伝いをしていた。
【力郎の手紙について】
・力郎は盗みを働くために林川家に侵入した。
・その日、留守であったはずの家の中から物音がした。様子を伺っていると庭に車が入ってきて、安成(野間口徹)と妻ではない女性が赤ん坊を抱いて現れた。
・その後、1階から赤ん坊の泣き声がして、泣き声が長く続いたため家屋に侵入すると、一家が惨殺されていた。すぐに警察に通報。
・取り調べで証言すると、赤ん坊は2階にいたと言われる。安成の妻ではない女性の話も、捜査撹乱のための虚言だと言われる。
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ネタバレ感想
今回はいろんなことが明かされましたね。
さすが最終回直前。大放出って感じでした。
ちょっと呆気なかった気もしますが。
まずは鳴川から。
京子と関係があるのかと思っていたら、ただ冤罪を生んだことを隠したいだけのようでした。
つまり、阿南は力郎が冤罪だと知らずに、ただ鳴川の言うことを聞いてただけってこと?
それで友哉を起訴したのなら…検事なんて辞めてしまえ。
ただ、鳴川は山下家の火災現場で京子を見て驚いた表情をしていたので、京子と面識があった可能性はありますね。
どういう面識だったのかは分かりませんが。
しかし、鳴川が京子の共犯者であるという線は消えました。
鳴川は検事として東賀山事件の担当をしたというだけのようです。
それにしても、冤罪を隠すために染田を殺させたり、阿波山家に火をつけたり。
罪を上塗りし過ぎた鳴川。
元検事として、最も醜く情けない姿を晒してしまいました。
娘のキャリアのためだなんて、言い訳にもなりません。
自首してしまった鳴川ですが。どこまで真相を知っているのでしょうか。
東賀山事件の真犯人、心麦の出生の秘密。
全部知っているのかな?
誰が教えたんだろう。
鳴川に電話をしてきた人物が誰なのかも気になるところです。
それから、今回大きく動きがあった赤沢夫妻。
やはり京子が心麦の本当の母親だったようです。
赤ちゃんを連れて別居って、守のことなのか、心麦のことなのか、よく分かりませんでした。
守と心麦は、どのくらい歳が離れてるんだろう?
東賀山事件の犯人としては、限りなく京子が怪しい展開になってしまいましたが…。
力郎の手紙の内容だと、京子には殺せないような気がします。
①誰もいないはずの屋内から物音がした。
②赤ちゃんの泣き声が長いので、家屋に入ってみたら一家が吊るされていた。
手紙で気になるのはこの2点です。
力郎は留守だと知っていたから盗みに入ったわけですよね。
それなのに屋内で物音がしたということは、安成と赤ちゃんを抱いた女性が入る前に、家に誰かがいたということでしょう。
安成と女性が家の中に入ってから力郎が遺体を発見するまで、どのくらいの時間があったのか分かりませんが、この女性が京子だったとすると、家に入ってから京子が全員を殺して吊るすなんて、いろんな意味で無理でしょう。
つまり、安成と京子が家に入る前に、他の家族はすでに吊るされていた可能性が高いですよね。
そもそも、どうして吊るさなければいけなかったのかが謎です。
首吊りならば自殺っぽいですが、確か、手足を縛られていたと言っていたので、自殺は無理な気がします。
となると、誰かが手足を拘束してから吊った?
それは誰なのか。
やっぱり赤沢しか思い浮かばないんだけど…可能性としては、安成もアリなのかな?
もう一つ、気になる点としては、ウッドリバーウォーターは明らかに「林川」なのに、代表取締役が廣島育美であること。
ひょっとして、経営が上手くいってなくて、安成が一家心中を目論んだとか?
でも、吊るされている映像を見ると、安成は手を縛られていたんですよね。
心中ならば、そこが不自然。
安成だけ、他の家族とは別の事情で殺されたのかな〜。
うーん、さっぱり分かりませんが。
最後なので犯人予想はしておきたいところ。
一家を殺害したのは安成→一家を殺害する予定だったので、力郎にはいないと言っていた。
安成を殺害したのは京子で、遺体を吊り上げたり歌を二階に上げたのは赤沢。
というのを最終予想にしておきたいと思います。
ラストはまさかの赤沢死亡?
刺したのは京子のようです。
赤沢家はボロボロですね。守がかわいそう。
次回はやっと最終回です。
残り1話にしては、まだまだ謎が多い気がするんですが…。
全て回収して、すっきり終わってくれることを祈ります。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
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