こんにちは!malcoです。
「クジャクのダンス、誰が見た?」第7話が放送されました。
以下、ネタバレを含む感想です。
視聴がまだの方はご注意ください。
★前回の感想はこちら!
ざっくりあらすじ
心麦(広瀬すず)は鳴川(間宮啓行)と一緒に神井(磯村勇斗)に会いにいく。なぜ心麦が林川歌だと思ったのか、その真相を知りたいと鳴川が言い出したのだ。すると神井は、心麦の実家の燃え残りから見つけた母子手帳の写真を見せる。そこには産婦人科医として阿波山京一郎(井上肇)の名前、助産師として高畑まのか(大島蓉子)の名前が記されていた。
心麦は松風(松山ケンイチ)と共に、阿波山とまのかが営んでいた産婦人科医院を訪れる。すでに廃業していたが、二人は夫婦となりその場所に住んでいた。心麦が名乗ると、驚いて動揺する。心麦が自分の出生について尋ねると、阿波山は迷った挙句に重い口を開く。
2002年、東賀山事件の現場で赤沢(藤本隆宏)と春生(リリー・フランキー)は歌を見つける。事件後、歌は津寺井(鳥谷宏之)に引き取られることになっていた。事情聴取の際、津寺井は、歌の育ての親としてマスコミから取材が入っていると話す。歌をマスコミの餌食にして報酬を得ようとする津寺井に憤る赤沢。さらに津寺井は、事件後に歌が一時的に預けられていた施設にマスコミを集め、歌を無理やり連れ出してマスコミに見せるという暴挙に出た。これを許せなかった赤沢は、阿波山に出生証明書の偽造を依頼。阿波山は引き受けたが、歌の引き取り手となった春生は最後まで迷っていたという。
こうして歌は山下家に引き取られ、心麦と名付けられた。心麦が山下家にやってきた日の映像が残されていた。歌は赤沢夫妻に連れられて山下家にやって来て、春生と静香(仙道敦子)に歓迎されていた。映像を見て、涙が止まらない心麦。まのかは、心麦の出生証明書を偽造した阿波山を、警察に連れていかないでほしいと懇願する。
後日、阿波山は赤沢を自宅に招く。心麦に全て話したことを詫びる阿波山。
その夜、阿波山家は炎に包まれるのだった。
事件の詳細メモ
・神井は火災後の山下家に侵入して、心麦の母子手帳を見つけ、撮影していた。
・母子手帳では心麦は阿波山産婦人科医院で産まれたことになっている。院長は阿波山、助産師が高畑。
・津寺井はマスコミから取材の依頼を受けていた。歌の人生を密着させて報酬を得るつもりだった。その時の赤沢たちは、大人の都合に振り回される子どもは見たくなかった。
・津寺井はカラビナ男と繋がっており、歌のことは大丈夫だと言われていた。今頃嗅ぎ回る人間が出て来たことに怯えている様子。
・赤沢が阿波山に出生証明書を偽造するよう依頼した。歌は山下家に引き取られ、心麦と名付けられた。母子手帳の記録を書き換えたのは高畑。
・歌が山下家に来た時の様子を収めたビデオは、春生が自宅に置いておけないからと、阿波山に預けた。
・心麦は、阿波山産婦人科に行く途中にある黄色い外装のカフェに見覚えがある。注射のご褒美にクリームソーダを飲んだ。
・神井は天然水のパンフレットを取り寄せていた。
・赤沢が阿波山を訪ね、心麦に出生の秘密を教えたことを知らされる。赤沢が立ち去った後に阿波山産婦人科医院が火事になる。
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ネタバレ感想
心麦の出生の秘密が明かされるという展開でした。
そうだろうな、と思わせたり、あれ?やっぱ違うの?と思わせたりしながら、やっと明かされました。
もっと早く神井に聞いておけば良かったですよね。
聞いたら案外すんなり教えてくれたし。
ほぼ初回から神井は阿波山の名前を知ってたわけで。
そこから、どうやって「心麦=歌」という真相に辿り着いたのかは謎ですが、けっこう初期から分かってた様子です。
やっぱり松風の詰めの甘さが仇になってるな〜。
そこはもっと突っ込んで聞いた方がいいんじゃない?ってことが多すぎるんですよ、彼は。弁護士のくせに。
その点、わざわざ神井に確認しに行く鳴川の方が、追求の仕方に納得感があります。
高圧的なのはどうかと思うけど。
さて、歌が山下家に引き取られたと判明したことで、新たな疑問が生まれました。
まずは松風が言っていたように、津寺井が見せた写真の女性は誰なのか。
それよりも疑問なのは、林川歌の戸籍はどうなったのかという点です。
赤沢は出生証明書の偽造という形で、非正規のルートで歌を山下家に引き取らせたわけです。
そうなると、歌を引き取るはずだった津寺井にはどう説明したのか?
津寺井は誰かを引き取ったのか、それとも引き取らなかったのか。
引き取ったとしたら、それは誰なのか→どの道、津寺井に育てられた子どもが可哀想すぎる。
引き取らなかったとしたら、三木田(石丸謙二郎)はどうして津寺井を紹介したのか。
連絡先とか歌を引き取ったとか、春生が三木田に教えたのかな〜。
どうしてそんなことを教えたのか…。
不明点が多すぎて、ドラマ内でどこまで追求してくれるのか分かりませんが。
最終回までにスッキリしてくれたらいいなぁ。
意外だったのは、津寺井が悪人だったこと。
事件に巻き込まれた子どもの人生をマスコミの餌食にするという、かなりの悪どさ。
しかもカラビナ男と繋がっていました。
私は、春生の手紙に記されていた冤罪メンバーは「春生側」だと、勝手に決めつけてしまっていて、「いい人に違いない」と思い込んでいたのですが…。
手紙の冤罪メンバーは、東賀山事件の関係者であり、心麦と歌の出生に関わった人物というだけで、どちら側かって話ではなさそうです。
うーん、そうなると、三木田もちょっぴり怪しくなって来る気が…。
力郎(酒向芳)がやっていないと思っていながらも、控訴しなかったというのも、改めて考えてみると怪しい。
鳴川に三木田。怪しい人が増えていきますが、カラビナ男は全く正体を明かされません。
一体誰なんでしょうね〜。
石丸さんだとナレーションの仕事をされているので、声で視聴者が気がつきそう。
となると、テレビ露出の少ない間宮さんの方が怪しいですね。
ただ、カラビナ男と鳴川はキャラも服装もあまりに違いすぎて。
いちいち着替えて、リュックも変えて、キャラ変してるの?って考えると、少し間抜け。
服装やキャラクターという点では、三木田の方が「らしい」ですね。
こんな考察の仕方、どうかとは思いますが^^;
そんな中、神井は赤沢家で愛飲している「天然水」に辿り着いた模様。
さらに赤沢は放火の疑惑が。
なんだかもう、赤沢が山下家に火をつけたんじゃないのって、そんな展開です。
「山下さんもあなたも人が好すぎるのが仇になる」って、阿波山を睨みつける赤沢の目も怖すぎました。
うーん、サイコパス京子(西田尚美)が東賀山事件に関係してるのかな。
京子を守るために、赤沢が真実を知った人間を消しまくってるとか?
赤沢夫妻が事件に関係しているとなると、カラビナ男との関係が謎ですね。
まだまだ真相に辿り着けそうにありません。
次回は松風が両親と会うようです。
お父さんとのわだかまりが消えるといいですね。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
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