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「クジャクのダンス、誰が見た?」第10話(最終回)ネタバレ感想 謎が残った最終回でした

こんにちは!malcoです。

クジャクのダンス、誰が見た?」第10話(最終回)が放送されました。

以下、ネタバレを含む感想です。

視聴がまだの方はご注意ください。

 

★前回の感想はこちら!

www.maemuki-malco.com

 

ざっくりあらすじ

京子(西田尚美)は逮捕された。心麦(広瀬すず)と松風(松山ケンイチ)は京子に面会して東賀山事件の真相を聞き出す。さらに裁判では、赤沢(藤本隆宏)が刺された件、春生(リリー・フランキー)の死と山下家の火災の真相についても明かされた。

京子と鳴川の供述により、友哉(成田凌)と力郎(酒向芳)は釈放。赤沢は一命を取り留めた。心麦は松風の事務所でのアルバイトを辞めて、大学に戻ることにした。

赤沢は心麦に、京子が隠し持っていたという春生のスマホを渡した。そこには、春生の心麦への感謝のメッセージ映像が録画されており、心麦は春生の愛を感じるのだった。

 

事件の真相

【東賀山事件について】

・ネグレクトを受けていた京子は幼い頃に弟を餓死で亡くし、お金に執着するようになっていた。

・守の出産後、赤沢が働きに出ることに反対したため、内緒で廣島育美(池谷のぶえ)と会社を立ち上げた。その出資者となったのが林川安成(野間口徹)だった。

・安成と京子はすぐに不倫関係になり、守を連れて家を出た。安成は妻の里子とは離婚すると話していた。

・歌が生まれたが、体裁を気にして歌を林川家の娘として無理やり戸籍に入れた。

・事件当日、安成は離婚が決まったと言って京子を林川家に招く。しかし、家に入ると里子が両親と子どもたちを殺害していた。安成も里子に殺されそうになり、逆に殺してしまう。林川家の名誉だけでも守りたいと考えた安成は、一家が殺害されたように見せるために京子に協力させて家族を吊るし、自らも命を絶った。

・安成を失った京子は歌を育てる自信がなかったため、林川家に置いて逃げた。

・事件当日、林川家の付近で聞き込みをしていた春生は、無線の指示を聞いて林川家に向かう。1階で歌を見つけて2階に連れて行った。

【山下家放火・春生の殺害事件】

・事件当日、京子は春生から呼び出され、東賀山事件の真相を話すよう言われた。

・春生は自分が歌を2階に連れて行ったことを黙っていて、力郎が冤罪になったことを悔やんでいた。

・全てを話すという春生を、京子が薬で眠らせて、山下家に火をつけた。

・京子は友哉を近所に呼び出し、捜査の目が向くように仕組んだ。

・事件後、春生のスマホを隠し持っていたのは京子だった。

【その他】

・京子は自らが死んで全てを終わらせようとしていたが、赤沢に止めに入り、弾みで包丁が刺さってしまったのだった。

 

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ネタバレ感想

一応、ケリは着いたけど…スッキリってワケにはいかず。

謎が残りましたし、納得できない真相でした。

 

まずは東賀山事件について。

力郎は赤ちゃんの泣き声しか聞いてないのかな〜。

あの様子だと、男女の喚き声や争う物音なんかも聞こえてそうなもんだけど。

さらに謎なのは、力郎がどのくらいの時間、外で様子を伺っていたのかってこと。

安成と京子が家に入って、安成と里子が揉めて殺して、ロープを用意して全員を縛って吊るして、自分も死ぬ。

1人10分と考えても、1時間以上はかかってそう。

様子を伺うには長すぎる時間です。

途中で「もういいや、今日は帰ろう」ってならなかったのか。

歌はその間、ずっと泣いていたんだろうか。

里子が義両親と子どもたちを殺害したのも、女性一人でそこまでできるのかって感じだし。

安成の「家の名誉のために他殺に見せかけて自分も死ぬ」ってのも、かなりクレイジー

まぁ、縛られてた謎は解明しましたけど。

そのせいで「犯人が存在する」と思わせてしまった罪は大きいですね。

不倫相手が産んだ子を籍に入れて、家族写真にも入れて、妻とは離婚ってのも横暴すぎる。

京子は、よくこんな男を信用したな。

こんな男と結婚しても、絶対に幸せになれないと思う。

そもそも、安成の離婚云々の前に、自分が離婚してないじゃんって話ですけど。

 

それから、鳴川(間宮啓行)について。

結局、鳴川に力郎の冤罪を教える電話をかけたのは、京子だったのかな?

どうやってこの二人が繋がったのかが、最後まで謎でした。

関係性としては、担当検事と担当刑事の妻ですよね。

ほぼ無関係のような気が…。

自分が冤罪を生んだことがバレたら、阿南(瀧内公美)のキャリアに傷がつくという動機もな〜。

不倫や、阿南との関係を隠してるなら、別に彼女のキャリアには問題は出ないと思うんだけど。

面会に来た阿南に「お前はここにきてはダメだ」と言っていたので、隠していたんですよね、きっと。

それなら、娘との関係を隠し続けるだけで良かったですよね。

娘のためと言いながら、やはり自分の保身のためとしか思えません。

そもそも、関係が知られていない娘のことより、本当の息子や、大きな会社の社長令嬢だという妻の方を心配するべき。

何人もの人を殺すには、動機が軽薄すぎました。

 

そして、赤沢。

あんなに怪しかったのに。

捜査と取り調べが強引で、刑事としては失格だけど、割といい人でしたね。

心麦にあげたお守りは、ただのお守りだったってことかな。

赤沢家の天然水も、京子が売上のために赤沢に飲ませていたのかな。

そういえば、京子の1億円の出どころはどこだったのか…。

会社の売上なのかな。だとしたら大成功ですね。

でも、赤沢にとっては、妻の不倫相手が出資して作った水ですよ。

赤沢が稼いだお金は水の売上の一部になり、京子の懐に入っていたと。

赤沢が、何も知らずにあの水を飲み続けていたのかと思うと…居た堪れませんね。

 

このドラマは親子のドラマでしたね。

心麦と春生、京子と守&歌、阿南と鳴川、松風と久世、力郎と友哉。

いろんな親子がいて、いろんな愛情があったりなかったりして、いろんな関係がある。

考察系にせず、ヒューマンドラマとして力を入れて、いろんな親子の形を描いた方が良かった気がします。

考察モノとしては、いろいろと中途半端な印象が残ってしまって残念です。

 

 

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。

 

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