こんにちは！malcoです。
「恋は闇」第９話が放送されました。
以下、ネタバレを含む感想です。
視聴がまだの方はご注意ください。
★前回の感想はこちら！
ざっくりあらすじ
ホルスの6人目の被害者宅にいた浩暉（志尊淳）。パトカーの音が近づいてきたため、万琴（岸井ゆきの）を置いて窓から逃げていく。6人目の被害者はまだ息があり、病院に運ばれる。
浩暉は殺人未遂容疑で全国に指名手配され、万琴は浩暉を映した映像を番組で放送する。すると、万琴に対する非難の声が上がり、万琴は休職することになる。
そんな中、指名手配中の浩暉が自らの犯行について明かす手記が、ネットで公開される。浩暉から尾高（山本未来）宛に届いたもので、その内容は久美子（今野まひる）が殺害された事件にまで言及していた。浩暉が殺人鬼として覚醒していく様や犯行の動悸などが細かく記されており、その内容をもとにテレビやSNSでは浩暉の人物像が分析される。それを見て違和感を感じる万琴。木下（小林虎之介）も同じように記事に不信感を持っており、浩暉が殺人犯だと思っていないようだった。万琴と木下は浩暉の手記を公開した尾高に会い、話を聞く。すると尾高は、手記の内容に違和感を感じていた。浩暉は被害者の血を抜いて自分に輸血したと告白しているが、そんなことをするとショック状態になる可能性があるという。
本当に浩暉が殺人犯なのか。行き詰まった万琴は、野田（田中哲司）の計らいで貫路（萩原聖人）と会う。貫路のアパートには、みくる（齋藤飛鳥）もいた。貫路は浩暉を殺人鬼にしてしまったのは自分だと話す。10年前、久美子の期待を一身に背負っていた浩暉が壊れてしまい、久美子を殺してしまったと思った貫路は、自らが罪を背負うことが贖罪になると考えて冤罪を受け入れたのだった。しかし、みくるは「久美子を殺したのは自分だから、浩暉は殺人鬼ではない」という。みくるは話の途中で倒れてしまい、病院に運ばれる。
みくるは再生不良性貧血という難病を患っていた。治療には多額の治療費がかかる。浩暉は大学を辞めてアルバイトなどでお金を貯めていたが、限界を感じて二人で久美子に援助を頼みに行った。先に着いたみくるから事情を聞いた久美子は激昂し、包丁でみくるを殺そうとした。二人は揉み合った末に、みくるが久美子を刺してしまったのだった。万琴はみくるから浩暉のアパートの鍵を借りて、部屋を探る。すると、浩暉の幼い頃の宝物が入れられた箱の底から、何かを発見する。
一方、手記を書き続けていた浩暉は、7月7日に最後の殺人を実行すると発表する。「始まりの場所で終止符を打つ」と書かれていたため、警察は犯行予告日に設楽家をマークしていたが、万琴は廃墟となった店に入っていく。そこには浩暉がいた。
事件について
・ホルスの６件目の被害者には注射痕がない。頭を強く打っており、昏睡状態。通報の電話は特的できなかった。
・向葵（森田望智）は浩暉と二人で話した時に「万琴が殺されないように目を離さないで」と言われた。
・浩暉は手記の中で「忌々しい母親の血を薄めるために、被害者から血を抜いて自分に輸血した」と書いているが、他人の血をそのまま輸血するとショック状態になる可能性がある。
・浩暉は久美子の墓参りをする→おむすび屋の店員に会う
・野田は10年前の判決が出た時から、手記を書けと貫路に言っており、貫路が冤罪だと知っていた。
・貫路は、浩暉が久美子殺したと思い、罪を被った。凶器の遺棄場所は適当に言った→警察が捜索しているのを見て、浩暉が捨てた？
・貫路は、ホルスの事件についても、浩暉が犯人だと思って庇うつもりで怪しい行動をした。
・貫路が夜道で万琴を襲ったのは、浩暉と関わらせないため。この時、二人は25年ぶりに再会し、みくるが久美子の元で育ったと知った。浩暉は「もうすぐ俺はいなくなる」と言って貫路にみくるを任せた。
・みくるには戸籍がない。産みの母が出生届を出しておらず、久美子も戸籍に入れなかった。学校には行けるが、保険証はない。
・みくるの病気が発覚したのは、二人が設楽家を出た後。多額な医療費がかかると分かり、浩暉はバイトを掛け持ちして、どこからか血液製剤を手に入れて、毎週みくるに輸血していた。
・久美子を最初に刺したのはみくる。揉み合った末に包丁が刺さった。その後、浩暉に電話をした。久美子には13ヶ所もの傷があったが、みくるは分からないという。
・貫路は、浩暉が逃亡する前にみくるの戸籍謄本を受け取っている→なぜ久美子が亡くなってすぐに戸籍の申請をしなかったのか？浩暉は「今はまだできない。俺に任せとけ」と言っていた。
・逃亡中の浩暉は、7月7日に最後の殺人を実行すると予告する。「始まりの場所で終止符を打つ」と宣言→よつばスーパーに潜伏。
・野田は、大和田（猫背椿）が依頼していた映像の解析データを受け取る。
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ネタバレ感想
世間からは真っ黒だと思われている浩暉ですが、木下や尾高など、彼を信じてる人が意外といてくれて、なんだか嬉しかったです。
あんなに浩暉を敵視していた正聖（白洲迅）まで、本当に浩暉が犯人なのかと疑い出したのも面白いですね。
正聖には、ぜひ真犯人を逮捕してほしいです。
さて、今回は浩暉の手記の意味を考えるというのがポイントでした。
内容は、ほぼ嘘なのかな。
世間の注目を集められるだけ集めて、最後にドカンと何かやるつもりなんでしょう。
設楽一家で何かを計画してるんだと思っていましたが、貫路の様子からすると、どうも違ったようです。
みくるもほとんど何も知らないようで。
浩暉だけが全てを知っていて、何やら計画を立てていたのかな。
まぁ、貫路とみくるが本当のことを言っていたら、の話だけど。
貫路は、浩暉が全ての事件の犯人だと思っていたようですが。
ホントかな〜。
だとすると「二人のためなら何でもするよ」と言っていたのは「浩暉が犯罪を犯すのを見逃して協力する」ということになりますよね。
そうだとしたら、想像以上のダメ親父。
万琴に抱きついてる暇があったら、浩暉を止めろよ。
みくるもみくるで「浩くんは殺人鬼じゃない」の一点張りで、大した情報を知らないようです。
これだけ浩暉と一緒にいて、何も知らないなんて。あり得るんでしょうか。
うーん、この二人が本当のことを言ってるか嘘を言ってるかで、顛末が変わってくる気がするな〜。
でも、もう次が最終回だと考えると、今さら嘘なんてつかないか〜。
みくるは、何も知らずに輸血だけしてもらってたんだとしたら、本当に無責任ですね。
みくるの話によると、最初に久美子を刺したのはみくるのようです。
おそらく、刺したのは１回でしょう。
となると、その後久美子を複数回にわたって刺したのは、浩暉か、もしくは別の誰かが入ってきて刺したか、どちらかですよね。
複数回刺すというのは、猟奇殺人か、かなりの恨みを持っているかのどちらかでしょう。
浩暉は久美子を墓参りをするくらいには慕っているようなので、やはり浩暉が何度も刺して殺したとは思えません。
なので、みくるが刺して、浩暉が設楽家に到着するまでの間に、設楽家にやってきた誰かが滅多刺しにしたのではないかな〜と。
その人物こそが、ホルスの真犯人とか？
ま、それが誰なのかって話ですが。
今回は最終回直前なので、犯人予想をしておこうかな。
ズバリ、真犯人は夏八木唯月（望月歩）！
…自信はないけど。
やっぱり怪しいです。
それに、お母さん絡みで一番動機がありそうです。
夏八木の母親の話は何度か出てきましたが、母親が今どうしているかは分かっていません。
以前、母親が殺されたら復讐せずにはいられないと言っていたので、実はもう亡くなっていて、それに対する恨みをホルスの事件で晴らしてるのかな〜と。
被害者に対する直接的な恨みではなくて、浩暉に罪をなすりつけることで、間接的に恨みを晴らしてるとか、特定の病院に関わった女性を狙うことで病院に対する恨みを晴らしてるとか、そんなのも考えられますね。
久美子との関係は分かりませんが、実は親子とか、久美子のせいで母親が死んだとか、どんな設定でも後付けできそうです。
謎なのは、おむすび屋さん。
あの女性が６件目の被害者になるのではと思っていましたが、なんと墓場に登場しましたね。
浩暉は顔を隠そうとして、やめました。
どういう関係なんだろう。
顔を見られても通報されない関係。
そして、久美子の墓にやってくる関係。
久美子の親族かな〜？
浩暉たちが知らない久美子周辺の事情を知っている人物なのかもしれません。
おむすび屋さんには大和田も訪ねていましたが、久美子の事件の情報を野田からもらっていたので、話を聞きに行った可能性もありますね。
次が最終回だってのに、まだまだ謎だらけですね。
細かい伏線もたくさん残ってる気がするな〜。
もう、思い出せないレベルで。
今回でさらに増えましたもんね。
万琴がハーブティーを飲んでおかしな顔したり。
夏八木が注射器みたいな怪しいものを落としたり。
「始まりの場所」の「よつばスーパー」ってどこよ。初めて出たと思うんだけど。
あのスーパーで何が始まったというのか。
全部回収されてほしいけど、思い出せないならもういっか、って気もします。
浩暉の疑惑は晴れるのでしょうか。
真犯人じゃなかったとしても、犯人に協力してそうだからな〜。
どの道捕まるか、次回予告で銃声がしてたので撃たれて死ぬか…。
なんだかバッドエンドしか想像できません。
どうにか少しでも幸せな結末になってほしいです。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
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