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「危険なビーナス」第8話 あらすじ&ネタバレ感想 明人が殺される?「貴重なもの」って何なのさ…

こんにちは!malcoです。

「危険なビーナス」第8話 が放送されました。

 

以下、簡単なあらすじとネタバレ含む感想です。

視聴がまだの方はご注意ください。

 

ざっくりあらすじ 

突然、伯朗(妻夫木聡)の家に押しかけてきた牧雄(池内万作)。

康治(栗原英雄)が持っていた研究記録を見つけてほしいと伯朗に頼んできました。代わりに研究内容を教えるという交換条件付きです。

康治と牧雄は、脳への電気刺激と痛みの緩和と意識の覚醒について研究していました。そこに患者として相談に来た一清(R-指定)に脳に電気刺激を与えるという治療を施します。一清の症状は落ち着いたように見えたものの、思わぬ副作用が出ました。

それは、頭の中に奇妙な図形が浮かぶというもの。一清が描いた緻密な幾何学模様の図形を見た康治たちは、自分たちの治療によりサヴァン症候群を引き起こしたと考えました。

意図的にサヴァン症候群を引き起こすことができるとすれば、天才脳を自在に生み出せるという画期的な発見になります。

一清の死後は動物実験に切り替えましたが、動物では結果は得られませんでした。

その後、病気や事故で後天性サヴァン症候群を発症した実例をいくつか見つけ、康治は自身の仮説の正しさを証明しようとしていましたが、ある時、突然全ての研究を凍結すると言って研究をやめてしまいました。康治が危篤状態の今、牧雄は研究を再開すべく記録を探していたのでした。

一方、康治は容体が悪化し、一刻の猶予もない状態になっていました。

一向に明人(染谷将太)と連絡が取れない事に苛立つ矢神家の人たちは、楓(吉高由里子)を疑い責めますが、勇磨(ディーン・フジオカ)は楓は間違いなく明人の妻だと言い加勢します。

勇磨の態度を不審に思う伯朗。楓に話を聞くと、勇磨から画像が送られてきて驚いていると言います。その画像は、伯朗が牧雄の部屋で見つけたフラクタル図形と同じものでした。

しかし実は、フラクタル図形の絵は楓が勇磨を自宅マンションの部屋に上げて見たのであり、画像が送られたというのは嘘で…。

楓の嘘に気づいていない伯朗は佐代(麻生祐未)に会い、禎子(斉藤由貴)が康治から譲り受けたものについて何か聞いていないか尋ねます。

佐代は、康之介(栗田芳宏)の死後、禎子が「康治から貴重すぎて手に余るものをもう受け取っている」と話していたと明かします。そして、勇磨と楓が繋がっていると伯朗に忠告します。

その後、伯朗と楓は小泉の家で研究記録を探すことに。しかし家中を探しても見つかりません。

そんな中、楓はフラクタル図形の写真が掲載されているブログを発見します。その写真は、伯朗が牧雄の部屋で見つけたものと同じ図形でした。ブログの内容を見ると、その図形を描いた男性の娘が運営するブログでした。

楓は早速ブログの運営者に連絡を取り…というストーリーです。

 

 

8話で分かった事まとめ

・牧雄が探している「もっと価値のあるもの」とは康治の研究記録だった

・研究内容は後天性サヴァン症候群に関するもの

・一清は脳に電気を流す治療を受けていた。その刺激により後天性のサヴァン症候群と同じ症状が出ていた。フラクタル図形を描き始めたのはその影響

・研究については矢神家では秘密だった。知っているのは康之介と康治と牧雄

・康治は自分の治療のせいで一清の死を早めたのではないかと自責の念に駆られていた

・康治が研究をやめたのは、伯朗のためだった

・「1990年患者6M」は仁村香奈子の父親。銀行マンだった。交通事故で脳に損傷を負って以降、フラクタル図形を描くようになった。

・康之介の死後、禎子は「康治から貴重すぎて手に余るものをもう受け取っている」と話していた。そのすぐ後に禎子は変死した

・佐代が勇磨に「禎子が受け取った貴重なもの」の話をした。勇磨は興味を持って禎子の周囲を探っていた

・楓は明人が牡蠣が嫌いな事を知らなかった

 

仁村香奈子の話で、康治が一清の死を故意的に早めたわけではないと分かりました。

さらに、康治が研究をやめたのは「動物を犠牲にしていては息子に顔向けできない」という理由からでした。

研究者が動物実験をやめるっていうのが現実的にあり得ることなのか、ちょっと疑問でした。

動物実験に関しては賛否あるとは思いますが、ひょっこり現れた一清という患者に認可されていない治療を平気で行うような人が、本当に動物実験を躊躇するのかなって気もします。

何より、康治も矢神家の人間なわけで。彼だけ善良な人物像が描かれつつありますが、本当かな…。周りにいる人たちを思うと、ちょっと疑いたくなりますね。

康之介の前妻(=波恵と康治の母)が、実はめっちゃ良い人だったとか?

香奈子の話自体が嘘って可能性もあるので、鵜呑みにはできませんが。

 

解明されていない謎・新しい謎

①明人を監禁しているのは誰か

②牧雄をエスカレーターで突き落としたのは誰か

③祥子の母親は佐代に殺された?

④禎子は殺された?誰に殺されたのか

⑤明人を監禁している犯人が探している「禎子が譲り受けた貴重なもの」も、康治の研究記録の事なのか?

⑥一清の作品「寛恕の網」の写真を剥がしたのは誰なのか。本物はどこにあるのか

⑦波恵(戸田恵子)が見ていた遺伝子鑑定結果は誰を調べたものなのか。また、君津(結木滉星)が矢神家に必要とはどう言う意味か

 

ずっと気になっているのが、明人を監禁している犯人が探しているものについてです。

「あなたの母親が譲り受けた貴重なものは、どこにあります?」

ものすごく曖昧ですよね。貴重なものって言われても、何を貴重だと思うかは人それぞれですし。

そんな曖昧な表現しかしないくせに「教えないと殺す」なんて…あんまりです。

特に今回は牧雄の証言で康治の研究内容が明かされたのに、明人を監禁している犯人側は、まだ「貴重なもの」という表現に留まっていました。

研究記録が欲しいならハッキリとそう言えば良いのに、なぜ具体的に言わないのかが気になっています。

犯人が康治の研究内容を知らないか、もしくは康治の研究記録とは別の物なのかもしれません。

 

ネタバレ感想 

もうとにかく伯朗が馬鹿正直。

もちっと上手く立ち回れないのかとイライラしてしまいました。

まぁ、そういうところが伯朗の良いところでもあるのかな。人としては善良だし。

探偵向きではないけどね。

最終的に仕事に支障が出て、蔭山に怒られて抱きついて、僕はダメな男だ…。

知ってる!

だめだ。大人になったのび太としか思えない…。

…こんな感じで憤慨しながら視聴しました(-。-;

 

と、伯朗の悪口はこの辺にして。

前回、勇磨が楓の部屋を盗聴して何かを掴んでいたようだったので、今回はそれが明かされるのかと思ったら、全然でしたね〜。

楓と勇磨が怪しい関係になっていました。

楓は勇磨に何か弱みを握られて、勇磨は楓の味方をするメリットがあると考えたって事かな。

2人で研究記録を探すつもりかな。だとすると、楓も研究記録を狙っているのでしょうか。

うーん。楓の正体は何なんでしょう。全く想像がつきません。

普通の刑事は潜入捜査なんてしないだろうし、公安が動くほど社会安全を脅かすような事態にも見えないし、探偵か、それとも何処かの研究機関の人間か…と色々考えてみましたが、どれもイマイチ。

ただの個人的な恨みとかかもしれないです。例えば、楓の家族が康治の研究の犠牲になっていて、探るうちに明人と知り合ったとか。

しかし、あらゆる可能性がありそうで、なさそうで…さっぱり分かりません。

さすがは東野圭吾さん原作…。

 

そろそろクライマックスですね。

いろいろ考察しても犯人予想まで至らず、もどかしいです。

特にドラマが始まってしばらくは、勇磨が大嘘ついていたり、祥子(安蘭けい)も突然豹変したりと、登場人物に対する不信感が募るような場面が多かったので、何もかもが信用できない…。全部嘘に見える…。

伯朗にはイライラするけれど、あまりに分からない事だらけなので真相が楽しみでたまりません。

 

  

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。

 

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★第7話の感想はこちら!

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