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【少年剣道】息子たちの成長記録〈2022年4月〉〜コロナ禍の影響。子ども達の成長は奪われたのか〜

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こんにちは!malcoです。 

 

新年度が始まりました!

今年度から長男は6年生、次男は2年生です。

3月初旬にまん延防止等重点措置が解除され、剣道の稽古が再開しました。

いや〜長かったです。1月9日から約2ヶ月間、稽古ができませんでした。

その間は自宅で素振りです。

長男は平日500本・休日1000本、次男は平日200本・休日400本を日課に。

あとは、長男は竹刀の組み方を覚えたり、次男は袴を自分で着られるよう練習したり。

そんなことをやっていました。

この2年、新型コロナを恐れながら感染しないよう生活するのに必死でしたが、コロナ禍で「経験が失われる」ということが積み重なり、それが子どもたちの成長に影響し始めているのを感じつつあります。

やはり2年は長すぎました。(って、まだ終わってないんですけど)

 

自信を失いたくないと泣く長男

新学年になって、クラスが変わりました。

うちの道場のクラス編成は、1年生=初心者、2〜4年生=低学年、5・6年生=高学年、中学生の4クラスです。

前年度は高学年は中学生と稽古をしていたのですが、今年度は低学年と一緒に稽古をすることになったようです。

おそらく、クラス全体の人数を見て調整されるのだと思われます。

なので、去年までは中学生や6年生と一緒に稽古していた長男は、新6年生として2〜5年生と一緒に稽古をすることに。

低学年との稽古では物足りないのでは?とか、小さい子相手なら楽なのかな?とか、親としてはそんなことを考えていましたが、長男が感じていたのは全然違うことでした。

なんと、クラスの最年長としてのプレッシャーを感じているようなのです。

思えば、低学年の最年長だった4年生の時は、新型コロナのせいで稽古が長らく休みになりました。試合も出場しなかったので、低学年の下の子達の面倒を見ることもありませんでした。

5年生になると中学生たちと一緒の稽古だったため、一番下っ端でした。

長男は「先輩」としての意識が育つ機会が、少なすぎたように思います。

新しいクラス編成になった先日の稽古でのこと。指導も今までとは違う先生が担当になり、いろいろと注意されたようです。

稽古から帰って、「もう自信を失いたくない」と言ってシクシク泣き始めました。

どういう事なのかと話を聞いてみると「中学生の最年長であるキャプテンは先生からほとんど注意されないのに、小学生最年長である自分はこんなに怒られていて大丈夫なのか。なんで自分はこんなにダメなんだろう」と、不安になっているようでした。

これまでにも、自分より遅くに習い始めた1年上の子に試合で負けるようになったり、今まで勝てていた同級生の女子剣士にもなかなか勝てなくなったり、いろいろ悔しいことが積み重なっていたので、本人なりに溜まっていた思いがあったのでしょう。

身長が低いというのも、かなり気にしています。

それで「もう」という言葉が付いたのだと思います。

さらに今回の話の中で、先生から注意されたり指導されたりすることを「怒られている」と感じていることも明らかになりました。

うーん。フクザツです。

何をどうアドバイスしてあげたら良いのやら。

新学期は始まったばかり。これからゆっくり向き合っていきたいと思います。

 

いつまで経っても稽古に集中できない次男

次男くんは、まだ面が付けられていません。

例年だと、1年生の夏が終わって涼しくなってきた頃に付け始めるのですが、やはり休みが多かったせいか、全然稽古が進みません。

2年生になると試合に出始めるのが通例ですが、それも今年度はいつになることやら。

まぁしかし、1・2年生の稽古というのは、本人のやる気次第でこれからいくらでも取り戻せるので、焦らず見守ります。

次男には、それよりももっと重大な問題があるのです。

「先生の話が聞けない」「稽古に集中できない」

これです。本当に困ったものです。

すぐに隣の子が気になって、コソコソと…ではなく、堂々とじゃれ合ってしまいます。

なので、次男には現時点の目標として「稽古の間、集中して先生の話を聞いて、稽古をすること」と話をしました。

それなのに。

その翌日の稽古でのこと。

全員で素振りをしている最中、隣の子の素振りが気になって仕方なくなった次男は、自分の素振りを止めて隣の子に教え始めたのです。(次男自身も全く上手ではないのに)

そしてキャプテンが「構えて」と言ってるのに、竹刀を床に置いて隣の子の素振りに口出しをし続けるという有様。

何やってるの?と愕然です。

「あなたは先生ではないんだよ」と休憩中に諭して、自分の稽古に集中するよう叱りました。

自分がやるべきことも解っていない。それが今の次男の現状。

面をつけるとか試合に出るとか、それ以前の問題です。

うーん。先が思いやられる…。

コロナ休みなんてなくて、1年間しっかり稽古ができていたら、もうちょっと違ったんでしょうか。

そんな風に考えてしまいます。

 

そんなこんなで前途多難な新年度スタートとなりました。

今年度は私が道場の役員をすることになってしまい、ますます不安でいっぱいです。

昨年度まではコロナを恐れて試合への参加を断っていましたが、今年度からは試合に参加することにしました。

時代も状況も動いていますね。

いつまでも立ち止まってはいられないと感じる今日この頃です。

もちろん感染対策には最善を尽くしつつ、子どもたちが成長できるよう進み始めたいと思います。

 

 

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。