こんにちは!malcoです。
今日は久々に剣道の話題です。
年内の稽古は無事に終わりました。第5派を抜けてから、ここまで休みなく稽古が続けられてありがたいです。
しかしコロナ禍になってからのこの2年間、稽古もあったりなかったりで、試合経験もあまりできず、その間に中学生が引退したりして、どんどん先輩たちが減っていきます。
うちの道場では、中学生が先輩として下の子たちの面倒を見ているのですが、次代の「先輩」として役割を担わないといけない今の高学年の子たちは、先輩から学ぶ時間もないまま、先輩になってしまうのです。
我が家の長男も、もう5年生。
来年は6年なので、中学生の代わりに下級生たちをまとめないといけない事も多々あるんですよね。
うちの長男にそんなことできるのか…。
そんな子どもたちの成長と後退のお話です。
ちょっとずつでも強くなってる(気がする)長男
うちの道場は、今でこそ新しい剣士が増えてなかなかの大所帯となっていますが、その前はどんどん剣士が減っていて、どうやって新入部員を増やせばいいのかと指導者も保護者も頭を抱えていました。
で、おそらくは指導者の方針として「楽しく剣道ができるよう指導しよう」という方向性が出たようです。
2、3年前は、道場の外まで響き渡る声で怒鳴っていた先生も、ここ最近はずいぶん優しく指導をされるようになっていました。
休みが多かったので、そんな気がしただけなのかもしれませんが。
先生が優しいせいなのか、コロナ休みのせいなのか、ここ1、2年は全体の雰囲気がダレていると、個人的には感じていました。
それが最近、ある一人の先生が、突然ものすごく厳しい稽古をつけ始めたのです。
うちの長男は、その先生に4、5回吹っ飛ばされて、最後には泣いてました^^;
他の子も何人か飛ばされてました。
その日は帰宅してから、長男の激怒が止まりませんでした。そして、翌日の稽古には行きたくないと。ボイコット気味でした。
最近は泣かずに行けるようになっていたので、強くなったのかと思っていたけれど、先生が優しくなっていただけで、長男が強くなったわけではなかったのかな(ー ー;)
先生をけちょんけちょんに貶して文句を言って、怒ったり、泣いたり。情緒不安定な様子の長男。
私はどう対応しようかと考えた末、一旦落としてから、上げ気味に励ましてみることに。
同じ稽古でもみんながみんな、倒されていたわけではありません。なぜ倒れないのか。そこに長男とその子たちの違いがあります。
もしくは、強豪道場の子たちが同じ稽古を受けたとして、同じように倒されまくったり、家に帰って大泣きしたり、すると思いますか、と。
そう指摘すると、黙って考え込みました。
「倒れなくするにはどうすればいいか。それを考えないと、文句ばっかり言ってても成長はないよ。文句を言うよりも、前向きにどうすればいいかを考えたほうが、自分自身も楽だし。そんで、どうやったら倒されないかを稽古で色々試してみて、倒されなかったら、やった!って思うんじゃない?そうしたら自分自身の成長も感じられるんじゃないの?」
そんな話をしました。
すると、翌日の稽古に行くと、言い出したのです。
やった( ̄∀ ̄)!
以前だったら、こんな説得には「聞く耳持たず」といった感じで全く効果がなかったのですが、人の言葉を聞いて自分でちゃんと考えて、行動しようと思えるようになってくれて、本当に嬉しい(о´∀`о)
翌日の稽古は、宣言通りちゃんと稽古に行けたのですが。
その翌週。また稽古に行きたくないと言い出したのです。
数十分前までは元気いっぱいだったのに、突然お腹痛いかもとか、しんどい気がするとか、そんなことを言い始めました。
先生が怖いの?と聞くと、素直に「うん」と。
こういう素直なところは長男のいいところです。
もう、稽古直前だったので「先生が怖いからって休んでたら、一生稽古に行けないよ」と、無理矢理連れて行くことに。
シクシク泣きながら行きました。
5年生になってもまだ泣きながら稽古に行くなんて、ちょっとな〜と思うのですが、しかし彼は彼でやはり成長してるんですよ。
以前だったら本当に引っ張っても頑として動かなかったし、1、2年生の頃は寝転がってジタバタしてギャン泣きだったんです。
それが、シクシク泣きながらも自分でジャンパーを着て、防具を持って家を出る…。
以前の彼だったら考えられなかったことです。
いや〜。ちょっとずつでも強くなってるなぁ。
説得は大変だけど、嬉しい出来事でした。
お調子者すぎて先生に迷惑をかける次男
次男くんは、よく先生に怒られています。
先日も一緒に稽古をしてる子とふざけていて、先生の話を全然聞いてなくて、本当に酷かったです。
あんまりな態度だったので、私が怒りに行こうかと思ったんですけど、結局先生が叱ってくれました。で、しばらくそこで正座してなさい!と座らされてました。
その日は帰りに私がこっ酷く叱って、いかに仲間や先生に迷惑をかけているかをお説教して、罰として素振りとお勉強です。なかなかスパルタなお母さんですよ、私は。
以前、ママ友に「奇跡のような天真爛漫」と言われたことがあります。
天真爛漫と言うと聞こえは良いですが、お調子者すぎるんです。
楽しいことや、やりたいことに気を取られて、周りが見えなくなるようです。
剣道を始めた頃は、一緒にやる仲間が一人しかいなくて、先生も怖くて、真面目にやっていたんですけど。
新米剣士がドッと入って来て、仲間が増えて、先生が変わってちょっと優しい先生になったせいか、ふざけてばかりで困ったものです。
本人が、上手になりたいとか強くなりたいと思ってくれれば良いのですが。
2年生になったら試合に出始めるので、そこで勝ちたいと思ってくれることを期待してます。
その前に、コロナよ去れ!
じゃないと試合もままならないですからね。
ここに来て、オミクロンが勢力を拡大しつつありますね。どうなるでしょうか。
来年はコロナが終息して、良い年になりますように。
本年は、この記事が最後になります。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
来年もよろしくお願いいたします。