現実逃避は前向きに。

ウクレレ&ドラマ大好き主婦の徒然日記

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【少年剣道・番外編】母だって挫けそうな時があるのさ。

 

こんにちは!malcoです。 

息子が通う剣道教室でのことなのですが。

すみません、今回は愚痴です。

 

長男より先に挫けてしまいそうな母

先日、道場内で一番偉い大先生から「〇〇(長男)は、昔はまっすぐで良い剣道をしていたのに、もう、アレじゃね…」と言われました。

アレ、と言葉を濁してましたけど。

もうすっかりダメになっちゃったねってことなんでしょう。

褒め言葉の後に「のに」と付く時点で、その後は言葉を継がなくても分かってしまいますよね。

本人の前じゃなかったのが、せめてもの救いでしたが。

私としては、なんだか久々にこんなに情けない気持ちになりました。

確かに長男は全然強くないですし、要領も悪いし、努力不足だし、やる気が出るのは試合前の1週間くらいだけだし、カッコつけてばっかりで実が伴ってないし。

悪いところを挙げ始めると、キリがないくらいなんですけど。

それでも、嫌だ嫌だと言いながらも5年以上続けられているし、本人も強くなりたいと思っているのです。

そして誰よりも自分がダメなことを分かっていながらも、YouTubeで剣道の動画を見てはテンションを上げて、稽古に臨んでいるんですよ。

居残り稽古だって、以前は絶対に残ると言わなかったのに、4月からは頻繁に残って稽古をつけてもらうようになって、私としても頑張ってフォローしていこうと思っていました。

これまでも、癇癪を起こす長男を叱ったり宥めたり煽てたりして、どうにか連れて行った時期もあったし、試合の後には撮影した動画を見て何が悪かったのか話し合って、家での素振りは毎日するように忘れず声かけをして、親としても頑張って来たつもりなんですけど。

なんだか、これまでの努力を全否定された気がしました。

先生から見たら私と息子がやっていることなんて、努力のうちには入らないのかもしれません。

 

先生は、長男が2年くらい休んでいたと思っている様子でした。

そんなに休んでないんだけど。

2年ってことは、コロナ禍になってからほとんど来てなかったと思われてたんだな。

稽古に行ったら毎回挨拶に行ってたのに、挨拶なんて、してもしなくても同じだったんかな。

長男はセーバー病で2〜3ヶ月間くらい、まともに稽古ができなかったので、そのことを言っているのかもしれません。

2年も休んでないですけどね。

ひょっとすると、セーバー病で休んだ期間とコロナで稽古が休みになった期間とが、先生の中でごっちゃになってるのかもしれません。もうお年寄りなので。

しかし稽古がある時はなるべく顔を出して素振りをしていたし、行くたびに挨拶もちゃんとしていたんですよ。

それを2年も休んでいたと思われていたってことは、きっと先生には息子が見えていなかったんでしょう。

息子の耳に入らなくて本当に良かったです。

聞けば、あっという間に挫けてしまったんじゃないかと思います。

聞いてしまった私は挫けてしまいそうですけどね。

ここは黙って飲み込むしかないです。

 

私から見たら、長男は成長したと思います。

1、2年生の時は冬に床が冷たいってだけで号泣して、稽古を嫌がっていたのに。

今となっては冷たいのも寒いのも全然へっちゃらだし、稽古前に自分のテンションを上げる方法を探って、前向きに稽古に取り組もうとすらしています。

もちろんまだヤル気の波はありますが、それでも「少しでも楽しくやるために、自ら考えて取り組む」という姿勢が出て来たこと自体が、親としては本当に嬉しいのです。

先生に気に入られるために剣道をしているわけじゃないですからね。

先生の言葉を気にする必要はないと冷静に考えて、もう少し頑張ってみようと思います。

でも。お世話になった先生なのに、今後はもう感謝できる気がしないのが、少し辛いです。

 

 

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。