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「良いこと悪いこと」第10話(最終回)ネタバレ感想 真犯人と呼ぶのは誇張が過ぎる

こんにちは!malcoです。

「良いこと悪いこと」第10話(最終回)が放送されました。

以下、ネタバレを含む感想です。

視聴がまだの方はご注意ください。

 

★前回の感想はこちら!

www.maemuki-malco.com

 

ざっくりあらすじ

宇都見(木村昴)が逮捕された。事件は終わったかに見えたが、犯人の動機を暴露する記事が、週刊アポロに掲載される。そこには、犯人の動機と共に、生き残った高木(間宮祥太朗)がいじめのリーダー格であったことが書かれていた。その後、高木の仕事はキャンセルが相次ぎ、花音(宮崎莉里沙)は学校でいじめに遭う。

そんな中、猿橋新木優子)は暴露記事を書いた東雲(深川麻衣)に会う。東雲は瀬戸紫苑の同級生であり、自身もいじめの被害に遭ってタクト学園に通っていたため、いじめを憎んでいたのだった。

一方、高木はあることを思い出してイマクニへ向かう。イマクニのロゴに、タクト学園のマークが使われていたのだ。今國(戸塚純貴)を問い詰めると、タクト学園出身で、瀬戸紫苑と同級生だったと話す。高木は今國に真相を迫る。

瀬戸と東雲、今國は、タクト学園で知り合い仲良くなった。過酷ないじめに遭った東雲と今國は、ピアニストという夢を持っていた瀬戸に救われたという。大人になり、イマクニに集まるようになった3人に、宇都見が加わり仲良くなった。そんな時に高木が現れ、瀬戸は死を選んだ。悲しみに暮れた3人は復讐を決意。計画を立てたのは今國だった。今國は高木に拳銃を持たせ、自分を撃てという。「悪い子」である高木を犯罪者にしたいのだという。高木は今國を撃つことができず、泣き崩れて謝罪する。

東雲は、真相を記事にして世間にいじめの犯罪性を世間に伝え、いじめを刑罰を受ける犯罪にしたいという。協力を求められた猿橋は、それを拒否して去っていく。

後日、高木は自分を変える覚悟を決め、猿橋の独占取材を受けて決意を語るのだった。

 

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ネタバレ感想

宇都見、今國、東雲が共謀して復讐を計画したという真相でした。

が、今國と東雲は真犯人というよりは、共犯者でしたね。

共犯者が3人だなんて、あまりに関係者が集まりすぎじゃない?と思っていましたが、「高木と知り合って店の常連にする」というところから計画的だったと知って、納得できました。

とはいえ、やはり「真犯人だーれだ?」という予告は誇張が過ぎましたね。

東雲はどのくらい加担していたのかは分からず、ただ真相を知っていて記事にしたというのは、共犯者と言えるのかどうか。

「夢を叶える方法を考えた」という今國は、犯罪の計画を立てたということでしょうけど、こちらも実際の犯行にどのくらい関与したのかまでは分からず。

「考察を楽しんでね」という性質のドラマだったと思うのですが、6人も殺害されたのに、どの犯行のどの部分に共犯者の誰が関わっていたのか、明かされないまま終わり、モヤッとした最終回になってしまいました。

特に、ちょんまげ(森勇作)の時の黒服が何人だったのか、どうやって爆走する高木たちを撒いたのか、気になっていた人は多いはず。

それなのに、何の説明もないままなのは、どうなんだろう。

伏線をきちんと回収しないのであれば、あまり考察を煽らない方が良いなと思いました。

 

その他にも残念だったのは、瀬戸紫苑が亡くなった動機や、宇都見たちが連続殺人を起こす動機に共感できなかった点でしょうか。

子どもの頃のキングたちのいじめは最低で、瀬戸紫苑のことをみんなで忘れてたのも、かなり酷いんですが。

それでも、6人も殺害するのは行き過ぎてるし、カンタローなんてかなり残酷な方法で殺害されたわけで。

そこまで出来てしまう宇都見や今國たちの方が、異常だと感じました。

加えて、22年も経って高木をひと目見ただけで死を選ぶなんて、そんなことあるんだろうか…という疑問もあって。

せっかく良い友達が出来て、婚約者まで出来たのに、それを全て捨ててしまうだなんて。

瀬戸紫苑の22年間は一体なんだったのかと。

あんまりだと思います。

やっぱり納得できないな〜。

 

それから、いじめを「刑罰を受ける犯罪」として認められるようにしたいという考えから、キングに殺人犯にしようというのが無理やり過ぎました。

最後にキングに宇都見を殺させて犯罪者にしたかったんでしょう。

前回、瀬戸のピアノの前で宇都見が「あとは俺の償いだ」と言っていたのは、多くの殺人を犯した自分が殺されることで断罪されるという意味だったんですね。

宇都見の考えは納得です。

今回、今國がキングに拳銃を渡して自分を撃たせようとした展開からしても、3人の最終目標は「キングを殺人犯にする」ことだったんでしょう。

でも、大人になったキングに犯罪を犯させたところで、いじめに刑罰を与えるような法律ができるとは思えません。

いじめはいじめ、殺人は殺人。別で考えるべき。

むしろ、今國たちが過激な連続殺人を起こしたことで、どんなにいじめの苦痛を訴えられても同情できなくなってしまって、逆効果だったように思いました。

そんな結末になってしまって、本当にこれで良かったのか…疑問が残りました。

 

良かった点は、サスペンスとしての連続殺人の構成かな。

夢に沿って殺害していき、最後に高木の「ヒーローになりたい」という夢に沿って犯罪者に仕立て上げるという筋書きは、とても面白い構成でした。

毎回、謎が謎を呼ぶような展開も本当に面白く視聴できましたし。

残念だったのは最終回だけかな。

もう、宇都見が犯人で終わってしまった方が良かったです。

 

 

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。

 

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