こんにちは!malcoです。
「イチケイのカラス」第8話が放送されました。
以下、ネタバレ含む感想です。
視聴がまだの方はご注意ください。
★第7話の感想はこちらから!
ネタバレ感想
今回は、万引き犯が万引き犯を止めて、傷害事件に発展…という複雑な公判でした。
ややこしかったですが、見応えはありました。
被害者・山寺(朝加真由美)が2回殴られたと解った時には、あぁ絶対旦那が保身のためにやったな、と思ってしまいましたが。
うーん…先入観( ̄◇ ̄;)
まさか、自分で殴っていたとは。
そして何より、万引きしていた教え子・潮川(真凛)を止めた山寺自身も万引きの常習犯だったという…こちらもまさかの展開。
「先入観」あるところに「まさか」ありですね。
どちらも「自分のようになってはいけない」と相手のことを想って止めていたのに、こんな事件に発展してしまうとは。切ないです。
「クレプトマニア」というのは初めて聞きました。
檻のような日常から、少し抜け出せる瞬間。
犯罪ではない事で見つけられたら良かったのにな〜。
今回も、みちお(竹野内豊)の言葉が沁みました。
「助けてと言うのは勇気がいる。弱い自分を認めることになるから」
「勇気を持って助けてと言ってみるのはどうか。言葉にしないと分からないこともある」
大丈夫?ってきかれると、大丈夫って答えてしまいますよね。
大丈夫じゃないって答えるのは、確かに勇気が要ります。
それは自分が弱いと認めるようで悔しいから、というのもあるし、周りの人に迷惑がかかるから、というのもあると思いました。
大丈夫じゃない時ってのは、必ず多くのものを抱えてますからね。
それを誰かに背負わせることになると思うと、その相手が迷惑をかけたくない人であれば尚更、大丈夫と言ってしまいそうです。
「大丈夫?」と尋ねる側からすると、自分が背負ってる荷物が重すぎて、相手の荷物まで背負い込みたくないって場合もあります。
相手の荷物の重さを慮る余裕がなかったり。
いやいやそのくらい自分でやってくれよ〜という、押し付け合い。
夫婦間では起こりがちですね。
職場内でも起きると思います。
助けてほしいと言える事も時に必要ですが、相手の荷物の重さを確認してあげるのも大切ですね。
荷物を分け合える家族でいなきゃいけないなと思いました。
ちゃんと気持ちを伝えるのって、難しいですけどね。
千鶴(黒木華)に気持ちを伝えた石倉(新田真剣佑)は…可哀想でした。
伝え方によっては伝わらないこともありますよね。
うん。頑張れ石倉くん。
この第8話は始終、川添さん(中村梅雀)が可愛かったですね。
部長とそう変わらない歳なのに、何故かいつも大変な役を回されてます。
自転車に乗ったり、川をさらったり。
痴漢を追いかけて走って、痴漢に間違われて。
愛らしさに満ちてるな〜(´∀`)
しかも痴漢が男装した若い女性だったという。
これまた先入観( ̄◇ ̄;)!
出世して派閥争いに巻き込まれるより、イチケイで和気藹々と仕事できる方が楽しい人生が送れそうですよね。
これでいいのだ。これがいいのだ。
最後にはバカボンのパパにしか見えてなかったですよ。
このまま定年まで…という前振りがあったので、ひょっとして転勤してしまうんじゃ…と思いましたが、何もなくてホッとしました。
そしてラストにサプライズ。
みちおの甥っ子は武井壮さんでした。
甥っ子という響きと、これまでのみちおの甥っ子の話から、小学生の中、高学年くらいかなぁと想像してましたが。
オッサンッ( ̄◇ ̄;)!
またまた先入観( ̄◇ ̄;)!!
今回は「先入観」と「まさか」の1時間でした。
しかし、武井さんの「先入観もまた大切」という話も納得。
見た目で「こいつは危ないかもしれない」というのは本能として必要ですよね。
百獣の王・武井壮が言うからこその説得力もありました。
それにしても武井さんと竹野内さん、並ぶと案外似てましたね。
次回は裁判員裁判が取り上げられるようです。
めっちゃ興味あるわ〜。
次回も楽しみです。
★原作は浅見理都さんの漫画です。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
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